7月前半

七夕すぎてもけんかを売る 08/7/8 (科)
今日の分の期末テストが終わった午後、職員室で修学旅行の打ち合わせの準備をしていると、ガンガン着信。某スーパーなオート量販店からだ。
「いろいろ聞いたんですが、保証できないと言うよりも、ジュースがこぼれていることによって起きた基盤の腐食箇所があったので、修理はできないと言うことです。」
「はぁ!?ジュース???」
俺は職員室で素っ頓狂な声を上げてしまった。隣で採点をしている学年主任がこちらを振り向くのが視界の隅に映った。
だってさ、あまりに意外な答えだったんだもん。てっきり規約にあるとおりにソフト上の問題とか言ってくるものと思い込んでいたが、よりにもよってジュース!
断言しよう。
ジュースをこぼしたりかけたりしたことは、ただの一度もない。カップホルダーの位置からして、車がひっくり返りでもしない限り、誤ってかかることもない。ナビ自体にも、そのような痕跡は全然無かったはずだ。少なくとも、俺はジュースのこぼれあとだのを拭き取ったことすらない。
なのに、ジュースをこぼしたことによる腐食がある?!これ、購入後まだ1年半のナビだぜ?腐食するほどって、一体いつから俺はジュースをかけてるわけ?これをたまげないでいて、一体何にたまげればいいのでしょうか!?はっきり言って、ねつ造じゃん!
しかも、そのような原因がある場合は修理しないってのはどういうこと?保証しないならわかるけど修理拒否???買い換えろよゴルァってこと?
「どうしても基盤の修理をということでしたら、メーカー修理になります。ただ、今のところこちらではお客様の言う不具合が起きてませんので、腐食が不具合の原因かどうかも、どの部品が原因とかいうことも特定できてません」
なんだそりゃ?何の連絡もなしほったらかしになってたかと思えば、今更原因不明ときた。
おまけに、
「基盤の修理なしで良ければ見込み修理をいたします。その場合は、単純にお客様の言う不具合が起きる原因となる部品を保証の範囲内で交換いたします。その場合、基盤の修理はしていないので、その後同じ不具合が起こる可能性もあります」
もう何でもいいから俺のナビ返してよ!
「延長保証の場合、修理内容の確認のために書類のやりとりを東京としなければならないので、かなりお時間がかかるのですが…」
「どれくらいかかるんですか?」
「1~2週間はかかるかと思いますが…」
ヲイ!
この上さらに1~2週間だと!?
「みなさん、そんな時間のかかる手続きをやってるんですか?」
最初は1~2週間かかりますと言った。それから3週間音沙汰無しだったからこっちから電話したらこの有様。加えてさらに1~2週間!俺が電話しなかったら、一体どれくらいまで伸びたことだろう!
こんなひどいことをみんなされてんのか?
延長保証の権利を買う時にはそんな説明はなかったぞ!
現状でナビがあった場所は配線が丸見え状態。みっともないったらありゃしない。不具合が見あたらないってんならとにかく返してもらわないと、今後の業務にも支障がある。仕方がないのでとにかく交換なら交換してもらって返してもらうことにした。

全くひどい話だ。もう二度と某スーパーなオート量販店では何も購入しないぞ!全く信用できない!やっぱり値段は高くてもメーカーで購入した方が後々のためにも良いようだ。
久々にはらわたが煮えくりかえった。

七夕にけんかを売る 08/7/7 (月)
某スーパーな自動車アクセサリー量販店でDVDナビを購入したのが一昨年の10月くらい。よく8月には目的地履歴が消えるという不具合があった。7月に行った家庭訪問のデータがすべて消えて、ショックでかいぜ~
その後1年以内に同様の不具合が1回、今年度に入って同じ不具合が1回と、さらにタッチパネルがうんともすんとも言わなくなってしまい、もうどうしようもない。中に入れっぱなしのせいたのトーマスDVDも出せなくなっている。メーカー保証の1年は過ぎているが、某スーパーな2年延長保証に入っていたので、先月修理に出した。それからすでに3週間。当初修理期間は1~2週間程度と言っていたのにおかしいなと思い、今日電話してみた。
間ははしょって、結局どうなっているかというと、3年間保証では修理できない部品が混じっているので、有料修理になるとメーカーで言っているとのこと。

ちょーっと待った!
なんじゃそれ?
俺はメーカー保証が3年間に延長されるのと同じだと聞いて延長保証という商品を買った。なのに何?保証が利かない部品って?そんなのがあるって聞いてません。それを言い出すなら、どんな修理だって保証対象外部品有りってことで有料にできるじゃん。最初の説明でそんなの聞いてないよおかしいよそれ。
「水をかけたとかさびたとか、明らかなお客様の過失とか、通常ではない使い方をなされた場合とか…」
「僕はどれもしてません。普通に使ってただけです」
「プログラム上の問題とかも保証対象外で…」
「僕のがそれに当たるんですか?もしかして、最初の不具合の時に修理に出さなかったのが悪いとか?」
「それはありません」
「そもそも、メーカーは1年しか保証していない。それをそちらの商品として2年延長保証しているわけですよね?だったらメーカーが保証対象かどうかとやかく言うことじゃないんじゃないんですか?そちらの保証なわけだから、メーカーがカバーしない部分も含めて延長保証なのでは?」

窓口のお姉ちゃんを責めても仕方がない。どの部品が対象外なのか、詳細は明日メーカー担当から連絡があると言うことだから待つしかないが。
その後、某スーパーなHPで保証について調べてみたが、データやプログラムなどのソフトウエア上の問題は保証外と書いてあった。初耳だって、それ。そもそも、最初の不具合がソフトの問題なら、それって初期不良なのでは?それに、どれが何の問題にあたるのかなんて、素人にはわからないよ。結局最初の時点、メーカー保証期間中に修理に出さなかったのが悪いとかって言われるのか?
納得いかねーなー。

交通安全 08/7/6 (日)
読売新聞によると、神奈川県相模原で午前1時半頃、若い警官が自宅の隣りの駐車場に乗用車をバックで止めようとしたところ、駐車場入り口に寝ていた無職の男性をひいた。無職男性は病院に運ばれたが間もなく死亡した。無職男性は酒に酔っていて、一方の警官は買い物をした帰り。「暗くて人が寝ているのに気付かなかった」とのこと。
警察では、安全確認が不十分だったとして、自動車運転過失致死容疑で調べているんだってさ。

酔っぱらって、見通しの悪い道路のカーブ地点で車道の端に寝てる人、街頭のない狭い道の真ん中で寝てる人、暗がりの交差点付近で寝てる人…本来なら存在しないはずの場所に、しかも見えない状況で寝てる人って結構見かけます。
見えない場所なのに見かけます うふ

こほん
運転中の事故って、なんか納得いかないことが多いでしょう。
たとえば、信号無視して出てきた奴にぶつかったら、お互いに動いてたという理由で過失割合が来るし、優先道路を走行中に見通しの良い交差点で、こちらの通過待ちをしていた(と思っていた)車両が目の前でいきなり出てきてぶつかったら、やっぱり危険予測が足り無いだの徐行しなかったという理由で過失割合来るし。数え上げればきりがない。
そもそも、信号ってお互いに守るのが前提じゃん。守らないかもしれないって常に考えて運転してる人が一体どれくらいいると?信号を守らない奴が全面的に悪くならないって、交通ルール自体が意味ないって言ってるようなものじゃないか。危険予測が足りないだ?通過直前まで停止していた車がいきなり出てくるということを予測して、見通しの良い交差点で常に徐行する人って一体日本中で何人いるのでしょう?おまけにこっちは優先道路なんだしさあ、徐行なんかしたら逆にこっちが後ろから追突されるよ。

で、上の巡査だって迷惑な話だろ。普通はそんなところに人が寝てるとは思わない。ましてや時刻は午前1時半。状況がわからないけど、きっと暗闇だったんだろう(ということにしておく)。それで過失致死ですか???

って思っちゃいけないんですよ。
日本はそういう法解釈する国なんだから。
従って俺は、交差点ではいかなる時でも通過中にブレーキに足を乗せてます。
通過待ちしてる車がいなくても、交差点ではいつでもブレーキ踏めるようにやっぱり足をブレーキペダルに乗せてます。
かりに急ブレーキになって追突されても、それは車間距離が足りない後ろの車が悪くなるのだから。

さて、先日、車をぶつけました。しかもバックで。巡査の件が人ごととは思えません。しかも俺の場合は昼日中、明るい中でです。人こそ轢いてませんが、バンパーはめちゃくちゃになってます。
相手は壁。せいたの保育園の壁の角に、バックでぼこん。
だってさー、保育園の駐車場って道路脇に一台ずつ仲良くバックで並んで駐車すべしってことになってるんだけど、ほんとに狭い上に坂なのよ。駐車場自体が坂なの。バックでふかすとすぐに壁なの。でも、道も狭いしできるだけひっこめなきゃなんない。
せいたを送る時は6時45分までに家を出る。すると保育園到着は7時前後。その後に学校へ行くと到着はだいたい7時半過ぎだ。その日は朝一で生徒指導があって、どうしても7時40分までに学校に着かんといかん。道路はいつも混んでいて、しかも時間を追うごとにますます混んでいく。自宅を出るのが5分遅れれば、せいたを送って学校に着くのが15~20分違ってくる。いつもより早めに家を出たいのだが、こういう日に限ってせいたは朝からぐずる。結構焦ってたのよね。
しかも、当該生徒はよりにもよってそんな日に10分も遅刻して来やがった。当然指導は延期になたが、俺は腹の虫が治まらない。一体何のために俺は早くに出勤したのか。しかも車をぶつけてまで。
後日談だが、こいつはその後二日間体調不良で欠席。二日間とも同じく40分までに俺は学校に着いている。無駄に二日間とも早くに出勤させられ、それを可能にするためにせいたは無駄にせかされ叱責されどやしつけられたのだ。一番の被害者はせいただろう。
ちなみに、素直に学校に向かえば7時過ぎに家を出ても余裕で7時半までに到着できる。混んでなければさらに早く、たったの20分でつくのだ。ママが体調を崩すまでは、俺は7時20分までに到着することを常とし、学校で3番目に早い出勤をし、教室の掃除やら授業準備やらしていた。当然安全運転ですよ、もちろん。しっかし、本来なら20分でつくのが、せいたを送っていくためにちょっと回り道をすると1時間近くに増えるんだよなあ…マジ、ストレスです。

ともかく、いついかなる状況下でも、常に危険予測を行いつつ、安全運転を心がけましょう。

2008年シチューの旅 08/7/5 (渡)
お盆とかには関係なく、墓参りに行く時期だ。昨晩、
「せいちゃん、パパは明日の朝早くお墓参りに行くけど、せいちゃんもつきあう?」
「ん?ぼくねー、お墓参りできるよ」
「朝うんと早いよ。パパはいつもより遅いくらいだけど、せいちゃんはかなーり早起きしないといけないんだよ。起きられるの?」
「ぼく起きれるよ」
「ほんとう?じゃあ、起きられなかったらおいてくからね。いい?」
「だめ~」
「じゃあ、はやくおきな」
というような会話があったのだが、きっとせいたは忘れているだろう。
でも、もしかして覚えてたらまずいし。。。
で、とりあえず声をかけてみる午前五時。
と、せいたったらすぐに起きやがった。なんて目覚めの良い奴。夕べの約束も覚えていたらしいし、3歳児って侮れないなあ。

墓参りして帰宅後は、すぐさまアトリエ建築だ。早朝は曇っていた空だったが、午前7時を回ることから見る間に明るくなりだし、9時を過ぎる頃にはすっかり真夏の午前中のような陽気になったね。一日中屋外作業で、ず~~~っと滝のように汗を流し続けだった。ペットボトルで水を飲みながら作業したが、飲むそばから汗になってた気がする。流れ出る汗が乾く間もない感じだったからか、一応屋根が完成して4時過ぎに作業終了しシャワーを浴びると、顔なんかサウナに入ったあとみたいにつるつるだった。
じっとり汗ばむのは気持ちが悪いが、流れる汗はかえってすっきりするもんだし。道理で青春に汗がつきもののはずよのう。

ところで、機械を止めて静まりかえってみると、いつもなら屋外までゆめの叫び声やらせいたの嬌声やらが聞こえてくるはずなのだが、なんだか不気味なくらい物音一つしない。聞こえるのは、相変わらず屋外作業すると必ず監視にやってくるスズメバチ衛星の羽音と、いまだに時折聞こえるホーホケキョくらいだ。おかしいなあと思いながら離れから家の中に着艦すると、まず離れには猿の死体があった。どうやらここまでたどり着いて力尽きたとみえ、転々と絵本やらミニカーやらと痕跡を残している。それをたどってママとゆめがいるはずの居間に寄ってみると、爆弾が爆発した痕跡がそこかしこにあった。絵本、ぬいぐるみ、体液を吸ったティッシュやタオル、わけのわからん湿った紙片や現金などが散乱していて、おそらく激しい戦闘があったものと思われる。と、テーブルの横には半裸様のエイリアンに寄生された人型の死体があった。さらにその横では、まだ息のあるかわこちゃんがテレビに釘付けだった。かわいこちゃんは、息の続く限り汚染物質をまき散らす腹のようで、まだどくどくと体液を分泌し続けている。
この状況から察するに、おそらくお猿王子とかわいこちゃん女王様との間に数次にわたる戦闘が行われ、巻き添えを食った人型が息絶え、その後戦闘に負けたお猿王子が離れに逃亡、息絶えた。女王様はまんまとテレビの視聴権を手に入れた といったところか。

外地での作業を終えて無事内地に帰還したが、不在の間に内戦が勃発、既にそこにはふるさとはなかった…
俺は静かにハッチを閉め、再び船に乗り込むと、買い物の旅に出たのだった。
人型に代わって食料を調達せねば。。。
今夜はシチューにしよう。

部屋干しは、魚のカヲリ 08/7/4 (菌)
ママが家事をほとんどできないので、洗い物や洗濯物がたまるたまる。帰宅すると、ほんのりといや~な臭いが漂っている。おそらく、まだ普通の人には感じられない程度だろう。俺はことさらに鼻がきくので、かすかな悪臭でも人の数倍強く感じてしまう。なにしろ、魚を料理したあとのまな板で切った肉に移ったかすかな魚臭を、焼き上がったショウガ炒めから嗅ぎ分けるほどに。まな板をよっぽどしっかりと洗ってもだめ。そのせいで、まな板は魚用とその他用に分けてある。昨日はママが夕飯用にトウモロコシをおいしく焼いてくれたのだが、焼き網に残ったかすかな魚臭を感じ取り、一個目はがんばったが二つ目はどうしても食べられなかった。

魚が苦手なだけだろうって?
ズバリ☆それは言えてる!

それはもう、部屋干ししている干したばかりの洗濯物のそばを通っただけで、その中に既に洗い直さねばならないぶつが混じっているのを見破れる、いやさ嗅ぎ破れるほどだ。正確には嗅ぎ分ける か?
その部屋干しのくっさい臭いってのが、俺には魚が腐った臭いに感じられるのだが、みんなはどんな臭いをかいでいるのだろう。

まだ部屋干しの臭いを防ぐ洗剤なんかが発売されていない頃、長年の一人暮らしで研究した結果、部屋干しの臭いを防ぐ方法をいくつか発見した。なかでももっとも有効だったのが、『重ねないで干す』だ。
バスタオルなんか干すと下に長いが、これを二つ折りになんかして干した日には、内側の重なった部分は雑菌が繁殖しまくって、干した数分後には臭いはじめる。一個臭えばそれが周りに感染する。部屋干しの臭い自体はそれ用の洗剤で防げても、この重ね効果ばっかりはどんな洗剤を使ってもダメだ。室内でも風の通りの良い部屋や屋外ならそれでもいいが、密閉した室内では絶対やってはならない禁断の用法の一つである。また、隣同士が接近しすぎてもダメ。特に厚手のバスタオルは、接近しすぎても重ねの効果が現れてしまい、すべて臭いの温床になる。
とにかくバスタオルは要注意なのだ。
さっきまでしゃがむことが大変で洗濯ができにくいママに代わって大量の洗濯物を洗っては干し洗っては干ししていたのだが、既に昼間にママががんばって干した中にもこの禁断の用法を用いたものが幾多有り、ちょっとでも臭いがあるものはすべて洗い直しだった。
つゆだし、室内干しせざるを得ないこの季節、せめて天気の良い日には屋外に干したいが、外に物干しがない我が家はいかんともしがたい。
切ないのは、敏感すぎるこの鼻と、重すぎるママのつわりか。

産科受診 08/7/3 (杢)
1時間目の授業はなく、2時間目の授業の準備を進める平和な朝。明日からは期末試験が始まる。俺は今の学校に来てからはじめて美術でテストを行うので、その準備もあってなかなかに忙しい。
そのさなか、ママからメールが。。。
朝からとっても調子悪そうだったが、やっぱり病院に行きたいと。今の彼女はとてもじゃないが車の運転もままならない。俺が連れて行かざるを得ないので、授業の都合を付けて早退し、午前11時半の予約で受診した。
11時半の予約にもかかわらず、診察は午後2時に開始された。
待ったね~
昼飯も食べずに待つこと2時間半。既に読み終わっているハードカバーを持って行ったが、待合室で待つ間にさらに半分読み終わってしまった。ちなみにその間、ママはうたた寝してました。ほんとはテスト問題を作らねばならないし他にもやること一杯。時間がもったいなかった。いやそれ以上に、無為に過ごした2時間(昼休みをのぞく)分の年休がもったいない。おかげで今学期最後の授業が一つ自習になってしまったし。

診察ではエコーも一緒に見たが、お腹の子供は五体満足で全く異常なし。もしかしたらという懸念があった口唇口蓋裂も、今回はなかった。
不調の原因としては、ママの心配しすぎで自律神経がおかしくなっているのだろうと。
俺は少なくとも筋ジスでないとわかった時点でその他のことは一切かまわなかった。また口唇口蓋裂ならそれも仕方ないし、そのほかの疾患があったとしても、それも仕方なし。筋ジスは俺とママの遺伝子にその因子がある以上、俺たちの責任であるが、その他のことはこれはもう運だ。それを気にしていてもしょうがないじゃないか。もうお腹の中で大きくなってることだし、どうであったとしてもよっぽどでなければ産むんだし、結果が同じなら心配するだけ無駄。
というのが俺の考え。
俺、B型で美術家のくせに合理主義者だから。無駄なことはしないの。
でも、ママは違った。密かに深く考え込んでいたらしい。その結果が自律神経系の不調なんだろう。こういうとこだけA型なんだよなあ。ママなんか普段は全然A型じゃない、むしろ日常生活においては俺の方がよっぽど神経質なのに、悩んでも仕方がないようなとこだけA型でやん。

それはさておき、長い待合の間、ずーーーーーーーーーーーーーーーーっと走り回っていた4~5歳くらいの女の子がいた。母親、祖母、おばさんなどなど7~8人くらいの大勢さんで来ているブラジル系団体さんの一員だった。この団体さん、まーうるさいことったらずーーっとべちゃくちゃと大声で話していて、また、この子供がとにかくうるさい。走り回るだけでなく、ベビーベットにもよじ登るわ椅子の上ではねるわ、やりたい放題。妊婦さんの中には明らかにママと同じく調子悪そうな人や、あからさまにイヤそうな顔してみているママさんもいたが、注意する人は誰一人いなかった。中にはぶつけられた人もいたし、俺の前を通る時も何度かぶつかっていった。
祖母か母親らしき人は時折声もかけているが注意している風でもない。言葉がわからないので何とも言えないが。
そのうち後ろ向きに回り出し、ついにママにぶつかった。さすがに後ろ向きでは走れないと見えて歩きだったが、我慢の限界。言葉がわからないだろうことは百も承知で、
「ねえ、そんなことしてるとぶつかって危ないでしょう。あぶないよ。やめなさいよ」
と、背中を押さえて極力優しく注意したが、このくそがき、目もあわさんと無視しやがった。俺の手を力ずくで突破して、その後も同じ動作を続けていた。さすがにこちらには来ないかと思いきや、来たんだよなあ。今度は親の携帯片手に何回もちょろちょろと。わざと来てるなとわかるぞ。今度走ったらきつめに叱ろうと準備していたのに、ママの順番が来て呼び出されてしまい、空振りだった。
いくら産科だから明らかなけが人も病人もいない場所とはいえ、いい大人が大勢で来て大騒ぎし、走り回る子供も野放しって、日本人では考えられないと思ってしまうのは俺が世間知らずだからか?
いやいや、風潮がどうであれ、俺はこんなマナーの悪い親子と病院で遭遇したのは初めてだったよ。もっとも、病院自体滅多に行かないんだけどさ。病院だからこそあり得ない風景に見えたね。ま、少なくとも、日本人だからってみんなが何にも言わないと思ったら大間違いだってことはわかったろ。俺みたいな大人もいるんじゃ。

利便性の弊害 というより、利用する者の人間性か 08/7/2 (粋)
いつものようにネットでニュースチェックしていたら、バリアフリーに関する記述を見つけた。要約すると、こうだ。
昔から4階以上の建物にはエレベーター設置が義務づけられているが、当然マンションにも設置されていて、大人も子供も日頃からそれを使用する機会が多い。バリアフリー化が進む昨今は、そこかしこの建物にエレベーターが設置され、2階建てのスーパーでも駅でもエレベーターがある。最近の子供たちはジャンプができなかったり階段の上り下りが苦手になってきているというのだが、どうもエレベーターの利用がその原因ではないかと。
記事の中ではさらに、運動会では順位付けは不平等だの怪我したら大変だのと言っておきながら、いざ我が子が走り始めたらルール無視でいけない場所まで出てきてビデオを取り始めるだの、授業参観では授業を中断させてまで我が子を写メで取りまくる、いわゆるもんぺのくだりがある。そのような馬鹿親が我が身の楽のために一緒に出かける子供と共にエレベーターばっかりを使うことによって、子供たちに悪影響があると言っている。これら利己的で間違った価値観を持った親に育てられた子供たちが、将来どのような日本を作っていくのかはなはだ不安であると。

たしかにねえ、あんたはわざわざ使う必要ないじゃんという連中が大勢エレベーターに乗ってて、おかげで使わないわけにはいかないんだよっていうベビーカーや車いすの人がなかなかエレベーターに乗れない場面なんかしょっちゅうだもんな。まずもって降りて場所を譲ってなんかくれないし。利己的と言えば確かに利己的な人が増えているだろう。それにつきあわされる子供たちは、本人たちにはそんな意識はなくても長い目で見たらいい迷惑かもしれない。





これを読んで、あっと思った。
ゆめは車いすで外出するのでエレベーター利用は大前提なのだが、一緒に行動するせいたは全然エレベーターを使う必要はない。でも、俺1人で子供ら2人を連れて行く時は当然のごとく、ママと家族4人で出かける際も、やっぱりエレベーターを使う。一つには、階段とエレベーターの場所が離れている場合が多いので別行動をとりにくいというのもあるし、わざわざ別れる必然性がないとうのもある。でも、せいたがエレベーター利用を当然のことと思うかもしれないというのは考えになかった。
こりゃー、いかんぞ。
俺自身は普段エレベーターは滅多に使わない。県庁出張で10階まであがりますっていうなら別だが、普段使うホームセンターや大型スーパー、せいぜい3階までのぼるくらいの市役所ごときなら混んでるエレベーターなんか使わずにさっさと階段を使ってしまう。自分の楽のためにエレベーターを使うという考えは俺の中にはない。ないが、せいたも同じとは限らないわなあ。ましてや小さい頃から使ってたら、ただでさえどこにあるのかわかりにくい階段なんかを探してわざわざ使うなどという可能性は無くなるかもしれないのもわかる。本来バリアフリー化やユニバーサルデザインは、乱暴に一言で言ってしまえば、誰にとっても使いやすい物作り町作りを目指すものであり、誰がそれを利用しようとかまわない。しかし、もの心つく前から当然のように親とともにエレベーターを利用し続けてくるうちに、エレベーターを使うのが当たり前で階段は使用しないという感覚になり、その弊害として上記のような現象が起きているということなら、これはいかんよ。
でもまあ、昔からSFの世界では何万年もの未来世界、世の中があり得ないほど便利になった世界では、人間は使わない体が退化して頭でっかちになるというのは以前から描かれてきている。それが現実になってきているということか。現実化の兆しがだいぶ早い気がするけど。

さて、ではがんばってせいたと俺は階段をせっせとのぼることにしようかね。