keikoba日記
平成15年7月
31 日 (木) |
いよいよ日曜日に「はじめての出会いの会」が開催されるYYアドベンチャーのスタッフ打ち合わせ。鉄兵ちゃんに打ち合わせを任せて、参加者用パンフレットの印刷などを行う。ここまでくれば準備不足をどうこう言っても始まらない。「やってやる!。」って心意気が大切だ。そう、イベント運営の極意“始まるまでは悲観的、始まったら楽観的”だ。 |
30 日 (水) |
地下足袋を万引きした中学生を追いかけて車にしがみついた店主が電柱に激突して亡くなった。何ともはや。 神奈川の書店での話しもそうだが、世の中“万引き”というものを軽く考えている風潮がある。“万引き”というと遊びという感じになるが、あれは間違い無く“窃盗”だし見つかった時に脅すような言葉を言えば“強盗”になる訳だ。そこを勘違いしてはいけない。“窃盗”を“万引き”と言い、“犯罪”を“非行”と言い、“売春”を“援助交際”と言う。そんな言葉の遊びをしている限り子供は良くはならない。 もっとも神奈川の書店の事件でTVカメラの前で「本屋なんて万引きはしょっちゅうあるんだから、捕まえて警察に突き出すのではなく、もう少し配慮して欲しいですわ!。」なんてほざいているオバさんがいる限り叶わぬ望みか? |
29 日 (火) |
配役決定に向けて読み稽古が続く浜松キッド。が、演出の山田さんは未だにしっくり来ていない様子で今日も配役決定に至らず。若手は読むことに一生懸命のあまり、役のイメージを掴む作業をしていない気がする。まぁ僕も掴もうと努力しているだけで効果としてはなかなか現れないが、努力しているうちにできるようになるもの。前回の公演よりレベルが高い演技ができるようにがんばって欲しい。やがて自ら上達を感じられるようになれば凄く楽しくなるし、それが全体のレベルアップに繋がっていくのだと思う。 |
28 日 (月) |
昨日の運動(?)のせいか痛みはないが全身の筋肉がだるい。若いんだか年取ってんだか。 |
27 日 (日) |
YYアドベンチャー現地下見で観音山少年自然の家にやってくる。何事も現場で実際に見なければ計画も何もない。現場百回、百聞は一見に如かず、である。 チェックすべき事柄を確認した上で高校生+新規の大人スタッフは高校生たちが企画した「ナイト・ウォークラリー」のコース、僕と鉄兵ちゃんは沢登りのコース下見をするべく出発。少々(?)運動不足気味の2人だが意気込みは特筆もの。理論より実践先行で活動してきた我々、何より2人とも“楽しみ方”を知ってるよ。 これまで何ヶ所かで沢登りを体験してきたが、途中で数ヶ所ロープで滝が流れる傍の岩肌を登ったりと、このコースが一番ハードかつ楽しい。自然を利用した「フィールド・アスレチック」という感じで気持ちのいい汗をかける。木陰に清流でとても涼しいし。妙に“艶っぽい”木もあったりして(^0^)。 時間と危険なヶ所を確認しながらのちょっとした旅。舞台に耐えるための身体訓練にもなったし、かなり疲れたが充実した一日だったな。この楽しみを知らない人は可愛そうだよ。部屋にこもっていずに、僕らと同じフィールドに来てみろや! 絶対損はさせまへんで! |
26 日 (土) |
「在宅介護講座」なるものに参加する。実技重視かと思いきや、教室で理論が多し。たいして動いてないのに妙に疲れたのぉ。 補記:昨年出張で行った気仙沼は今大変じゃのぉ。しかしニュース番組で被災地の行政職員に現地の状況を聞くのはいかがなものか? 特に総務課長あたりはとっても忙しいんじゃない? |
25 日 (金) |
休養のおかげで体調かなり復活。休んでられない今日は職場の引越し。社屋耐震工事のため4ヶ月弱駐車場の一角に建てられたプレハブでの業務だった。人員削減のため、プレハブに来た時より人数が減っている我が職場。引越し作業だけでもいい運動である。 夜は組合主催の納涼祭。組合の役員が昨年で終わっているのだが、前年の福利厚生部長(言い換えればイベント部長)はサポートとして残ることになっているのだそうで。もっとも引越し作業で準備には参加できず、ほとんど役にはたっていないが。それでも責任が少ないのと今年はAと一緒に茣蓙敷いて参加したことで昨年までとは気分が違って、嫌で仕方が無かった納涼祭もけっこーええもんやのー。来年も参加すっか。 |
24 日 (木) |
体調不良のためYYアドベンチャー・スタッフ打ち合わせを欠席。今風邪こじらず訳にはいかんからね。とは言え本番間際になったYYも心配である。みんな、ごめんなぁ〜。とにかく休養重視で爆睡。 |
23 日 (水) |
昼間頭痛くて、夜寒気と鼻水。…風邪か? |
22 日 (火) |
キッドの稽古。今月中の配役決定を目指して読みを進める。19:30が開始時間なのだが、集まりが悪くなかなか定時には稽古が始められない。皆社会人だから無理もないのだが、今回の作品は公演時間が休憩を入れて2時間の予定。稽古場であるあいホールの使用は21:30まで。19:30に読み始めなければ最後まで辿り着けない訳で、けっこーつらい状況。それでも次の金曜日を経て来週火曜日の稽古には決定に至ることができそう。配役が決まれば後は如何に早く台詞を覚えて台本を手放すことができるか、個々の役者のやる気にかかってくる訳だ。公演日まで残り117日。とはいえ現在のペースに例年の状況を重ねると稽古回数は60回弱。さてさてがんばりましょー! |
20 日 (日) |
浜松キッド稽古特別編(?)。午後いっぱい使って読み稽古をし配役を決定しようと思ったが、意向に反して参加者ちと少なめ。おいおい頼むで〜。読む稽古は初めて最初から最後まで通して読むことはできたが、結局配役決定には至らず。先行き不安…。 |
19 日 (土) |
夏休み前最後の北浜スポーツクラブサッカー教室。スムーズに練習メニューをこなしてミニゲームに入りたかったが、子供の一部がふざけて指示を聞こうとしないため、久しぶりに叱る。北スポは技術の向上よりもスポーツを楽しむことに主眼を置いてはいるものの、やはり伝えるべきことは伝えなければならない。勝ち負けにこだわるスポーツ少年団とは異なり、そこのサジ加減は難しいところだ。 休憩時間にも動きまわる子供たち。ええ加減元気だ。→ 夜はSTUDIOコクーン・プロジェクト公演『ゴドーを待ちながら』を観劇する。ちょうど半世紀前に初演された“不条理劇”の古典とも言うべき作品である。分かりやすく言ってしまえば“不条理劇”とはストーリー展開は特にない芝居であるから、正直苦手なジャンルではある。しかしこれが実に楽しい舞台であった。特に主役の一人の緒形拳の力の抜けた演技は特筆。苦手なのにこんなに楽しかったのは、同じく主役の串田和美も含めて役者の演技力が高いためか?それとも50年間も多くの国で上演されてきた作品の完成度が高いためか? 会場がごく普通の倉庫というのが作品とマッチングしていて良い雰囲気。これからは“不条理劇”だと食わず嫌いするのはやめよう。もっともアマチュア役者に手を出せる感じではないけどね。とにもかくにも観て損はない公演でした。ただ同じ時間帯に近くで花火大会があったのはヒジョーに残念。日程調整はできなかったか? |
18 日 (金) |
ウィーク・エンド。Aがストレス発散にボーリングへ行こうというので付き合う。ストレス発散にボーリングに行くと、えてして逆に溜めて帰ることが多い(^_^;)。今日は如何に? YYの資料の受け渡しに鉄兵ちゃんと会わねばならなかったのでついでに誘ったりする。今日の成績は良くもなく悪くもなく平均で楽しむ。 隣のレーンでマイボールで練習するオジサンたちとのコントラストが笑える。 ←迫力ある鉄兵ちゃんと 苦悩するなべ→ |
17 日 (木) |
YYアドベンチャースタッフ打ち合わせ。参加申込期間は過ぎたが参加者が少ないため追加募集をすることに。日程&プログラムを確認しつつ、今年高校生になってリーダーとして参加してきてくれるメンバーに参加者が少ない理由で思い当たることがないか聞く。自分たちの気付かない内に、毎年のプログラムがワンパターン化していたようだ。来年以降気分一新して新しいYYアドベンチャーを企画し、協力にPRしていかねばなるまい。そのためにも今年のYYが重要になるな。 補記:不用意な一言で混乱を起す。まだまだ修行が足りない。反省。 |
16 日 (水) |
メールで昨日の稽古の様子を知る。みんなかなりやる気が出てきているようで嬉しい。この調子で早く配役が決定するといいなぁ。 |
15 日 (火) |
ばーちゃんの初盆の楽日。在住する静岡県の遠州地方は盆が派手で、さらにかなり狭い範囲の地域地域で風習が異なることをこの歳になって初めて知ったりする。妻帯者となって親もいつまでも元気でいる訳ではない。親戚よりも近所の長老に聞いて覚えんといかんのぉ。 精進落しで親戚に付き合って酒呑んでしまい、キッドの稽古を休む。少々焦りを感じつつ、“跡取り息子の嫁”として気苦労したAに「ご苦労様。」と一緒にワインを呑む。あ、結局呑んでるわ。 |
13 日 (日) |
盆義理で多くの人が集まってくる。死んだばーちゃんは顔が広いのぉ。雨が凄くて大変。親戚や人が集まってくると、やっぱりややこしや〜、ややこしや〜。 |
12 日 (土) |
Aに急かされて映画『マトリックス・リローレット』を観に行く。昔『スター・ウォーズ』を観た時にSFXがもて囃されたのに違和感を持ったのを思い出した。元々『ゴジラ』を筆頭に円谷英二の所謂特撮が大好きだった僕としてはSFXは技術ではなく、コンピューターを使って誤魔化しただけと思ってしまったのだ。まぁ『スター・ウォーズ』はストーリーが魅力的でSFXだけを売りにしていた訳ではないので良かった。しかし『マトリックス・リローレット』ははっきり言ってストーリーはたいした事は無いのにバトルシーンのSFXは凄い、と言うより「こんな凄い映像を造れるんだぞー!」と自慢しているかのよう。アマチュア出身のB級映画監督の作品にこの手のが多いな。 夜は夢の島プロジェクトの稽古。いつものメンバーは諸事情で欠席で、小池さん、林田さん、島田さんと浜松キッド所属の役者Onry。これはこれで楽しい。顔触れはキッドだが稽古メニューは夢の島。じっくりとストレッチをやって、発声練習、ストップモーションといい汗をかく。キッド新人の島田さんは芝居の基礎練初体験で目が輝いてたね。小池さんは相変わらず稽古も笑わせてくれている。おかげで笑いの絶えない稽古になりました。とは言えストレッチやストップモーションでは身体がギシギシと鳴ってしまう。正直太ってしまって芝居ができるコンデションではないな〜。自主トレしなきゃ! |
11 日 (金) |
昨年無くなった祖母の初盆。本来13〜15日で行うのだが、昨年葬式が多かったらしく、初盆坊さん大忙し、結局変則日程となった。 親戚が大勢集まってきて、跡取息子は右往左往。ややこしや〜!ややこしや〜! |
10 日 (木) |
参加者募集中のYYアドベンチャー。しかしながら今日現在の参加希望者は3名。毎年締め切り間際の駆け込み応募が多いとは言え、今年のようなことは無かった。慌てて活動の先輩である学校の先生に後押しをお願いしたが、何故こんなに少ないのか考える必要がある。 一方スタッフはと言うと、新しく6人の高校生が加入。全員中学生の時にYYアドベンチャーに参加(内何人かは3年連続)し、高校生になった今年リーダーになろうとやってきたくれたのだ。青少年活動の経験がない方は、例えば中学生が2泊3日で活動したら以後リーダーとしてどう活用するか?と安易に考えがちだが、実際はそんなに簡単にはいかない。経験のある方なら卒業して高校生になった子らが6人も「リーダーになりたい!」と集まってくることの凄さを理解していただけると思う。やはりYYは凄い。では何で参加希望者が少ないのかいな? |
9 日 (水) |
ここ10年ちょっと、夏になると毎年欠かさず中学生を相手に楽しく悪戦苦闘をしている僕にはあまりに衝撃的な事実である。年齢だけを考えれば、彼は中学生になって始めての夏を僕と一緒に過ごしていたかもしれない、そう思うとたまらないよなぁ。 TVでは判で押したような少年法改正論議と“教育現場”叩き。しかし少し偉そうを言わせてもらえば、教育とは「家庭」「地域」「学校」が行うもの。全ての国民が自分のこととして、危機感をもって苦悩しない限りは解決しない問題である。マスコミのように“教育現場”と言ってすぐ学校を指す、つまりは子供の教育を学校に押し付けているようでは状況は決して良い方向には向いていかない。「お騒がせして申し訳ない。」と頭を下げる校長の姿を報道するニュースを観て、これは間違っていると思うのは僕だけだろうか? |
8 日 (火) |
先日の番外公演は別として本格的な芝居の稽古は2年振りとなる。今日は浜松キッドの稽古日。とにかく芝居ができる身体をより戻さねば!と稽古場に一番乗りしてゆっくりストレッチをして身体をほぐそうと思ったが、予想外(失礼!)に早く演出の山田さんがやってきたので稽古日程の打ち合わせをする。公演日まで残り131日、されど今の週1回のペースでは20回程度しか稽古できない。小池さんの「とにかく配役が決まらなければ稽古が進まない。」という意見にみんな同意し、来週から週2回ペースで稽古していこうということになる。良い芝居となるように能書きだけでなく、行動で意欲を表すのはいいこと。「今年のキッドは一味違う」と感じられるようにこの気持ちを持続させたい。 引き続き『パパ・アイ・ラブ・ユー』の読み稽古。今日は主役の“デービッド”を読ませていただく。テンポ良く台詞を交わさなければおもしろさがでないこの戯曲。予想はしていたがやはりハードである。しかし是非ともチャレンジしておもしろい芝居にしたいものだ。 |
6 日 (日) |
Aが車を買ったので小國神社にお払いしたもらいに行く。ちょうど結婚式を挙げるカップルもいたりして、幸せのお裾分けで気分がいい。お払いしてくれる神主さんの手元を見て思わず「笏(しゃく)返せっピー!」と叫びそうになったりする、ははは。 |
5 日 (土) |
何だ何だ!? どんしたんだ? ジュビロ!? |
3 日 (木) |
気がつけば「はじめての出会いの会」の日までちょうど1ヶ月となったYYアドベンチャー。いよいよ追い込みということでスタッフ打ち合わせ会場にくると、部屋の中やけに人口が多い。ありゃ部屋間違えたかしらん?と思ったが、目立つ体型(失礼!)の鉄兵ちゃんがいるので間違いは無い。見れば何処となく覚えがある面々。なんと昨年まで参加者だった中学生が、高校生になって「リーダーとして活動したい!」とやってきてくれたのだ。聞けば中学生の時には3年連続参加していたと言う。嬉しいねぇ〜。さらには高3のリーダーのお母さんが「私もやってみたい!」とやってきてくれたのだ。高校生だろうと社会人だろうと、年齢に関係なく楽しみながら勉強していこうというYYアドベンチャースタッフネットワーク。やっとのことで人数的にはスタートラインに立てたという感じだね。 |
2 日 (水) |
最近お話しにならない低レベルな政治家の発言が多い。まぁ言いたいことはこういうことなんだろうと想像はできるのだが、表現力というか言語能力というかあまりにお粗末。政治家と言えば自分の理念を国民に伝えることも仕事の一つ、つまりはプロ。一言多いのか言葉が足りないのかは知らないが、プロにしては情けなさ過ぎるのぉ。 |
11月16日(日)、クリエート浜松ホールでの公演が決まった浜松キッド。先週に引き続き『パパ・アイ・ラブ・ユー』の読み稽古である。今日は番外公演の頃に風邪で声が出なかった荒川さんが顔を見せる。早速主役を読むことになったのだがさすが技巧派、流暢にテンポ良く読んでいってくれるのでやりやすい。2人で掛け合うシーンではポンポンと台詞を交わすことができてとても楽しかったなぁ。一方若手陣は台本上の自分の台詞を追うことに必死。他の役者の読み方にまでは注意が向いていない様子。先輩方がどんなふうに読んでいるか、観察するのも勉強になるよ。僕自身はまだまだエラソー言える身分じゃないが。そう言えば僕も初舞台の時は荒川さんが演じているビデオを観て必死に真似したっけ。 |