keikoba日記

平成16年2月

1日〜  11日〜  21日〜

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29

(日)
   うるう年で29日がある今年の2月。うるう年ということはオリンピックイヤー。日本U−23代表は明日からのUAEラウンド如何にして戦う?

 LABO/1『クロウホーガン』集中稽古。公演初日まで残り2週間となり、かなり緊張感が出てきたね。ん〜緊張感というより切羽詰った緊迫感かな? 稽古予定に沿えば残り10回無い訳で、キッドではとにかく稽古回数をこなしながら創り上げていくのが当たり前だったから正直不安があるけど、共演のみんな、演出のTALOHさん、スタッフ、そして自分自身を信じて突き進むしかない。板敷きの床にパンチを敷きこんで、ギャラリーヤサカが舞台スペースらしくなる。準備は着々、スタッフのがんばりに負けない&応えて、お客さんに楽しんでいただけるいい芝居を創らねば。
 13:00から22:00まで、途中夕食休憩のみのみっちり稽古である。一通り動きを確認。中腰の姿勢で動きまわるところが敷きこんだパンチのためさらに要体力。動き、台詞ともに未だに固い。ほぼ台詞も入って、後はとにかく回数こなしてこなれていくしかない。20:30から初めての通し稽古となる。しっかりと頭に叩き込んだと思い込んでいた台詞が抜けて悔しかったが、とにかく無事通せて一息つく。


28

(土)
   休日なのにパソコンに立ち向かい、YYアドベンチャー関連の文書をつくって郵送する。そんなこんなで見舞いにも行けず。俺っていつから事務局になったん? 世の中理不尽で摩訶不思議、無理が通れば道理引っ込むことが多すぎる(怒)。

27

(金)
   いい知らせだと分かっていても、医者から「ご家族の方に説明したいのですが。」と言われると、ちとびびるのぉ。
 公演初日まで残り16日になったLABO/1の稽古。公演会場となるギャラリーヤサカが稽古場で一層気合いが入る。考えていたよりも演技スペースが狭い。歩幅などを確認しながら動きの確認である。未だに台詞を追っかけるのに気を使ってして、言い回しが固くなっているとダメを受ける。さてさて。

26

(木)
   明日のニュースは朝から晩まで同じ内容だな。缶コーヒーの缶ではないが「あ、ちょっと気になる。」

25

(水)
   シアターLABO/1稽古。『クロウホーガン』の稽古が続く。何故源頼朝は義経を討ったのか、何故義経は頼朝を討とうとしたのか、そして何故弁慶は義経と運命を共にしたのかを探っていく旅だ。今日の稽古場は公共施設で21:00が閉館。ノリ始めたところで終了時間になった。果たして僕は自分なりの“弁慶”に辿り着けるのか。残り18日にかかっている。がんばるのみ。

24

(火)
   毎週火曜日はキッドの日。今日も読みで稽古をいう気がしない。でも客演中に原点確認には必要な時間である。

23

(月)
   自衛隊がサマワに着いてしばし。議論も小康状態なのだが、地元の人たちは未だに自衛隊が仕事をくれると思っているらしい。ならばいっそのこと水道工事など地元の人たちを雇って行えばどうだろう? 日本国内の協力してくれる土建業者と通訳を多数を現地に派遣して、現地の人を雇うと同時に土木技術を伝授。自衛隊は「邦人保護」を名目に駐留する。一時的にせよ雇用を創出するし、技術を残せればこの上ない貢献だと思うけど、どうよ?

22

(日)
   足立典正さんの個展を観におじゃまをする。足立さんの絵はあたたかくて、懐かしくて、ホッとするもので好きだ。お忙しいのに足立さん奥さんとお話しもできたし、ゆったりと楽しい時間を過ごす。奥さんには役者として悩んでいたことを聞いてもらい、おおいに励まされてモチベーションも復活。ファイトが沸いてきた!!
 なんやかやとドタバタしてMUNA−POCKET COFFEEHOUSEの公演に行きそびれる。あぁ悲しや、ウジウジ。
 夜は久々に体育館に行って身体を動かす。あ〜いい汗(^o^)。いつものに加えて足腰鍛えるメニューをこなす。公演近し。

21

(土)
   午前中ウダウダ。午後バタバタ。夜カンカン。

20

(金)
   LABO/1稽古。数少ない稽古を内容を工夫してカバーしていく。いまだ台詞が完璧でないことに焦りを感じる。公演初日まで残り23日。

19

(木)
   「9999」のゾロメをゲットしたてっぺいちゃん『クロウホーガン』のチケットをプレゼント〜。

18

(水)
   シアターLABO/1の稽古。現在のところ水・金の夜と隔週日曜日の午後・夜と、とても稽古回数が少ない。とにかく稽古をこなして創り上げていくのに慣れてしまっているので、なかなかペースが掴めない。他のメンバーについていくのに必死である。なべという役者の技量が試されているなぁ。

17

(火)
   浜松キッドの稽古。今週も読み稽古である。読んだのは僕がキッドに入団して初めて読んだ台本。懐かしかったし、台詞も入って通し稽古寸前で諸事情により上演できなかったのが残念なくらいおもしろい台本だった。
 稽古終了後、仲間たちに『クロウホーガン』のチラシを配る。何人かがチケットを買ってくれたが、チケットを渡す代わりに受け取った千円札が妙に重いものに感じた。いつもと同じ金額なのに不思議だ。このお金に相応しい舞台を創り上げなければならない。

16

(月)
   弁慶、弁慶…。

15

(日)
   えらく久しぶりな気がするLABO/1稽古(水曜日はシール貼りだったので)。午後1:00から夜9:30までの長丁場、何回か通しながら動きをつけていく。TALOHさんめぐとは一緒に芝居をしたことがあるが、他の3人とは今回初共演。はにかみながら(?)の稽古から少し馴れて来たところでしょうか(^o^)。

 台本に目を通した最初から役のイメージを掴めた幸運と言うべき場合以外、僕はその役を演じそうな役者とか有名人をイメージして、その物真似から役創りに入ることにしている。物真似に自分の色を入れていくのだ。これキッドの先輩から教わった裏技だ。役創りのきっかけにはかなり有効なのだが、反面イメージが強すぎるとそれから離れられなくなって、結局単なる“物真似”で終わってしまう恐れがある。今回の『クロウホーガン』武蔵坊弁慶役でイメージしたのは中村吉右衛門。10年以上前、NHKの時代劇『武蔵坊弁慶』で弁慶役を演じた役者さんである。イメージというより“まんま”であるため、これは強すぎて逆に役創りの妨げになってやんの。
 で、今回初めて(だろう)最初っからなべ独自の武蔵坊弁慶を探っている。どんなもんになるやら、自分自身が楽しみだったりして。


14

(土)
   ホッとして脱力。何もする気が起きない。がくれたヴァレンタイン・チョコレートが、ろくろく食わないうちにに食われてしまった。まぁいいんだけどさ(ToT)。

13

(金)
   んでもって本日手術。予定の倍の時間がかかったが無事終了。傍についていてあげたくてLABO/1の稽古を休む。何はともあれホッ。

12

(木)
   急に担当医から「お話しいたい。」と言われるとドキドキしてしまう。最近の医者は現在の症状から手術の方法、考えられる悪影響など、事細かに説明してくれるので逆にビックリ。もっとも専門すぎて半分理解できるかできないか。
 そんなこんなでYYアドベンチャースタッフミーティング欠席。

11

(水)
   こんなんじゃアカンとLABO/1の稽古に向かう。じっくりと身体を動かそうかと思いきや、PR用チラシの誤植に訂正シールを貼る作業となる。もちろんこれも大切な仕事。それにしてもえらく立派なチラシだな。何か面映い感じである。

10

(火)
   そんな訳でキッドの稽古を休む。



(月)
   とは言え家族が入院してると何かと気持ちは落ち着かないものである。集中力は減少気味で、意味なく家族が集まって時間を過ごす。



(日)
   気を取り直して『クロウホーガン』の台本を読む。台詞の部分と、半分意地になって冒頭のモノローグを暗誦。楽しく、有意義な演劇ライフを過ごすには、それを支えるものが必要である。存在的な技術がないので、とにかくがんばるのみである。



(土)
   元々予約してあったし、夫婦共々昨日の一件から気分を変えたくて『ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還〜』を観に行く。過去2作品を観ていたはそれなりに楽しんでいたようだが、慌ててレンタルしてきた第1作の、しかも途中までしか観ていない僕は、キャラは理解したがストーリーにはイマイチついていけず。印象は『マトリックス』の第3作と同じ、「見応えはあるが、主人公は関わっていない戦闘シーンがやたらと長い」である。
 …も一度ビデオをレンタルして3作じっくり観よ。



(金)
   平気な顔をしていたけど、内心はかなり怖かった。自分の力ではどうしようもない。これまで何があっても遠いものだと思っていたことがすぐ目の前に現れた。とにかく怖かった。いつかかならず来ることだけど、出来うることならもう少し先であって欲しい。



(木)
   ん? なんだ、なんだ?



(水)
   LABO/1稽古。昨日の分もあわせて、じっくりと柔軟体操をしていく。これ毎日やってれば身体が柔らかくなっていくのになぁ。オープニングのモノローグは自習してきてけっこー自信があったのだが、何回もトチッてがっかり(ToT)。続く歌のシーンではみんな歌詞を思い出すのに精一杯での音程が揃えられない。まだまだ発展途上の『クロウホーガン』春日組である。



(火)
   キッドの稽古日。稽古場到着が遅れ、すでに発声練習が終わって読み稽古をしていた。声を出すこと自体は移動の車中でやっているので読み稽古をするのには困らないが、ちと残念。最近はただ台本を読んでいるだけでは稽古に満足できなくなってきた今日この頃。



(月)
   ありゃ? 体調が復活しきらんの?



(日)

   スポーツ少年団リーダー時代に大変お世話になった、師匠というべき方がお店を開いた。これまで織物の工場を営んでいたのだが、一転他の織物工場から直接仕入れたカーテンとか布素材の商品を販売するお店を経営するという。話しを聞くと、これがとてもおもしろい。中間マージンを省いて単価を下げるとともに、最新のコンピューターを駆使することによりオリジナルデザインの布製品を可能にしたという。例えば生まれた子供の手形がデザインされたカーテンとか、顔写真が入った布製の大型広告が1品物で作成可能。すっげぇおもしろいのでここでPR!! 興味ある方は是非行ってみてちょ!

織屋が挑戦します
LIVING HOUSE 織千(おりせん)

            ○ オーダーカーテン加工販売
            ○ ガーゼクロス製織・製縫・加工販売
            ○ テーブルクロス加工販売
            ○ デジタルプリント加工による布素材の大型広告物
            ○ 手造り家具

〒434−0003 静岡県浜北市新原2897
TEL/FAX (053)586−4032

 夜は今年初めての夢の島プロジェクト稽古。寒いためか、はたまた急だったためか参加者は順ちゃんと会場間違えて遅れてきた島田さんのみでちと寂しい。今日は練習用台本を最後まで読みきろうとすぐに読み稽古に入る。稽古が不定期だからメニュー構成が難しい夢の島。でも新しい形の演劇スタイルを探求しているおもしろさはある。さてさて次の稽古はいつにしよ?


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