keikoba日記

平成16年9月

<<前のページ | 次のページ>>
2004年9月30日(木)
もう!

 何だかなー!!!

2004年9月29日(水)
申し訳ない

 本業を担いつつ公演の準備。みんないっぱいいっぱいで気持ちに余裕がなくなることがある。背負い込むものが多いと殊更。そんな余裕を無くしてしまうことは必ず問題の基がある。が得てしてその基は解決し難い。

 かく言う僕が今一番余裕がないのかもしれない。そのために起きてしまった一騒動。僕が原因の一端を担ってしまった。反省しきり。

2004年9月28日(火)
無理はできんのぉ

 本業でここ数日取り組んでいたものが一応形になった。もちろんこれから上司のチェックが入って直しはすると思うが、とりあえず一段落。気持ちはちょっと楽になった。

 が、おかげで職場を出た時にはすでに稽古開始時間をかなり過ぎていた。体調を考慮し今日は身体を休ませることにする。帰宅しあっと言う間に熟睡。やっぱり芝居を始めた10年前とは違うなぁ。

2004年9月27日(月)
交通安全

 体調はすっきりもせず悪くもならずに一進一退。芝居の方も本業の方も追い込み時期だけに、とりあえず悪化だけは避けたい。

 九州の某劇団が公演期間中に出演者が交通事故により出演不可能になったため、以後の日程が公演中止になったそうだ。劇団では代役による公演続行も考えたが、その出演者が重要な部分を担っていたため、代役では100%納得できる舞台を創り上げることはできないという判断に至ったそうだ。必死に稽古をしてきた役者や、準備をしてきた関係者の心情は想像するに固くない。しかしながら安直に代役を立てての公演続行をしなかったことは尊敬に値する。「好評につき」の追加公演で7ステージ中3回は終わっていたということで、基本的に1ステージしか公演しない浜松キッドとは条件が異なるとは言え、実際にその状況下に置かれた場合に、僕に「クオリティ維持ができないために公演中止」と言う決断ができるか自信はない。事故に遭われた役者の早期治癒と、劇団の更なる発展を願いたい。

 それにしても事故は怖い。知られてない事だが浜松演劇界では数年前に、公演に向けての稽古期間中に出演者は交通事故に遭うことが数回あった。軽症だったり、早い段階で代役でも影響が少なかったりで無事公演は行われたのだが、やはり無用な労力や心配は避けたいもの。“がんばり”を無駄にしないためにも交通安全を心がけましょう!

2004年9月26日(日)
とにかく稽古!

 10月の稽古場手配をしていたら稽古に遅れる。やってることちぐはぐ。

 午後から夜にかけてのロングラン稽古。平日の稽古は夜7時30分開始と言えどなかなか集まれず、実質の稽古開始は8時を過ぎてしまうことも多い。身体的、気分的にはきっついが、時間を気にせずに台詞を忘れがちなところなど弱いところを身体に刷り込むように徹底的に稽古ができるいい機会である。
 欠席者の役にアンダースタディ(代役)を立て、芝居の冒頭から弱いところを小返し(一つのところを繰り返し稽古すること)していく。演出の
山田さんが夜入りのため、小池さんを中心にみんなで意見を出し合う。でも最終的にはやはり演出家判断なので能率は悪い。
 夜になって演出も顔を出し、芝居を創り込んでいく。立ち位置や細かい動きなどを詰める。小池さんは相変わらずおもしろいのぉ(^^)。
 
公演日まで残り49日。頭で考えるとか根拠もなく楽観視するとかではなく、稽古で身体を動かして着実に進むしかない。

 帰宅後、体調がおかしい。季節の変わり目はいつもこれだ。

2004年9月25日(土)
役作り込みのこーでぃねーと

 何だかんだで稽古に行けなかった(+怠惰)ために、大慌てで浜松キッドの10月の稽古日程を作成。役者の稽古出席可否○×表を基に組み立てていく。稽古を詰めていきたい時期に×が多かったりほとんどパズル(^^;)。悩み多き休日である。

 その後公演用衣装を探しに出かける。アマチュア演劇の場合、時代物やSFチックなど特別な物でない限り自分で調達する。すでに持っている自前の服で事足りれば良いが、得てして役のイメージに合うものは見当たらない。そこで新たに購入するわけだが、役のイメージを追及し過ぎると後々の日常生活で袖を通さないこともありうる。僕も6,300円で購入したおしゃれなベストが、その後友人の結婚式2次会で一回着ただけだったことがあった。それを防ぐためにも役のイメージを踏まえつつ、後々着ることもできるかのコーディネートが必要になる。僕の場合は自分に服のセンスがま〜たく無い(^^;)ことを自覚してるので、ここぞと思った店で、この人!と思った店員をとっ捕まえ、「芝居でこれこれこういう役をやる。」と告げてアドバイスを貰うことにしている。今回の『お仕事じゃない!』で僕が演じる役はト書きで「Gパンに革ジャン」となっているが、僕は革ジャンは絶対に似合わないので考え出したイメージはGパンにGジャンの70年代スタイル。それも共演者にブルージーンズ系の衣装を着る人がいるので、敢えてブラック系を考えてみた。某ジーンズショップに行って若い店員にアドバイスを貰い、ブラック系の、ものGジャンは避けてジャケットタイプの上着に、汚れた感じのGパン。ベルト込みで締めて21,000円。思ったよりリーズナブルにすんだな。

 しかし、…最近ええ服は公演時にしか買ってないなぁ。

2004年9月24日(金)
自然の摂理

 そんな訳で自身1週間ぶりの浜松キッドの稽古。台詞暗記過程中に1週間も間が開くと、覚えた台詞は抜けるのは自然の摂理。また台本持っての稽古に逆戻りである。つっかえつつも台本を持たずに稽古をする共演者からは大きく遅れてしまったなぁ(汗)。公演まで残り51日。時間は短いが道はまだまだ遠い。

2004年9月23日(木)
夢の島プロジェクト

 稽古の間が空いて不安になっている時に、よくぞ計画していたなぁ夢の島プロジェクトの稽古。とりあえず身体とモチベーションを復活させたい。

 今日の参加は
畑木島田さんキッド若手勢に、最近常連のK藤さん。ストレッチと発声、ストップモーションなどの基礎練の後、メンバーの“呼吸(いき)”を合わせることを目指した稽古をする。小走りに走って急に立ち止まって同じ言葉を“呼吸”を合わせて叫ぶ。役者が“呼吸”を合わせて舞台上の“呼吸”が一致していると、観ていて気持ちいいし、観ている人の“呼吸”も自然と舞台上の“呼吸”と合ってくる。お客さんが芝居にのめり込みやすい状況になるわけだ。舞台上で役者役者の“呼吸”がぴったりと合って、例えば踊ったり走り回ったりした挙句に全員が同じタイミングで動きを止めたり台詞を発したりすると、むっちゃカッコいいじゃない!? 敢えて“呼吸”を外す表現をする芝居もあるが、それとて“呼吸”をあわせることができて初めて可能になる技。“呼吸”を合わせることができる集団は「演劇集団」として強力な武器を持つことだできるのだ。夢の島も集まっただけのメンバーから、早く「演劇集団」になれるといいなぁ。

2004年9月22日(水)
愚痴

 前任者お歴々(まぁ僕も含めてだが)が先延ばしにしてきた問題が、ここにきてダムが決壊したように噴出してきた。頭痛いなぁ。出口は何処にあるのやら。

2004年9月21日(火)
不安、不安

 仕事片付かず、断腸の思いで稽古欠席。次の稽古予定は金曜日。まるまる1週間空いてしまう。今日稽古した役者から遅れもでるし、何より稽古から遠ざかるとモチベーションは変化しやすいもの。やっばいなぁ。

2004年9月20日(月)
なついてる?

 あっと言う間に3連休最終日。何か3連休だった気がせんのぉ。

 初代「まつ」「たけ」「うめ」が我が家を去った(本年3月1日の日記参照)。いろいろあったが今は地元の夏祭りですくってきた2代目「まつ」「たけ」「うめ」が我が家の水槽で元気に泳いでいて、我が家のアイドル化している。朝方人影を見つけると3匹揃って餌を催促。初代の3匹は2年くらいかかったが、2代目は人懐こい。と言うより食い意地張ってるだけか?
 てな訳で少々汚れてきた水槽の掃除。初めての経験で3匹ともビビリ気味か、避難したバケツ内でフリーズ状態(^^)。フィルターを新品に交換し、ペットショップで教わったとおりに砂利を熱湯消毒。水槽を磨いてすっかりきれいになった。水槽に戻った「まつ」「たけ」「うめ」も気持ち良さそうである。が、餌をやったら一斉に糞をしやがった(ToT)。こいつら〜(怒)

2004年9月19日(日)
帰宅

 行きは2.5人(お腹の中含む)で帰りは1人。ちと寂しい。

 コミッショナー辞任? 「自分はがんばったのに〜。」的なコメントを残していたが、ついこの間まで「自分の仕事じゃない。」って逃げてたくせに、結局このおっさんは何のためにいたんじゃ? コミッショナーがこんなんだから&何もできない構造だからあかんのだって。まずはJリーグのチェアマンのような強い権力と指導力を持てる構造改革が必要だな。

2004年9月18日(土)
あ〜笑えるのぉ

 出産準備のため実家に帰るを送っていく。明日自宅に帰ればしばしの間“独身”に復帰である(^^)。

 プロ野球がついに今日明日とストライキに突入した。残念至極。これまで散々選手会寄りの論調だったマスコミが、ストを決断した選手会をチラホラ批判し始めたのは、あまりに「らしく」で笑いが込み上げてくる。一方「ストによる損害を選手会側に賠償請求する!」とおっしゃる経営者側は、こちらはあまりに滑稽で笑えてきた。

 そもそもここまで話しをこじらせた責任は、当初選手会側との話し合いのテーブルに着こうとせずに「たかが選手が!」と吐き捨てた経営者側にある。それに来年度からの新規球団の参加を「いろいろ審査する時間が取れないので無理。」と決め付けることもあまりに身勝手な屁理屈なのだ。野球協約に「新規加入申請があった場合には申請受付から30日以内に判断する。」という文言がある。判断するとは“参加可否”を判断することだから、当然参加OKのことだってあり得るわけで、審査前から「受け入れは再来年から。」という判断をするのは野球協約違反なのだ。第一、合併OKの判断はすぐにできて、新規加入の判断はできないなんて理屈に合わない。そこには未だにもう一つの合併を経て10球団→1リーグ化を考えが経営者側にあることに他ならない。つまりは今回の選手会との団交は単なるポーズで、元々選手会の意見など聞く気が無かったのだ。

 経営者側が考えるプロ野球の姿はファンには受け入れられないことはすでに明白。ライブドアにせよ楽天にせよ、申請を受け入れればいいじゃない。その上で「これこれこういう理由で来年度からの新規参入は認められない。」と説明すればよいのだ。正直ライブドアや楽天が、選手やコーチング&球団スタッフ、組織編制が来年度間に合うとは思えない(すでにチームtがあるシダックスあたりが申請すれば話しは別)。正当に審査された結果のセ6球団パ5球団なら選手会だって文句のつけようがあるまいに。

2004年9月17日(金)
キッドの稽古

 今日も残業。大車輪で今日中に可能なところまでまとめ上げる。アマチュア役者の辛いところ。事前に「遅れます」メールを送ったら実質演出補である荒川さん小池さんから「今日は欠席」メールが帰ってきた。「どうやって稽古してるんやろ?」と不安に思いながら稽古場に入ると、演出山田さんも来ていないとのこと。おいおい、どうやって稽古すんねん。何の指示もなく稽古場に役者だけ放っておかれてもなぁ…。

 「よしっ!稽古始めよう!」って言い出す人間がいなかったので、声をかけて僕が気になっていたシーンをやることに。みんなで意見を出し合いながら稽古を進める。結局船頭が多くなってしまったかなぁ。若手を返って混乱させたかも? ちょっと反省…。
 稽古終了後、駐車場で何人かと遅くまで芝居談義に花が咲く。こうしたお気楽な学生のような気分に戻れる時間も嬉しいものだ。

2004年9月16日(木)
夢を託す?

 課長補佐の代理で出張したりしておかげで仕事片付かず。一向に目処立たず。残業で稽古を休むのは出来るだけ避けたいのだが…、難しいか?

 プロ野球界が再び慌しくなってきた。先週末の経営者側と選手会との話し合いの場で出た結論は、経営者側がスト回避のために言った、嘘とまでは言わないがそれに近いことだと判明。今週末のストは避けられない情勢である。とある番組で視聴者に選手会を指示するかどうかの調査をしていたが、9割以上が賛成票を投じていた。
 多分にその場のノリで投票した人が多そうな感じはするが、とは言え9割以上とは。アナウンサーは「これがプロ野球ファンの声です。」と称していたが、プロ野球ファンと言うよりも、「分をわきまえろ、たかが選手が!」と叫ぶ経営者側の姿勢に反論する、日常リストラの恐怖にさらされた日本中の労働者の声と言う気もする。
 やっぱり“プロ野球選手”は、我々が夢を託す対象なのだ。こんな託し方は全く望んでいないが。

2004年9月15日(水)
稽古OFF日

 『お仕事じゃない!』の稽古中にお仕事の忙しメーターがうなぎ上り。稽古機会を確保すべく、OFF日に残業がんばる。
 目処たたんなぁ、まだ…。

2004年9月14日(火)
残り2ヶ月!

 とりあえず風邪には至らず。春に痛い目、と言うかえらく迷惑かけたので気をつけなあかん。

 公演まで残り2ヶ月となったキッドの稽古。珍しく(?)出演者全員出席でアンダースタディ(代役)無し。さらには演出山田さん始め、スタッフ一同から最近加入の新人さん、ツインズママさん役者の林田さん(無論ツインズ含む)も顔を出してくれてかなり賑やかな立ち稽古である。

 少しずつ細かい動きに気が回るようになってきた。少しずつ遅れを取り戻せてきてるかな? 台詞がなかなか覚えられないことを悩むのはこの時期当然だが、若手たちが「自分が思うように動けない」ことを悩むようになったことは喜ばしいことだと思う。その分今はギャグを仕込むより“芝居”を創りこんで欲しいなと思いつつ、ただ「公演を打つ」ためだけの稽古ではなくて「稽古をする」こと、稽古を通じて演技を磨くことを楽しんで欲しいなぁと思うなべである。もっとも僕自身は今のところ心底稽古を楽しめてない。もう少しで払拭できそうなので、払拭できたら理由を話そう。

2004年9月13日(月)
いつもの病発症

 一夜明けてキッドの稽古。稽古場に着いたらくしゃみが連発。…風邪か…?。

 一部を除き、立ち稽古しながら台本を持つことが無くなってきた。台本に頼ることなく稽古をしようという意気込みがでてきたことはいい。演出山田さんもエンジンかかかってきて熱血演技指導。こりゃ1回でも稽古休むと置いていかれちゃいそう。がんばんべぇ!。

閑話休題
 またいつもの病。芝居やってるのに…「あ〜芝居してぇ!!」

2004年9月12日(日)
『プリペイドペイン』

 卒業以来21年振りになる中学3年時の同窓会。みんなええおっさん、おばさんになったのぉ。残念だったのは初恋のあの娘は来ていなかったことかな?(^^)

 酔いを醒まして(きってはなかったが)『プリペイドペイン』の楽公演を観に行く。春日太郎氏の新作を藤田ヒロシ氏が演出し、間違いなく今浜松演劇界で最も輝いているベテランの域に達した役者6人が演じ、次代の浜松演劇界を担う若手たちが裏方を担う。どうにも見逃す訳にはいかない作品、そして観て満足できた作品でもある。

   「何処から来て、何処へ行くのか。そして何処へ帰るのか…。」

 何が正しいのか、何が理想なのか、そして何が本物なのか。現在を生きる、いや人類が誕生して「考える」ことを始めて以来、追い求められていて、未だに結論がでない課題。それを“違和感”というもので表現したのはとてもおもしろい。ただ問題提起をするだけして後は知らん!と無責任に突き放すのではなく、
太郎さんなりの答えが提示されていたのも良かったと思う。登場人物が“違和感”があるのにオープニング&エンディングで楽しげに踊って歌ってたのは“違和感”を感じたが。
 その
春日太郎藤田ヒロシの世界を6人の役者たちがしっかりと表現していた。巧い、とにかく巧い。疲れからか一部台詞を噛むのは気になったが、どの役者を観ていようか悩んでしまう。6人の演技を全て観たくなる舞台である。観ていて「この舞台に関われたら充実感得られたろうなぁ。」とおもうと同時に、ホントに悔しくなってきた。少なくとも今の僕には彼ら6人のような演技はできない。

   あ〜ホントに悔しいなぁ!!

2004年9月11日(土)
稽古ロングバージョン

 午後1時30分から夜9時30分までキッドのロングラン稽古。遅れを取り戻すにはこれぐらいやらにゃならんのだが、途中休憩で夕飯を食べたら一堂揃って“お眠モード”でダレダレ。う〜む、公演まで残り64日と言うに、危機感と緊張感が足らんなぁ。

 昼間は昨日に続いて演出欠席での立ち稽古。欠席の役者はアンダースタディ(代役)を立てて最初から通していく。まだまだ各シーンで立ち位置に戸惑っている状態。どうにも流れが滞ってしまうところは止めて、全員で意見を出し合って修正していく。それぞれの芝居感と言うか、好む動きなどが見えて楽しかった。が、やはり「船頭多し」の感はあったな。
 夜からは演出も出席。役者それぞれのペースながら台詞を覚えてきて、台本を手放すシーンが増えてきている。台本を手にしていると、台本上の台詞を追っかけてしまうから動きは二の次となってしまう。台本を手放して、さぁやっと練習から“稽古”モードに入った浜松キッドです。

2004年9月10日(金)
浜松キッド稽古

 演出欠席。船頭が多い船は混乱する。反省。

 明日、明後日のプロ野球ストライキ回避。ただ問題を先送りにしただけのようだが、不透明な中でただ一つはっきりと分かったことがある。経営者側が「たかが選手が!」などと言わずに、最初から話し合いの場を持っていればここまで話しはこじれなかったことだ。

2004年9月9日(木)
きゅーきゅーの日

 阪神対ヤクルト戦終了後、甲子園に集った半身ファンから巻き起こった「古田コール」。あれこそ“野球が好きな人間”の声である。大会社の人事異動で子会社の社長になっただけで別に野球が好きでも何でも無いの人たちにはおそらく理解できないものだろう。MLBのチームオーナーはステータスシンボルだが、日本の場合はただの経営者。意見集約など無理なのかもしれない。

 救急の日。僕はと言うと、“救急”の必要は無いが、仕事に、芝居に、生活に、その他に“きゅうきゅう”になっている。あーくるしや(^^;)。

2004年9月8日(水)
エゴ

 何だかよく分からない結論に達したプロ野球再編問題。各球団の経営者のエゴが嫌になるほど見ることになった。自分の保有する球団のことしか考えていない。誰も選手やファンはもちろんのこと、球界全体のことを考えていないのだ。考えていればMLBやJリーグのように、放送権料などを全てのチームに分配するシステムを検討することだってできるはず。MLBでは過去に倒産寸前の球団に対して他球団が運営経費の補助をしたこともあったという。
 経営者のエゴが選手やファンの気持ちに勝ってしまう今日の結論。少なくともプロ野球界が理想的な方向へ導かれることは…ないと思うなぁ。

2004年9月7日(火)
動く芝居

 キッドの稽古。今日も台本を持っての立ち稽古である。若い女の子が2人見学に来てくれて演出は至極ご機嫌(^^;)。そのせいでもないだろうが、全体的に集中力が散漫になってしまった。貴重な稽古時間なんだから大切にしたいものだ。

 長机やパイプ椅子を舞台セットに見立てて立ち稽古。立ちに入った初期段階の稽古では、それぞれのシーンでの立ち位置や動きを確認することが重点課題となる。そのシーンの中心になる役者は一番目立つ場所、例えば舞台中央の前部に立ちたいが、次のシーンではそこに居ては邪魔になったりするから当然退かなければならない。また一度椅子に座ってしまうと次に立ち上がるタイミングを掴むのが難しい、が当然いつまでも座っている訳にはいかない。しかし動かなくてはいけないと、ただ単に移動してしまってはお客さんにも“段取り”ということが分かってしまうもの。何か理由を作って、「そこに動きたい!」という“心の動き”を原因に移動しまくてはならない。役者各々のそういった“心の動き”が同調しあって初めて芝居が成立するのだ。

 まだまだ自分の台詞以外ではただ突っ立っていることが多い状況。「動こう!」と心を動かして、能動的な芝居を目指していきたいな。

2004年9月6日(月)
遊び疲れ

 へなへな。

 トップページの写真が季節に合わなくなってきたな。お気に入りなのだが。

2004年9月5日(日)
東京ディズニーランド

 東京ディズニーランドへ。と2人で遊びに来るのはもう無いだろうから満喫する。の体調の関係で“マウンテン系”には乗れないのでショーとおとなしめのアトラクションを中心に観てまわる。夏休み直後で天気が悪いせいか人出は少なめ。おかげで待ち時間も短くて無駄なく周る。天候のため昼間のパレードといくつかのショーが中止になったのはやむを得ないか。
 ショーベースでのプログラムにはちょっと感動。念願だったディナーショーの席を確保でき、食事(料金が料金なのでたいしたことはなかったが)をしながらのショーは満足したなぁ。大人も童心に帰ることができる場所。いやぁ楽しい1日でした。

2004年9月4日(土)
スポーツ観戦時のマナー

 台風を心配しつつも埼玉へ。ジュビロが進出できなかったナビスコ杯準々決勝が行われた今日、久々のJリーグディビィジョン2観戦。大宮アルディージャコンサドーレ札幌戦だ。会場はさいたま市大宮サッカー場。収容人員1万人程、日本で最初に造られたサッカー専用スタジアムである。小さめの専用サッカー場に来るとその観やすさに感動すら覚える。まるでピッチが手に取るよう。ボールや選手の動きが良く分かる。選手同士指示し合う(コーチングと言うが)声まで聞こえてくる。逆にピッチに近すぎてメインスタンドからは両チームのベンチが見えないという欠点(おかげで元ジュビロ監督の柳下札幌監督の姿を観ることはできず)もあるが、サッカーの醍醐味を味わうにはサッカー専用、しかも小さめのスタジアムに限るのだ。あぁ、久しぶりに都田サッカー場行きたくなったなぁ。
 雨のおかげか(だよね?)観客は少なめ。しかし両チームサポーターの応援は熱気を帯びてる。大宮は現在5位なれどJ1昇格圏内の2位とは勝ち点差わずが1。首位の川崎がダントツブッチギリで実質昇格決定で、残るは2位と入れ替え戦に挑める3位。それを争うは勝ち点差わずか2の中で混戦する5チームである。「今年こそ悲願を!」と人数少なくも盛り上がる大宮サポーター。一方「1年でJ1復帰!」を目指していた札幌は下位に低迷で連敗中。とにかく1勝したいところ。ホーム大宮よりも多いサポーターの数に意気込みを感じる。
 さてキックオフ。何回か大宮がチャンスを掴むが先制ができない。相手GKが飛び出してゴールががら空きなのにシュートを外すシーンもあり。雨に濡れているとは言え、ホームの大宮の選手が滑って転んでいたりする。おいおいっ。札幌も下位に低迷するのも分かるようなチーム状態。大変失礼ながらジュビロの、しかも全盛期を知っている僕は試合中「球出しが遅い!」「寄せが甘い!」「何故追うのを諦める!」と監督でもないのに怒鳴りっぱなし。図らずしもJ1とJ2のレベル差を感じてしまった。重ねて現在のチーム状態から、数年後にまさかここでジュビロが試合することになっていまいなと心配になってしまった。

 前半終了近くから雨がひどくなる。ハーフタイムには埼玉県内に大雨洪水・雷注意報が発令されたとか。ますます選手にとって(観客にとっても)厳しい状況。さてどうするっ?と思っていると、目の前のカップルが傘をさしだした。スタンドのあちこちでも傘がさされているのが見受けられる。何じゃ、こりゃ? ホントにガラすきで周囲数メートル以内に他人がいないのならともかく、スポーツ観戦で傘をささないってのはマナー中のマナーじゃないのか? 実際僕自身が傘で視界が遮られている(アウェイ側のゴールが観えない)わけだし。客席に余裕があったから場所を移動したが、本来ならば注意していたところ。時々カップルの彼女の方が後ろを振り返った振り返ったので睨みつけてやったが全く意に返さず。もう少し周囲の目とか迷惑ということに気をつけて欲しいものだ。

 試合の方は後半にCKから大宮FW11バレーがドンピシャのタイミングで頭で合わせ、1対0で大宮が勝利。これで2位。次節は首位川崎との対戦だ。

2004年9月3日(金)
はじめのい〜っぽ!

 キッドの稽古日だったが、演出に主演級の役者が欠席。立ち稽古をしようにもアンダースタディ(代役)ばっかりになるので止めにして、出席者一同頭を寄せ合って用意せにゃあかん小道具を書き出す。ぎょーさんあるわ。何事も経験と、若手の島津を小道具担当に任命したはずが、稽古終了後にはチェックリストが僕の手に。何で? まぁリストをまとめた後は任せるとするか。

 さてさて明日からお出掛けである。ん? 雨か?

2004年9月2日(木)
誰かー!

 あやつを止めてくれー!!

2004年9月1日(水)
役者修行

 連チャンでのキッドの稽古。パソコンで「れんちゃん」と入力すると「連荘」と麻雀用語に変換されることに今気付いたことは、今日の出来事とは関係ない。

 役者は役者で自分の演じる役について、性格、顔つき、立ち居振る舞い、しゃべり方等々を必死になって考える。考えずに自分の色だけで演じると、毎公演欠かさず観に来てくれる友人に「いつも同じだね。」と心底恐ろしい感想を聞かされるので、今回の台本全体の中での演じ方を一生懸命考える。僕などはこの考えている時がけっこー楽しかったりする。「あぁ僕は芝居の“公演”をしたいんじゃなくて、芝居の“公演”を目指して稽古するのが好きなんだなぁと実感するのだ。

 しかし人によって感性が違うものだから、周りからあれやこれやと賛否両論をいただいたりする。さらには演出からきっついダメだしをもらうこともある。人間のやることだから素直に聞けることもあれば、納得できずに自分の意見をぶつけることもある。妥協点を見出せることもあるし、最後まで着地点が見つからないこともある。そんな時は最終責任者である演出の意見に従うわけだが、腹の中で「俺の意見の方が絶対おもしろいぞ!」と舌をだす。で、本番で「やっぱりな、ザマーミロ!」と思うこともあれば、「さすが…。」と感服することもあるから芝居っておもしろい。

 えっ? 結局演出の意見にした時にどう自分に納得させるのかって? 僕の場合は「役者として演技の幅を広げよう!」って上昇思考にもっていってるけどね。もっとも「役者は何が何でも俺の言うことを聞け。」ってな超ワンマンな演出には出会ったことがないから言えることだけど。

閑話休題
 全国的に防災訓練。今年も発電機を手にあっちこっち。それにしても微妙に「訓練」に慣れてしまっている静岡県民。このままではいざという時に「あんなに昔から騒いでて金使って、何も出来んかったのか?」と他県民に笑われてしまうかも…。