INTERVJU/INTERVIEW

注:以下は私、ゆずるが訳したものです。誤訳、意訳等はご容赦ください。



Dejan Stankovic

"Inter.it" 11/05/2006

・コッパ・イタリア決勝ローマ後のコメント

僕達はまたコッパ・イタリアに優勝し、満足している。シーズン当初の僕達の第一目標でなかったことは確かだけれど、決勝に進んで勝つことは最高だ。 このシーズンも終わり、ワールドカップとヴァカンスの後皆で再始動する。
個人的にはこのシーズンは良い調子だった。前のシーズンよりも継続性があった。インテルはもっと勝利に値したかもしれない。 来シーズンを信じている。トロフィーを誰に捧げる?自分自身に。これは僕のキャリアで13番目のトロフィーなんだ。



"Tuttosport" 11/05/2006

・同じスタジアム、同じカップ、しかし一年後ではすべてが違っているようです。2005年6月15日のローマ戦の勝利は希望のフェスタでした。 今はジャッロロッシに勝つことが何を表すのでしょうか。

シーズンを救うコッパではないことは確かだ。でも、トロフィーはあり、記録に消せない一行として残る。だから僕はそれをとても大切に思っている。 はっきり言って、大きなフェスタに値しない優勝だけれど、いくらかの喜びは与えることはできる。いくらかの誠実な喜び、僕達の小さなカップは 誠実に、実績によって勝ち取るのだから。

・決勝はイタリアのサッカー界が直面している嵐を一掃するでしょうか?どう思いますか?

思うことを口にするのは難しい。読んで、理解しようと、考えようとしている。思い返すと、ユヴェントゥスはこの10年で最強のチーム、多くの素晴らしい選手を抱えていた。 助けは必要なかったはず。もし同じように勝てたかはわからないが、自分達のフオリクラッセ(一流選手)よりも他に助けを求めてはいけないということは確かだ。

・ティフォージ、一般のサッカーファンについては?

ちょうど僕のように、彼らはとても嫌な気分になっていると思う。少数の人たちは途方に暮れているだろう。厳しい状況だ。 人々の愛情や注目を失わないために、サッカーへの信頼を取り戻す必要がある。

・先週はオリンピコに8万人が集りましたが…

素晴らしい光景だったよ!あの満員スタジアムは揺れていた。明日の夜のサン・シーロも、多くの僕達のティフォージが来て、あんな風に満員になって欲しい。 コッパはこんな感じだ。最初は3〜4万人がスタジアムにいて、階段席でも選手達の叫び声が聞こえる。まるで無観客試合のようだよ。 そして、決勝で皆の火がつき、コッパ・イタリアは価値があると思われ始める。少しはね。

・なぜそんなに少し?

わからない。たぶん、大会方式が悪いんだろう。多くの試合によって押しつぶされている。人々は最後にはカンピオナートかチャンピオンズ・リーグを選ぶはずだ。 でも、それは正しくない。コッパ・イタリアは公式のトロフィーだし、とくに今僕達はその決勝にいる。すべてをだめにしたくない。

・パリでのチャンピオンズ・リーグの決勝の日にはどこにいますか?

妻と一緒に船にいたいね。ワールドカップ前の素晴らしいヴァカンスを楽しみに。

・TVの電源を切って?

いいや、むしろバルセロナ−アーセナルを見ることができたらと思っているよ。そうだね。他の選手達がピッチに立っているのを見ると、胃になにかを感じるかもしれない。 ビジャレアルの記憶がいつも表れる。

・その夜に起きたことを理解しましたか?

正直に?いいや。そのことについて、僕達は何度も話し合ったけれど、合理的な解釈は見つからなかった。全くのブラックアウト、それでも、わかったことがある。 僕達はとても緊張していて、背中にプレッシャーを感じていた。セルビア語で言うところの「勝利の煙が内から燃やし、すべてが蒸気になり空っぽになる」。

・それがシーズン最大の後悔?

シーズンの?それは僕のキャリア最大の後悔だよ!多くのことを経験した。ワールドカップの予選敗退、スクデットを逃したこと、でも、耐えられないこともある。 選手生活の中で、こんな風にチャンピオンズ・リーグの決勝へ道が目の前に開かれることが、何回あるかわからない。僕達はそれを無駄にしてしまった。 この失望は、とても我慢できるものじゃない。

・それでも大きな後悔はカンピオナートにもあるのでは?

そう、その通りだ。フィオレンティーナ、ユヴェントゥス、ホームのローマ戦での負けは、許しがたいものだった。たとえ5−0で終えるチャンスがあったとしても いくつか0−0を積み重ねていれば、今はユヴェントゥスと争えたかもしれない。彼らのガソリンが切れるなんて、本当にどうして予測できただろう。

・今シーズンはあなたのキャリアにとって重要な選手、シニシャ・ミハイロヴィッチが引退する、重要なシーズンですね。

僕のキャリアというより、僕の人生にとって。9年前を思い出すよ。僕は無名の19歳の外国人としてやって来て、彼はすでに有名人だった。 彼は僕にとって兄のようであり、生きることを教え、多くの過ちをしないようにしてくれた。彼は素晴らしい選手であり、僕には素晴らしい人だ。

・おそらく、アドリアーノに欠けているのはそういう存在?

たぶんそうだね。彼もここに若くしてやって来て、外国人としての問題に向かわなくてはならなかった。彼にもシニシャのような人がいたら、困難な時期ももっと上手く乗り越えられただろう。 でも、アドリアーノはとても強く、来シーズンはもっとやってくれると確信している。彼はひどいシーズンを過ごした。でも、理解できるし、フォワードというのは不思議な生き物だから。 もしゴールしなければひどく落ち込んで、いつでも元気を出すのに苦労するんだ。でも彼はカンピオーネのままだ。冗談ではなくね。

・アドリアーノはワールドカップのことを考えていると言われています。あなたは?

今は少しだけ。僕達のグループは「死のグループ」、僕達の先にはオランダ、とりわけアルゼンチンがいるから。他のインテルの選手と対戦するのは変な気分だろうね。 ペケルマンがサネッティとサムエルを召集しないのなら、僕には納得できない。僕達にとっては良いことで、彼らにとっては悪いことだ。

・あなたは「インテルは僕のレアル、ここでキャリアを終えたい」と言いました。このチームの何があなたをそんなに夢中にさせるのですか?

僕は愛されている。愛されると言うと大げさだけど(笑)。インテルには2年半いるけれど、10年のような気がする。もし僕を思ってくれるのなら、 35歳までここにいて、引退したい。

・その前に、もしかしたら違うポジションになるかもしれません。そのことについては?

もしフィジカルの調子がよければ、監督が僕に求めるポジションのどこでもプレイする。3トップは解決法のひとつだけれど、今や僕達のDNAに刻まれた4-4-2をやめる前に、 良く考えなくてはならない。



"Inter.it" 04/05/2006

・昨夜のローマでのコッパ・イタリア決勝第一戦に1−1だったことは、インテルにとってあまり良くない時期でもあり、どれほど大事なことですか?

最近は良い時期ではなかったけれど、昨夜ローマで引き分けたことは僕達にとって最高の結果だ。 彼らは果敢に攻めていたし、スタジアムは超満員でとても熱かった。僕達は良く試合を支配していた。後半より前半の方が良いプレイをしていた。 もし試合前に1−1にしようと言われたなら、たぶんそれに同意していただろう。

・ミランではもしインテルがコッパ・イタリアを獲得しても、なにも変わることはないと言われています。それについてはどう思いますか?

二つ違うことがある。今シーズンの最初にも言ったとおり、最後まで戦うことは素晴しく、楽しいこと。 皆はインテルの今シーズンは上手くいかなかったと言っているけれど、僕はそうは思わない。 コッパ・イタリアを獲得して、まもなく終わる今シーズンと同じ目標と、もう少し根性を持って来年に向けて再始動する。あとはそれからだ。

・インテルの今シーズンと、これまでのシーズンとの最大の違いは?

ここ2シーズンをミックスしなくてはいけない。昨シーズンはとても多くの引き分けがあって、今シーズンは引き分けは少なかったけれど、 重要な試合や直接対決にまずい試合をしてしまった。2つのシーズンを合わせて、ベストを尽くさなくてはならない。

・有力なチームにいて、どうやって特徴を出すのですか?

僕達チームは確かに有力だ。インテルの選手層は欧州でも五本の指に入る。僕の意見では、特徴はあったりなかったりするもの。 もっと必要なものがある。誇りが必要だ。厳しく、大切な時にこそ、それを見せるべきなんだ。

・少し前にあなたは、バルセロナとインテルがヨーロッパで最高のサッカーを見せていると言いました。それをまだ確信していますか?

ああ、たとえインテルが最近少し苦しんでいたとしてもね。もし僕達がそれを最後まで信じていたなら、ことはもっと違っていただろう。

・昨シーズン、アドリアーノは決定的な仕事をしました。今シーズンは上手くいっていません。なにか変わったことが?

アドリアーノはとても素晴らしい選手。ある日は怪物やインテルを引っ張る皇帝として、ある日はただ才能ある選手として、そんな風にみなされるべきじゃない。 今シーズンは少し苦しんでいたけれど、すべてのフォワードが経験する時期だ。彼がうけた怪我のことも考慮する必要がある。 アドリアーノはこのインテルの不動で重要な選手だ。

・アドリアーノはワールドカップで活躍すると思いますか?

確信している。アドリアーノは強く、超一流の選手達のチームでプレイする。

・来シーズンに向けて目に見えた多くの変化が必要なのか、あるいはチームに手を加えるだけでいいのか、どう思いますか?

僕はそれについて話すことはできない。もしなんらかの手直しが必要なら、それは会長、フロント、監督が考えることだ。

・カッサーノとロナウドは決定的な仕事ができる選手達ですよね?

彼らはプレイしてきたすべてのチームでそうしてきた。カッサーノはマドリッドでは少ししかプレイしていないから、もしかしたら多少調子を落としているかもしれないけれど、 ここイタリアで彼は自分の才能を見せつけてきた。でも、さっきも言ったとおり、このことはフロントが考えることだ。

・アンリがマドリッドにとても近づいていると言われていますし、あなたもスペインの首都へ行くかもしれないとの噂もあります。 それはただの作り話ですか?

カンピオナートが終わると、ジャーナリスト達はカルチョメルカートで楽しんでいる。僕について言えば、インテルで満足しているし、 35歳でここでキャリアを終えられたらと思っている。ほかのことは考えていない。 アンリはここ3年で世界最強のフォワードの一人になった。多くのクラブから望まれ、多くのオファーがあるのは当然のことだ。

・でも、すでにインテルでプレイしている選手が、他のビッグクラブから誘われることはありえるでしょう?

僕はすでにビッグクラブでプレイしている。問題は、インテルが重要なタイトルを獲っていないことだけ。でも世界には同じようなビッグクラブはいくらもいる。 なぜチームを変えないといけないのか、僕にはわからない。僕はここにチームを助けるために、質を高めるためにやって来た。 インテルで優勝したい。僕が2年前ミラノに来た時に言ったように、インテルでのスクデットはよそでの5倍の価値があるから。

・ワールドカップのあるシーズンに、チャンピオンズ・リーグの予備予選を戦うのは危険ではないですか?

それほどでもない。唯一の問題はトレーニングキャンプが早く始まることだけど、25日間の休みはリラックスと充電には充分だから。

・セルビア・モンテネグロはワールドカップの本命ですか?

(笑って)僕達はとても素晴らしいチームで、大きな誇りをもっている。僕達は自分達の最高のプレイを見せることができた。 予選10試合を戦って、たった1失点しかしていなかったし、1位で通過した。 ワールドカップではオランダ、アルゼンチン、コート・ジヴォワールとの「死のグループ」に入った。 もし予選リーグを通過することができたなら、僕達にとってはすでに成功したといえる。



"Inter.it" 22/04/2006

・レッジーナ戦後のコメント

今日は楽しかったし、上手くやった。厳しい時期の後でプレイすることは楽ではなかった。 僕達は集中していたし、もっとゴールすることもできた。それから、良い雰囲気でのプレイという新しい解決法も見つけた。 サイドでのセザルとのプレイはどうか?ラツィオで一緒にプレイしたから、良くわかり合っているよ。 僕もゴールできたかもしれない。でも、僕が上手くシュートして枠を捉えても、相手のゴールキーパーたちはいつでも奇跡を起こすんだ。





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