INTERVJU/INTERVIEW

注:以下は私、ゆずるが訳したものです。誤訳、意訳等はご容赦ください。



Dejan Stankovic

"La Gazzetta dello Sport" 21/10/2008

・ローマでのゴールの中にあった思いは何?

主に苦しみ。昨季のすべての悪いことのための。僕はフィジカル面で問題を抱えていた。なによりも、試合でほとんど調子が出なかったし、 もっと良くできるはずのことができなかった。

・少しは自分の責任でもあった?

1〜2週間以上休んでいるほど、深刻な怪我とは見えなかったけれど、僕は間違っていた。 きっと今なら、苦痛に再び賭けることはしないだろう。パルマでの主審の最後の笛は、僕にとってスクデットを意味するだけでなく、個人的な悪夢の終わりも意味していた。

・その他の苦しみは?

インテルを家と思う者にとって、ホームでブーイングされ、非難されることは良い事じゃない。僕は100パーセント力を尽くしてきたけれど、 2年前に比べたらおよそ50〜60パーセントしか出せなかった。僕に何ができた?

・それから?

僕がマンチーニの秘蔵っ子であるという話。僕の妻までうんざりしていた。6月に彼女は僕に言った。「インテルに留まって欲しい。ロベルトなしでもやっていけることを証明するために」  彼とは一緒にプレイし、僕の助監督であり、僕の監督だった。彼を僕の友達だと思うことは罪だったのか? 僕はザッケローニの息子で、マンチーニの息子だった。今、僕は何?モウリーニョの息子?

・4ヶ月前に、スタンコヴィッチは彼のチームに入ることさえできないだろうと言われていたことを、考えていた?

クラブが僕を落ち着かせる前に少しの間、僕もそれを考えた。そしてある時思った。もし起こるべきことなら、起こるだろう。もう僕は望まれていないのだと。

・ユーヴェはあなたを望んでいた?

メディアは僕をマンチーニやミハイロヴィッチと同じ列車に乗せて、どこにでも停車して、売り払った。 僕は元インテルの選手になってしまったから、ユーヴェが僕をメルカートで目をつけた。 それからティフォージの話が割り込んできて、何もないところから大きな火が点いた。だから…

・だから?

だから6月16日、トレーニングの初日に、モウリーニョが僕にとても率直な話をした。 「君は私にとって問題ではなく、解答であり、賭けである。ラツィオ時代に戻った君を見たい」  彼は「君を頼りにしている」とは言わなかった。「君は私のチームの中にいる」と言った。僕にはそれで充分だった。 グランプリのスタートで22番グリッドにいるような気持ちだったけれど、そうではなく、他の選手達と横一線でスタートしたんだ。

・その他にモウリーニョに感銘を受けたことは?

誰かを貶めるわけではなく、彼は他の人とは違う。選手が自身を重要な存在だと思わせる術を知っている。彼について、三つの形容が思い浮かぶ。 完全主義者、具体的、率直。白は白、黒は黒、いつでも面と向かって言う。

・あなたにとってどこでプレイするのが良い?

ディフェンスの前でプレイするトレーニングから始めた。とても楽しかったし、代表でもそこでプレイしていた。 今は左サイドか右サイドの中盤で、モウリーニョが望むことを理解するためにトレーニングしている。 フォワードを支え、サイドバックをサポートする。中盤の底の選手も。彼を独りにし過ぎないように。

・選ぶことができるなら?

僕達の強みは、違うポジションでプレイできる選手が多くいること。事実、異なるシステムを採用するインテルを見せた。 水曜と日曜に試合があるというのに、モウリーニョがいつでも100パーセントの調子の選手達から選ぶのに苦労していることは重要なことだ。 そんなチームを持つクラブは少ないから。

・イブラヒモヴィッチのような選手は他にいない…。

あんな彼は見たことがない。もしかしたら最初の年の始まりがそうだったかもしれないけれど、それさえもないかもしれない。 もしフィジカルの調子が良ければ、彼のような選手はどこのチームにもいない。

・ミランにはいるのでしょうか?

順位表を見れば、僕達の真のライバルは彼らだと言える。ユーヴェとローマは少し危機にあり、ミランは上向いている。 でも、それはローマでの僕のゴールの話と同じだ。とても長い旅の途中の駅にすぎない。モウリーニョの言う通り、 昨日起きたことは、すでに書庫に仕舞ってしまった。実際に、彼はアノルソシスとの試合を考え、シーズンで最も重要な試合と言っている。



"Vecenje novosti" 20/10/2008

・ローマ戦のゴール

僕にはゴールだけが足りなかった。ビッグマッチで得点したのはとても嬉しかった。喜びは大きく、僕達はチームの一体感を確認した。 それは僕達を勝利へ導き、ローマは僕達を止めることができなかった。でも、休んでいる時間は無い。すでに水曜にはアノルトシスを迎えての試合がある。 キプロスのチームはチャンピオンズ・リーグの良いサプライズだけれど、僕達は勝ち点3を期待している。

・リトアニア戦

多くの成功を修めてきた僕のフィールド(マラカナ)で、ミスすることはないと確信していた。僕にとって大事だったのは、僕達がグループ首位のリトアニアを倒すのをファンが応援してくれたこと。 僕達のペースになり始め、最初のゴールが勝利の扉を開いた。 僕達は幸せだった。正直に言うと、僕は再び勝者の気持ちになった。

・オーストリア戦

ウィーンでの試合はターニングポイントだった。僕達は勝利を欲し、攻撃に回り、相手はたった10分間攻めあがっただけだった。 友達と祝う時間はなく、ロッカールームでの祝いの後、荷物をまとめてミラノへ向かった。ローマ戦というインテルでの義務があったから。
この代表は目標がある。僕達はワールドカップでプレイしたい。僕はそれができると信じている。

・インテル

僕はインテルで、ミラノで幸せだ。僕達の前には3つのチャレンジがあり、最後には歓喜しているだろうと信じている。僕達は素晴らしいプレイをしているからね。

・ダイヤモンド・ボール(代表75試合以上出場選手に対する賞)

短かったけれど、セレモニーとファンの喝采を楽しんだ。感情がこみ上げてきた。僕は歴史に残ったから。

・ジョゼ・モウリーニョ

彼との仕事は完璧だ。モウリーニョは完全主義者。それはミハイロヴィッチにも言えること。勿論、彼の前には素晴らしいコーチとしてのキャリアが待っている。



"Inter.it" 19/10/2008

・ローマ戦後のコメント

ゴールがなくて僕は寂しかった。あの大喜びを見ればわかると思う。チームメイトが僕を祝ってくれたやり方も、僕達が一致団結した集団だということを見せたと思う。 ちょっと感動してしまったよ。
今夜はとても調子が良かった。ミステルの要求に応えることができたことが一番重要なこと。ゴールはその次だ。 ゴールがやる気と格別な自信を与えてくれることは認めなければならない。オリヴィエ・ダクールの復帰もとても嬉しい。 彼は怪我で辛い日々を過ごしていた。素晴らしいシーズンをおくることを願っているよ。



"Kurir" 09/10/2008

・リトアニア戦前のコメント

これは僕にとって6度目の予選、いつでもセルビアのためにプレイすることに同じ喜びがあり、同じプレッシャーを感じている。 だから、毎試合真剣勝負なんだ。リトアニアには勝たなければならない。とくに気持ち、戦い、我慢強さの面で。それは僕達に最も必要なものとなるだろう。 ボローニャ戦前のモウリーニョの話を思い出す。彼が勝ち点3を望んでいるが、どのようにしてそれを勝ち取るかについては興味がないと、 彼は短くはっきりと僕達に説明した。

・モウリーニョとの仕事は如何ですか?

彼を好む人であれ、好まない人であれ、皆が彼を尊敬している。選手達とのコミュニケーションではいつでも率直で、遠まわしにせず選手達の出場についてどう考えているかを話す。 他方で、プレイする望みを無くす選手は一人もいない。彼の許では皆が闘志を内に秘め、チャンスを与えられピッチに向かう時には、自分のベストを尽くそうと準備している。 素晴らしい雰囲気を作っているからね。

・代表での雰囲気は?

素晴らしいよ。ラドミール・アンティッチ監督の許でトレーニングし、上手くいっていることにとても満足している。 この質の高い仕事が、リトアニア戦とオーストリア戦で具体化できると信じている。楽ではないだろう。 相手の陣地で10人の彼らと、少なくとも7人の僕達とで戦うことになる。カウンターのためのスペースを彼らに許してはいけない。 僕達にはファンのサポートが必要だ。2万5千から3万人のファンがマラカナで大声を轟かせることは、とても重要なことだから。



"inter.it" 28/09/2008

・ミラノ・デルビー後のコメント

僕達がそれほどリスクを冒すことのなかった、不思議な試合だった。10人になってしまった後ずっと、同点に追いつこうとした。 でも、この敗戦を嘆いていてはいけない。僕達は皆ミステルの指示を良く理解し表現した。このチームの一部であることを嬉しく思うよ。 僕はいつもよく動いている。いつも良く働くことは大事なことだ。



"PRESS" 05/09/2008

・フェロー諸島戦前日のコメント

もし充分な集中力と相手に対する最大限の尊敬なしで試合に臨んだら、いつでも問題を抱えることになる。 弱い相手との試合では、いつも僕達は高いレベルでプレイしなかった。やりたくなかったわけではなく、 相手は自分のペナルティ・エリアに閉じこもった時、僕達に打つ手がなかったからだ。

(アンティッチ新監督について)
豊富な経験と知識と具体的なアイディアがある。彼が僕を中盤の底に置いたことは嬉しい。 僕が代表で最も貢献できるポジションだと思っているから。

(EURO予選からの観客離れについて)
もし観客席が15000人か20000人ではなかったら、僕達は悔しいと思うだろう。でも、たとえ観客が2〜3000人の試合でも、 僕達はファンを尊重しなくてはならない。僕達は無観客試合で勝ったこともあるけれど、何試合か熱い雰囲気がなかったのも事実だ。



"Goal.com" 27/08/2008

・Skyのインタヴューに答えて

・君を復活した選手と呼んでも良いのかな?

そう言える。去年僕は高いレベルでのパフォーマンスを見せることができなかったからね。でも、今年について話すのは早い。 (公式戦)1試合しかプレイしていない。良いスタートだったことは確かだ。怪我に泣いていた去年のことはすぐに忘れなければならないけれど、 僕達はスクデットを勝ち獲ってシーズンを終えた。すでに日曜日に美しいインテルを見せた。やる気に満ち、集中した、果断なインテルを。

・中盤での、ディフェンスの前のポジションを気に入っている?

とても楽しんでいるよ。新しいポジションでは早めにゲームを読んで、チームメイトを動かしていくことができるから。 僕達はピッチ上でひとりの人間であるかのように、皆で一緒に動いていく。僕達はそれをモウリーニョと一緒にトレーニングしていて、いつも正確なオートマティズムを追求しているんだ。

・その他にモウリーニョに感銘を受けたことは?

彼はすぐにとても偉大な監督であることを見せた。僕の13〜14年のキャリアの中で、すべてのトレーニングが今まで経験したことのないものだった。

・彼がやって来た時、君のインテルでの冒険は終わったのだと思わなかった?

いいや。クラブからのそんな考えは、僕は何一つ聞かなかった。僕を出発する列車に乗せようとした記者達の作り話にすぎない。 僕について大げさに書きたて、何週間も噂になったけれど、見ての通り僕は残った。すべてをはっきりさせるためクラブと電話で話すだけで充分だったよ。

・モウリーニョがスタンコヴィッチは譲渡できないと言った時、自分を重要な選手であると感じさせた?

とても。重要な選手であると感じさせるということは、当てにしてくれているという意味だからね。 彼は(移籍に関する噂についての)重荷も取り除いてくれた。その時から僕を移籍させるという噂は止んだ。

・最近、マンチーニとは連絡をとっている?

夏の初めに話をしたけれど、ミハイロヴィッチとの方が頻繁に連絡をとっている。僕にとっては兄のようなものだから。

・マンチーニは今年のインテルを応援するだろうか?

もちろん。

・モウリーニョがマンチーニを上回るには、チャンピオンズ・リーグを勝ち獲るしかないと言う人もいる。このカップが強迫観念になる危険性はない?

ない。僕達は落ち着いている。補強し、素晴らしい選手達を買ったチームは多くある。厳しいものになるだろう。でも、いつものように僕達はすべての目標を狙っている。 以前のシーズンがそうであったように。

・マンチーニのお気に入りというレッテルを貼られることは、厄介なこと?

それは記者達が書いていること。彼の友達であることは法に反することじゃない。僕は彼と一緒にプレイし、彼の選手だった。彼には感謝の言葉しかない。 モウリーニョもこの間の(スーペルコッパの)夜に彼を思い出していた。彼なしでは、最初のコッパを勝つことができなかったのだから。

・この夏は盛んにスタンコヴィッチのユーヴェ移籍が噂された。ラニエリやユーヴェの選手達が示した君への評価を誇らしく思う?

偉大なクラブが望んでくれるのは嬉しい。TIMカップの夜、トリノで対戦した時、選手達とラニエリ監督に僕への賛辞のお礼を言った。 でも僕は残留を確信していた。僕にはインテルに捧げるべき多くのことがあるから。

・では、君の獲得についてのユヴェントゥスのティフォージの反対は、君をどれほど苦しめた?

何も僕を傷つけなかったよ。





以前のインタヴュー 2008.1〜2008.5
2007.10〜2007.112007.7〜2007.82007.4〜2007.62007.1〜2007.3
2006.10〜2006.122006.7〜2006.92006.4〜2006.52006.1〜2006.3
2005.10〜2005.122005.8〜2005.92005.4〜2005.62005.1〜2005.3
2004.11〜2004.122004.9〜2004.102004.7〜2004.82004.5〜2004.62004.3〜2004.42004.1〜2004.2
2003.7〜2003.122003.1〜2003.52002.7〜2002.112001〜2002.42000

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