INTERVJU/INTERVIEW

注:以下は私、ゆずるが訳したものです。誤訳、意訳等はご容赦ください。



Dejan Stankovic

"Inter.it" 14/10/2011

予選敗退はとても残念だよ。僕はまだそれを消化できていないし、少し当惑している。僕達は希望を抱いていた。悪いスタートの後、立て直してきたからね。 奇跡的にもあと少しのところまで行けたけれど、EURO出場の夢は消えてしまった。
落胆はとても強い。ベオグラードでのイタリア戦で85分までは僕達セルビアがプレイオフ進出を決めていたんだ。それから7分間でベルファストで奇跡が起こった…。(エストニアが北アイルランドに逆転勝利) スロヴェニアでの最後の試合では、とても不運なことに前半終了間際にミッドフィールドからのゴールで失点して、PKも失敗してしまった…。サッカーはそういうもの。うまく行かないときはどうにもならない。
そこから僕は決心した。A代表で14年、ユース時代も含めると20年代表でプレイしてきた。もう十分だろうと。34歳で新しい大会の予選をやり直すことはできない。2年は厳しい。 肉体的にも精神的にももう無理だ。今はインテルだけだ。でも本当はいつでもそうだったんだよ。僕は二つのことを混同したことはなかった。 いつでも代表に愛情をもっていたし、インテルに愛情をもっていた。代表を引退したから、今、インテルを思ったわけじゃない。いつでもインテルを思っていたよ。



"Inter.it" 09/09/2011

・スタンコヴィッチ、まず君に「調子はどう?」と聞こう。セルビア代表での試合で、頭を打ったために君は早くにピッチを去ったから…。

殴打を受けた後15分ほどプレイを続けたけれど、前半終了前の10分頃に気分が悪くなり始めた。頭がふらふらして、距離感を失った。 ハーフタイムにドクターと話をすると、彼は僕に検査に行った方が良いと助言した。僕は2時間病院にいて、すべての検査は陰性だった。そしてスタジアムに戻ってシャワーを浴びた。

・それでは、君はパレルモ戦ではジャン・パオロ・ガスペリーニの招集に応じられる?

ああ。僕は通常通りに昨日と今日トレーニングした。100パーセント応じられるよ。

・セルビア代表での100試合出場という美しいゴール。イタリア戦での101試合目は君達にEURO出場を与えるのでは?

まず100試合について話そう。代表で100試合出場するということは、とても誇らしいこと。自身の国で100試合出場することは、長い年月高いレベルにあり続けたという証しでもある。 僕はチームメイトやスタッフ、セルビアサッカー協会のサポートと共に前へ進み続ける。この予選ではピッチの内外で信じられないことが起こったために、今年僕達はとても大きなハンディキャップと共にスタートした。 ようやく、僕達は正しい道に戻った。僕達にはベオグラードの満員のスタジアムでのイタリア戦が待っている。 ジェノヴァの出来事の1年後であり、僕達にとってはとても重要な試合、2位になること、プレイオフに出場する可能性も見えてくる試合だ。おそらくはここ2〜3年で最も重要なものだろう。

・インテルで君は新しいシーズンを迎えるけれど、君は勝ち獲れるものはすべて勝ち獲ってきた。ガラスケースに飾るべきものは何が残っている?

トロフィーへの飢えはいつでもある。昨シーズン僕達は少し悔いを残した。今シーズンは癒される可能性がある。僕達は良いチームで、良くトレーニングしている。 カンピオナートはとても長く、何も言うことはできない。インテルやミランの他にも多くのチームがある。ユヴェントゥス、ナポリ、ローマ…。とても素晴らしく、拮抗したシーズンになるだろう。

・これまで君はカンピオナートの結果はいつでもインテル次第だと言っていた。今シーズンもそうだと言えるのか、イタリア王者のミランが他をリードしているのか?

昨季優勝したチームが一歩リードしているのは確かだ。でも、何の意味もない。確かめることはいつでも難しいから。 僕達はこの何年か上手くやってきたし、カンピオナートも連覇してきた。いつも繰り返すことは難しい。

・ジャン・ピエロ・ガスペリーニから感銘を受けたことは何?この雰囲気に何を与えることができる?

それぞれの監督ですべてが違う。僕が仕事をする幸運に恵まれた監督は、各々固有のIDカードを持っていた。ガスペリーニも皆と同じように、配慮とディテールと最小の独特な部分がある。 彼は多くのリードを与える新しいスタイルを持っている。僕達はもう少し組織化しなくてはならない。もう少し犠牲的にならなければならなけれど、少しづつ、キャンプが始まってから2か月後に、僕達はチームにとってとても重要なオートマティズムを見せた。 ガスペリーニは短時間で、彼が望んでいることと彼のアイデアを伝えることに成功した。僕達は偉大な経験を持ったチームであり、彼が望むところを理解するには少しの時間で足りるんだ。

・ガスペリーニが持ち込んだスリーバックが話題になっている。フォーバックでプレイすることに慣れたチームにとって、新しいスタイルのしくみを消化するのは本当に複雑なことではないのか?

僕が言ったばかりだけれど、有利な点も不利な点もある。僕達のディフェンダーは素晴らしく、スリーバックかフォーバックでプレイすることは些細な変更だと思える経験もある。 慣れの問題は、いかにトレーニングするか、いかにこのことを受け入れるかに依る。正しい準備があれば、すべてはより簡単になる。

・マウロ・サラテの話はデヤン・スタンコヴィッチのそれと似ているかもしれない。過去に、実際、ラツィオからインテルへ移籍した。彼にはもうアドバイスをした?

昨日、初めて彼とフォルランに会った。彼らはとても素晴らしい新入団選手だ。まぎれもない才能をもっている。僕達に大きな手助けをしてくれる。 元ラツィアーレとして、サラテにはインテルで僕がここ最近勝ち獲ったようなものを勝ち獲れるよう願っている。幸運と健康、新しいチーム、クラブ、街に慣れるように。 でも問題はないだろう。僕はここに来た時、たった2ヶ月で家にいるような気になったからね。

・サラテについて、ビッググラブで違いをつくるための才能があると言われている。インテルのようなビッグクラブで冒してはいけない過ちとは何?

興奮しすぎてはいけない、ただできることをやるべきだ。何も発明したり、何も表に出してはいけない。それが偉大なカンピオーネだ。 ただリラックスしていればいい。チームがきっと助けてくれるだろう。できることだけやっていれば十分だ。

・ディエゴ・フォルランについては、アドバイスが必要?

いいや。彼はすでに偉大な選手だ。ここ数年彼は絶好調で、毎試合、毎大会証明している。ワールドカップでも、コパ・アメリカでも素晴らしかった。本当に素晴らしい。

・ディエゴ・フォルランのおかげで、サミュエル・エトオを惜しむことはない?

そのふたつは違うこと。それを混同したくはない。エトオは素晴らしかったし、ピッチの中でも外でも偉大なカンピオーネだった。 僕は彼と上手くやっていた。自分の主張を持った人で、真のカンピオーネだ。彼には幸運を祈っているよ。

・ある人はイタリアのチームはその目標のリストのトップにカンピオナートを置くべきだと主張している。何故なら、チャンピオンズ・リーグはすべてがバルセロナ次第であるから。そう思う?

バルセロナはバルセロナ。今季も大本命だけれど、毎年多くのチームが彼らを倒す望みをもって、それをするために多くの犠牲を払っている。 僕達にとってもそう。もしかしたら劣勢からスタートするかもしれない。チャンピオンズ・リーグを勝つことは厳しいもの。でも何が起こるかわからない。 大事なことはシーズンのある時期に、質と幸運と共に、正しい試合にたどり着くこと。

・君は中盤のすべてのポジションでプレイする選手だけれど、君の意見では、ウェズレイ・スナイデルのようなカンピオーネが新しいシステムに順応するためにはなにをすべきだと思う?

まず落ち着かなくてはならない。彼は才能があり、中盤ならどこでもプレイできる。それを確信すれば十分だ。昨日彼に会って、僕達は良くトレーニングした。 大事なことは僕達選手全員が準備ができていること。とても多くの試合があり、年に60試合出場できる選手などいない。ハビエル・サネッティ以外は(笑)。 そのためにターンオーバーがあり、チームが変わるだろう。僕達は適切な時に準備ができていなくてはならないんだ。

・スナイデルは中盤で君のライバルとなりうるのでは?

僕にはライバルはいない。チームメイトがいるだけだ。もし日曜日と水曜日にプレイしなくても、遅かれ早かれ変化はあるだろうし、次の日曜日と水曜日にはプレイするだろう。 大事なことは良くトレーニングすること、落ち着いていること、フィジカルの調子が良いこと。問題はない。遅かれ早かれきっとプレイするだろう。

・最近のインテルはパレルモでは上手くやっている。簡単なアウェイと見ても良いのかな?

それは絶対にない。パレルモで僕達は簡単に勝ったことはない。いつも苦しんだし、勝利を実現するためによくやった。今季は違う試合になるだろう。

・日曜日に君は33歳になる。このインテルがデヤン・スタンコヴィッチなしでいられないことを再び証明したいと思っている? 2年前、ジョゼ・モウリーニョの2シーズン目に少し後ろのポジションからスタートして、その後上がっていった(訳注:レギュラーになった)と言っていたけれど。

今年も普段通りのスタートだよ。本命ではない(笑)。でもシーズンは長い、自信はある。

・個人的に望んでいることは何?

フィジカル面で順調であること、チームに対して大きな貢献ができること。それができると確信している。

・もし君の精神状態と今シーズン開始におけるインテルのそれを明確にするための定義を探さなくてはならないとしたら?

自分の質を肯定し、確信しているチーム。今シーズンも上手くやることを確信している。静かに始まるチーム。

・昨日はユヴェントゥスの新しいスタジアムのこけら落としがあった。

素晴らしいね。昨日はテニスのUSオープンのセルビア人対決、ジョコヴィッチとティプサレヴィッチの試合を見ている間にいくつか映像を見たよ。 時々チャンネルを変えて、新しいスタジアムを見た。本当に美しい。彼らにはおめでとうと言うよ。

・彼ら(ユヴェントゥス)は自分たちのスクデットは29個であると主張していた…。

それは見ていなかった。僕はただコレオグラフィと花火を見ただけだった。



"Inter.it" 16/07/2011

・"Sky Sport 24"のインタヴュー

今は足が良く動いているよ。毎年、いつものキャンプの感覚と同じ。僕はもうインテルで長いし家族も同然だから、順調なのはわかっている。 上手くやりたいという熱意と共にハードにトレーニングしている。

・新監督ガスペリーニの採用する新しいシステムについて

システムはしばしば新聞やTVのカルチョを論じるために使われるものでもある。ピッチの中では守るべきスペースと攻撃のためのスペースはいつでも同じだ。 ガスペリーニはディテールに気を配っていて、経験ある僕たちに良く説明し話してくれる。 僕たちは理解し合おうとしているところだけど、彼も、この時期に体力づくりをすることが大事だと思っている。
僕たちは上手くやりたいと思っている。僕たちが昨シーズン三つのタイトルを獲ったことは忘れてはいない。 それからカンピオナートでのポイントを挽回するための多大な苦労の後、デルビーとチャンピオンズ・リーグの呪われた一週間があった。 あの一週間の理由を探すのは今となっては無駄なこと。ページをめくって、ゼロから出発して、未来を作るんだ。 厳しいシーズンになるだろう。僕達や他のビッグクラブだけじゃなく、すべてのチームがさらに強化してくる。 厳しい戦いになるだろうから、僕達は良い準備をしなくてはならないんだ。

・移籍の噂のあるウェズレイ・スナイデルについて

マッシミリアーノ(インタヴュアーの名前)、「ウェズレイは出ていかない」にピッツァとビールとコーヒーを賭けるよ。

・新加入のリカルド・アルバレスについて

正直に言って、彼のことは良く知らなかったのだけれど、ここ数日目立っている。才能ある子だし、確実に僕達を助けてくれるはずだ。

・2006年のスクデットがインテルのものとイタリア・サッカー協会が確認した件について

2006年のスクデットの話は決着しそうだと新聞で読んだよ。もう止めよう。インテルにとって朗報ではあるけれど、 背後にあることは僕達には興味がない。それは会長やフロントの仕事で、僕達選手の頭の上を通り過ぎていくことなんだ。





以前のインタヴュー 2011.1〜2011.6
2010.11〜2010.122010.8〜2010.102010.1〜2010.5
2009.10〜2009.122009.7〜2009.92009.4〜2009.52009.1〜2009.3
2008.11〜2008.122008.8〜2008.102008.1〜2008.5
2007.10〜2007.112007.7〜2007.82007.4〜2007.62007.1〜2007.3
2006.10〜2006.122006.7〜2006.92006.4〜2006.52006.1〜2006.3
2005.10〜2005.122005.8〜2005.92005.4〜2005.62005.1〜2005.3
2004.11〜2004.122004.9〜2004.102004.7〜2004.82004.5〜2004.62004.3〜2004.42004.1〜2004.2
2003.7〜2003.122003.1〜2003.52002.7〜2002.112001〜2002.42000

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