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三賞 佳作賞 上達賞 講師作品 第14回展ハイライト

仏像彫刻展(第14回仏師瑞雲流仏像展)
2005年度 三賞

今年の仏像彫刻テーマ「親愛なる仏像との出会い

受賞作品発表展2005年9/6〜9/11(船橋スクエア21)

特別賞(テーマ賞)

雲中供養菩薩像

鳥飼瑞山作(師範科)

技能賞

仁王像

湯浅綾子作(中級科)
コメント
東大寺の仁王は、他の仁王にはない人間味を感じる。特徴のある目玉にもどこか暖かみがあって彫るならこれと思った。仁王の力強い筋肉を写真だけから読みとるのは難しい。ボデイビルダーの写真や自身の体を鏡に映して見たがあまり参考にならず苦労した。彫刻材の楠は木目の色の濃淡や流れが面白く思わぬ効果をもたらした。          作者
仁王像
芸術賞

十一面観音像

大塚瑞光作(師範科)
この像は平成11年に東京国立博物館に展示された奈良県室生寺金堂の十一面観音像を手本に作成したものである。制作は平成16年6月から6月程で、材は知り合いから譲り受けた樹齢約80年の八重桜を使用した。桜材は堅いが細かい細工をするには都合がよい。苦心した点は1,堅い材を丸太から加工したこと2,欠損している両腕から先の天衣の復元3,光背の表現4,頭上面の作成などであった。将来、同じ像を大きなサイズで造ってみたいと考えている。
                 作者
十一面観音像

仏像彫刻の御利益を歴史から


--彫る悦びを味わう--

「無心に彫る」ということは、心身を若返らせ、心にさとりを、人生に希望を与えてくれます。
当方の彫刻教室は最も大切な基礎(小刀の使い方)に始まり、仏足、仏手、お顔、仏頭、全身像という具合に進みます。観音菩薩、釈迦如来、阿弥陀如来、不動明王など短期間に彫れようになります。通常は、月に2回の講習のため2年弱で一通り彫れるようになっており、熱心な生徒は1年足らずで観音様などの仏像を彫ることも可能です。入会お考えの方は下記の案内へお進みください。

造像、仏像彫刻の功徳 霊験記3

三井寺の地蔵菩薩像を修理した供奉(いぐぶ)が、夢に地蔵菩薩が仏像を作った仏師、修理した者を擁護していることを告げられ感涙した話。
  
 今は昔、供奉が阿弥陀如来像を造ったおり、帝釈天像梵天像七福神の修理が終わった後、古い地蔵菩薩像を修理した。
その時、夢に14,5才くらいの端正な小僧が現れ「わしは、古い地蔵菩薩像の地蔵菩薩なり、わしを造った仏師を擁護している」と告げられたので涙を流して尊んだ。
 思うに、心を込めて仏像を造らせた人がご利益をいただけるのは当然ですが、信仰心がなく代価をもらって仏像を造った仏師にも地蔵菩薩さまはご利益を施されると知り、尊んだと伝えます。だから、阿弥陀如来や七福神、帝釈天、梵天、鬼子母神、不動明王など自由に彫れるようになったらどんなにか素敵なことでしょう。
(今昔物語巻17の12)

造像の功徳 地蔵菩薩霊験記2

播磨の国、極楽寺の僧公真(こうしん)が父の重正地蔵菩薩造像の功徳によって生き返った話。
  
今は昔、播磨の国、極楽寺の僧公真は重病にかかり死んでしまった。死後、閻魔庁につくと、そこは、ひどい責め苦で泣き叫ぶ罪人の声が雷のようであった。
 そこに一人の小僧が現れ公真に「お前の父重正は不動明王お釈迦様鬼子母神像を彫る傍ら私の像を造り開眼供養をしてくれた。すでに、重正は擁護しているが、お前も助けてやろう。」と告げて閻魔王庁の門外に連れ出し「すぐ人間界に返り、深く三宝を敬って善い行いをしなさい。二度とここには来ないように」と諭されたと思った瞬間生き返った。
 その後、公真は発心し仏師にたのんで地蔵菩薩像をお造り申し上げ日夜朝暮に供養し奉った。
 この極楽寺にある地蔵菩薩像がこれであると伝えている。
(今昔物語巻17の20)

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