仏像彫刻展(第16回仏師瑞雲流仏像展)
2007年度その2

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今年の仏像彫刻テーマ いやしの一木

佳作賞

佳作賞

鑑真和上像

湯浅 綾子作(師範科)
コメント
数年前、上野で鑑真和上展があって、その時初めて鑑真和上像を拝観した。その穏やかで人を包み込むようなお姿に接し、いつか彫ってみたいと思った。しかし、仏像は顔が命、中でもめは重要なポイントで目を瞑っている像が彫れるか・・・
直な心で向かってみた。
近づけたような気がしたが、貧相で実際のお像より年をとってしまった。

仏像事典 鑑真和上像
 

帝釈天 梵天像

清瀬 啓二作(中級科)
コメント
今回は帝釈天 梵天を彫りました。この立像は1年半前、上野の「最澄と天台の国宝展」に展示されていたものです。愛知 瀧山寺所蔵のもので、展示会場で帝釈天に一目惚れしました。中性的な美男子、帝釈天の感じが少しは出ているでしょうか。

仏像事典 帝釈天 梵天

弥勒菩薩像

高木 穆作(中級科)
 コメント
優美なお姿で誰からも愛されている広隆寺の弥勒菩薩。今回、その大好きな仏様を彫る機会を得ました。製作に当たっては、全体のバランスに気をつけ慈愛に満ちたお姿が再現できたらと考えながら進めました。6度ほど右に傾いているお顔が意外に難しく苦労しましたが、思いがけずこのような賞をいただき感激しております。
今後とも仏像彫刻を通して心の安らぎを求めていきたいと思っています。

仏像事典 弥勒菩薩

不動明王像

細羽 成信作(中級科)
コメント
今まで、重心は体の中央にあるものばかり彫ってきて今回はじめてそうでないもの、即ち、腰が若干右に寄った立像に挑戦するということで、新しい段階に進める期待と、うまくいくかどうかバランスの取れたものが出来るかどうか心配しましたが、結果が、このような賞をいただき大変嬉しく、またご指導感謝致します。
 不動明王は好きな仏像の一つであり、もっと勉強して如来の化身らしい”慈悲のある忿怒(ふんぬ)形”が彫れるようになりたいと思っています。

仏像事典 不動明王

地蔵菩薩像

名西 徹作(中級科)
コメント
思いがけない受賞で嬉しさいっぱいです。衣の重なり具合、折り合わせ、衣紋など、わざわざ別の資料をコピーしてくださったりご指導下さった先生と先輩方に感謝の意を表します。ようやく衣が衣らしく彫れたような気がします。これを機にいっそうの努力をしていきたいと思っています。

仏像事典 地蔵菩薩

恵比寿天、大黒天面

原田 明作(初級科)
コメント
私は仏像彫刻教室1年生です。以前、信長、徳川時代の渋く拡張ある能面や運慶青年期の端正でクールな気迫ある仏像に興味があった。少しでもそれらのコピーが作れたらというのが入門の動機である。教室では先生の驚くべき巧みさ、描画のような美しさに魅了され、日本の伝統を感じている。実技は難しいが2,3年後の上達を楽しみに彫刻を続けていきたい。

仏像事典 恵比寿天 大黒天

彫る悦びを味わう仏像彫刻

「無心に仏像を彫る」ということは、心身を若返らせ、心にさとりを、人生に希望を与えてくれます。
当方の仏像彫刻教室は最も大切な基礎(小刀の使い方)に始まり、仏足、仏手、お顔、仏頭、全身像という具合に進みます。観音菩薩、釈迦如来、阿弥陀如来、不動明王など短期間に彫れようになります。通常は、月に2回の講習のため2年弱で一通り彫れるようになっており、熱心な生徒は1年足らずで観音様などの仏像を彫ることも可能です。入会お考えの方は下記の案内へお進みください。

造像(仏像彫刻)の功徳 霊験記1今昔物語から

三井寺の僧浄照(じょうぞう)が11,2才の時戯れに地蔵菩薩像を彫った功徳で、30歳の時、一度死んぬが、また生き返った話。
   
 今は昔、三井寺の僧浄照は11,2才の時戯れに地蔵菩薩像を刻み仏壇に置いて拝むまねをしていたが、その後出家し立派な僧になった。
 浄照が30才の時、病を得てついに死んでしまった。死後、浄照は何ものかに深い穴に落とされ、どこまでも深く落ちていく間、「私は死ぬんだな」と思いながら観音さまと地蔵菩薩さまを念じていた。
 しばらく落ちて着いたところは閻魔庁で責め苦を受ける罪人が泣き叫んでいたが、そこに一人の小僧が現れ浄照に「お前は私をしっているか?私はお前が幼いとき戯れに彫った地蔵だ。いつもお前を見守ってきた。」と言って閻魔王に願い出て許してもらった、とその瞬間に生き返った。
 その後、浄照は固い菩提心を起こし諸国を巡って修行をした。
 戯れに地蔵菩薩の像を刻み、正式の供養をしていなくても地蔵様のご利益はかくのごとき
である。まして、発心し地蔵菩薩像を造ったり描いたりする功徳はいかばかりであろうか。
(今昔物語巻17の19)

造像の功徳 地蔵菩薩霊験記2

播磨の国、極楽寺の僧公真(こうしん)が父の重正地蔵菩薩造像の功徳によって生き返った話。
  
今は昔、播磨の国、極楽寺の僧公真は重病にかかり死んでしまった。死後、閻魔庁につくと、そこは、ひどい責め苦で泣き叫ぶ罪人の声が雷のようであった。
 そこに一人の小僧が現れ公真に「お前の父重正は不動明王お釈迦様阿弥陀如来を彫る傍ら私の像を造り開眼供養をしてくれた。すでに、重正は擁護しているが、お前も助けてやろう。」と告げて閻魔王庁の門外に連れ出し「すぐ人間界に返り、深く三宝を敬って善い行いをしなさい。二度とここには来ないように」と諭されたと思った瞬間生き返った。
 その後、公真は発心し仏師にたのんで地蔵菩薩像をお造り申し上げ日夜朝暮に供養し奉った。
 この極楽寺にある地蔵菩薩像がこれであると伝えている。
(今昔物語巻17の20)

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