仏像彫刻展(第19回仏師瑞雲流仏像展)

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三賞 佳作賞 奨励賞 講師作品 その他作品 第19回ハイライト

2010年度仏像彫刻のテーマ 癒しの表情 三賞


受賞作品発表展2010年9/7〜9/12(船橋スクエア21)
特別賞(テーマ賞)
小林 瑞泉作(師範科)

慈母観音菩薩によせて


子供をたくさん配置して、微笑ましい観音像が出来上がりました。このような作品には従来型の光背や台座は似合わないようです。観音と子供たち本体は木曽檜製、岩座は楠材です。
コメント
 観音様の女性的な部分が表現され、優しく慈愛に満ちた表情は見る者を魅了する仏像です。子安観音とも呼ばれ、稚児を抱く姿は鬼子母神に類似する。子宝、安産や子供達の無病息災を願う女性達に信仰を寄せられている。
 児童虐待や混沌とした社会情勢にある昨今、子供らの未来に幸あることを祈りこの慈母観音像を制作した。観音様の表情や足下の子供らの表現に苦心した。

  師範科 仏師 小林 瑞泉作  仏像事典 慈母観音像

技能賞

天燈鬼、龍燈鬼
仏像彫刻を始めて10年


湯浅 綾子作(師範科)
天燈鬼・竜燈鬼を彫って
  仏像彫刻を始めて10年 私は おゝかた 美しさ 精神性の高さを感じるものばかりを彫ってきたと思うが このたびは全く異形の邪鬼の表情の面白さに惹かれて彫ってみた。彫り始めて 戸惑うことばかりだったが 五頭身のこの肉体に迫るほどに 様々な隆々たる筋肉が見えてきて その力強さに驚嘆した。仏師の技の見事さもあわせて こうして彫るために見つめてみなければなかなか見極められない魅力、面白さを知った。
技能賞

八部衆のうち 阿修羅 乾闥婆 難陀竜王


(中級科)稲葉 進
コメント
三十三間堂では、金色に輝く千手観音が壮観ですがその前に並ぶ 二十八部衆には、動きが自由で、表情もリアルで魅力がある像です。
今回 その中で一度作成したかった 阿修羅王、乾闥婆王、難陀竜王を作成しました。特に乾闥婆王は、空中で音楽を奏でて、胎児や小児を保護するとして信仰を集めている像なので顔は怖いが 体はやさしいイメージで作成しました。
八部衆の残りの像にも、挑戦したいと思います。


彫る悦びがある仏像彫刻教室

 「無心に彫る」ということは、心身を若返らせ、心にさとりを、人生に希望を与えてくれます。当方の彫刻教室は初級科では最も大切な基礎(小刀の使い方)に始まり、仏足、仏手、お顔、仏頭、全身像という具合に進みます。観音菩薩地蔵菩薩阿弥陀如来不動明王など短期間に彫れようになります。この段階では各課題に出来上がり石膏見本が付いていますので教室でも自宅でも見本を見ながら彫刻できて進歩上達がとても早くなるわけです。
 また、中級科では鬼子母神弥勒菩薩阿修羅像弘法大師像 、摩利支天など難度の高い天部や高僧などの仏像彫刻も学ぶことができます。この段階は、もう見本はありませんが仏像の作図と写真( 木取り、粗彫りの仕方や各方向から見た完成写真など)だけで摩利支天など非常に難易度の高い仏像も彫れるようになっていく段階です。
 師範科は中級クラスの方でで、仏像彫刻展などで優れた技能を評価されたりして優秀さが認められた方が在籍できます。
 通常は、月に2回の講習のため2年弱〜2年半くらいで初級科の段階を卒業でき一通り仏像が彫れるようになっており、熱心な生徒は1年足らずで観音様などの立像を彫ることも可能です。入会お考えの方は下記の案内へお進みください。

 仏像彫刻教室案内
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