1月30日 小説叩かれてグレートワナビファイターに驚いて座敷牢で説教されました。 つまり。 きのう、ワナビオフなるものに参加しました。 作家志望者などが小説書いて、それを10人くらいの批評員が批評しまくるという催しです。 会議室借りちゃって本格的に。 なんかとなりで大学入試とか面接とかやってるんですけど。 私ら場違いですか? いいえ胸を張りましょう。 日本の経済を担うキモオタさまのお通りだ、頭が高い! (張りすぎ) 今回のオフでは、掲示板やメールとは一味違う意見がきけました。 同じ作品でも人によって評価がぜんぜんバラバラなんですよね。 私の小説なんて「ただの自己満足じゃねーか。キモイ」から「これこそプロの技だ」までバラバラ。 しかし批判する人はみんな同じところを批判している。つまり、これはもう確実な欠点。きつい。 批判もきつかったですが、それ以上の衝撃は、長編3本と中篇1本を持ってきたすごい作家志望者がいたことです。 しかもこの4本は1年くらいで書いたという。 私そんなに早く書いたこと、人生で一度もないよ……負けてる負けてる。 5時間にわたって語り合い、その後、「監獄風の居酒屋」なる妙なところで2次会。 「おまえ書くの遅いんだよヴォケ!」 「やる気ねーだろ! 作家ごっこしてるだけだろ!」 「もう会社はお前のことなんか忘れてるっつの!」 みたいな感じでえんえんと説教を受けました。 牢獄の中で説教されると効果数倍です。 しょんぼりしてる私に某氏がやさしく言いました。 「ちょっと言い過ぎたよ。元気出せよ。メイドさんのぱんつが見える店つれてってやるから」 なにその慰め方。 > |
1月26日 おや、ここまで更新の間が空いたのははじめてかも。 私のバイクがもうじき寿命だそうです。 月曜日(1月24日)の朝、目を覚まして、さあ出勤しようと思ったらバイクが雪に埋まってました。 埋まってたってのは誇張。「覆われて真っ白になってた」あたりが本当のところです。メーターとかミラーとかぜんぜん見えないんです。 私の住む東京都町田市某所は、なんでか知りませんが寒くて雪がよく降るんです。都心とはぜんぜん違います。 で、雪をガリガリ落としてまたがり、走り出そうと思ったら。 セルモーターがよわよわしくキュルキュル。エンジンがボスッボスッと咳きこんで、それで終わり。 まったくエンジンかからない。バッテリー上がりすぎ。セル弱すぎ。おかしい。昨日は普通に走ってたのに。バッテリーはたった4ヶ月前に交換したばっかりなのに。 しかもセルを回すごとに回ってる感じが弱くなっていきます。キュルキュルもいわなくなりました。「ジーッ」って放電っぽい音がするだけです。 押しがけを試みました。 クラッチを握ってバイクを押して、走って走ってパッとクラッチ離して、するとやっぱりエンジンがボスンボスン。後輪にすごい抵抗。とっさにスロットル開けてクラッチまた切って、ああ駄目ですエンジン止まりました。 何十回も押しがけを繰り返しました。 額が汗まみれ、足は重くなり、それでもエンジンはまったくかかる気配なし。 会社に事情を説明して遅刻の了解をもらい、バイク屋へ。 増田「お久しぶりですー」 バイク屋「どうも」 10年前からちょくちょくお世話になっているバイク屋さんです。 「あなたネジとかキッチリしめないでしょ、子供のころからプラモデルとか手を抜いて作ってたでしょ、だからバイクを駄目にするんですよ」などと昔よく叱られました。 事情を説明して、ちょっと見てもらったら、バイク屋さんはバッサリと結論を。 「寿命だね」 そうですか14万キロ走ったら寿命ですか。 世界に誇るべきホンダテクノロジーにも限界はあるんですね。 充電してもらってアイドリング回転数を思いっきり上げたら走るようにはなりました。 しかし買い替えを考えといたほうがよさそうです。 ああ怖いなあ、ローン。安くて乗りやすくて壊れないバイクほしい。 |
1月14日 PDAをせっかく買ったのだから使い方をもっと勉強しよう、と思って本屋へ。 ところがPDAの本がぜんぜん売ってません! ウィンドウズとMacと、それからLinuxとかの本はあるんですが。 もしかしてPDAとはMac以上にマイナーな代物ですか。衰亡中だったりしますか。 ようやく「モバイルPRESS」というPDA雑誌を入手しました。 おー読むぞー。 って、この雑誌今号で休刊しちゃうよ! やっぱり将来性が危ういジャンルなのでしょうか。 ノートパソコンと比べると機能が大きく劣る。 携帯電話よりは高性能だが携帯電話ほど小さくない。 なにより値段が微妙。私は中古で1万円だから買いましたが、6万円だったら「もう少し出してノートパソコン買おう。中古とか」と思っていたでしょう。 もちろん「携帯で十分」と考える方もいるでしょう。 スーパーダッシュ文庫で今度デビューする砂浦俊一さんという作家さんは、携帯電話で小説を書いてるそうです。 ああ、そういう人が増えるなら、PDAの存在意義はますます小さく。 携帯で思い出しました。 携帯電話の「色」の名前って面白いですよね。 単に青とか黒というだけではなく細かく分けられている。 いえ、「名づけられている」というべきでしょうか。 「ミントホワイト」 「パフィーホワイト」 「パールホワイト」 「ドレッシーホワイト」 「カモミールホワイト」 ホワイトといってもこんなに種類が。 「エクセレントシルバー」 「シルバーマティーニ」 「パープルシルバー」 どんな色なのかイメージしづらいですがシルバーマティーニって名前カッコイイです。 もっとインパクトある名前もあります。 「ブラックトルネード」。必殺技!? 「エターナルブラック」。悪の組織!? 特にエターナルブラックはいい。「私の携帯電話はエターナルブラックに塗装されている!」とか一度言ってみたいです。 馬鹿? ほっといてください。わかってます。 しかし上には上がある。 最強の色、それは「アブソリュートネイビー」です。 直訳すると「絶対海軍」ですよ! 強そうです。字面からして無敵艦隊より上。とても勝てそうにありません。 「次の敵は絶対海軍だ。」「すいません降伏します。」 というわけで、ネーミングの力というものを思い知りました。 |
1月10日 PDAを買いました。 iBookに代わるモバイルアイテム、っていうか「どこでも原稿書きマシン」です。 こないだソフマップ町田店をうろうろしていたら1万2000円の中古PDAを見つけました。 東芝のGENIOです。ウィンドウズCEマシンですね。 以前、バイク便のお仕事でカシオペアを使っていたので、CEマシンは割と使い慣れているのです。 しかし、同じ中古コーナーで隣に並んでいたクリエUXにもそそられました。 「クリエかっこいー! クリエの方がいいかなー。キーボードの微妙な曲線がハアハア。ゲイツOSを積んでないのも嬉しい。でもなー値段が3倍。うーん」 などと悩みもしましたが、結局は安さに負け、「よし!」と中古GENIO購入。 その後ネットで検索したらなんかGENIOは悪評が多くてショボン。 いいんです! 評判が悪くても自分に合いさえすれば! 連休の間はPDAに習熟すべく、寝転がってPDAで文章書いてました。 うわ手書き入力って割と遅い。キーボードつきにすりゃよかったかなー、などと後悔しつつも、手書き文字自動認識が楽しくて、10時間ぐらいぶっ通しで書きました。 パソコンでキーボード使って書くときに比べペースは遅いのですが、「気が散らずに長い時間書ける」気はします。 まだ使いこんでないから断定はできんのですが。 本の感想。 桜庭一樹「GOSICK4 ゴシック・愚者を代弁せよ」富士見ミステリ文庫 相変わらず冴え渡ってます。 なにがって、1の真実を10にも100にも見せる演出の技法が。 ヴィクトリカは巻を重ねるごとに可愛くなっていくし。 私はライトノベルを読んでいて気に入った女の子を見つけると脳内フォトショップで眼鏡をかけさせるのですが、ヴィクトリカに限ってはそんな気になれませんでした。なんか恐れ多くて。 緻密なイラストが小説本体ときわめてうまくマッチングしているのもいい感じです。「イラストつき小説」としてみるとこのシリーズは完璧に近いんじゃないでしょうか。 |
1月3日 田舎に帰ってました。 iBOOKがなくなってしまったので、新幹線の中ではメモ帳開いてネタ練り。 私のほか誰一人読めない殴り書き。 おお、なんてことだ。メモ帳でもなんとかなってしまう。 しかもメモ帳は故障しないし電池も切れない。 小説やシナリオ本文は書けないまでも、その前段階の箱書きまでは紙とペンで書けてしまう。 その点を父に突っこまれ「要するにお前はMacを見せびらかしたくて使っていただけだ」と断定されました。 わりと痛いとこついてます。役に立つかどうかではなく、精神的満足感をもとめてパソコンを使う、ということもあります。ファッション……とは違いますね、なんだろう。 手段と目的の転倒? そのとおり、しかし手段と目的がひっくり返ったときこそ「文化」の誕生するときです。 最近読んだ小説では、有川浩「空の中」(メディアワークス)が、ツンデレ萌えで面白かったです。これか? これが本物のツンデレパイロットヒロインか? SFとしてもいい感じでした。懐かしくて読みやすい、ジュブナイルSFの面白さを蘇らせたような。 主人公の一人である少年に「え? 高校生? 13歳くらいに見える」と違和感を覚えたんですが、まあでも、私が知っている少年のイメージもかなり狭いもんだし、こういう少年もいるのかもしれません。 |
1月1日 あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 今年は出版なりゲームシナリオなりの本格デビューが目標です。 あと太りすぎたのでダイエットも目標です。 デブは万病の元! と叫びつつ励みます。 でもおせち料理うまー。(だめじゃん) |