2001年11月の日記
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11月29日 ウイルスメールがどばどば来るです。 バッドトランスとかいう奴です。 いまんとこ感染してはいないようですが。 万一私のところから添付ファイル付きで本文真っ白のメールが来たらウイルスです。捨ててください。 電車便の仕事をやっていた。 電車に乗ると眼鏡っ娘にたくさん会える。幸せ。本当に幸せ。 「ブラックマトリクス2」が出るって? たぶん買わない。1だって、あれだけ大枚はたいて買ったのに結局やって…… !!!! 買う! このゲーム買うぞ! 彼女のためだけにっっっっっ! マリアージュさまー! アニメージュで眼鏡特集が組まれているという話ですが、見あたりません。まあ発売日から20日も過ぎてるからなあ。 後悔先に立たず。 林譲治「大赤斑追撃」、谷口裕貴「遺産の方舟」読んだ。 どっちも徳間デュアル文庫。私は現在徳間書店マンセー状態です。 林譲治ってハードSFの気鋭だったんですか。そいつは知りませんでした。 相変わらずキャラが快調にボケています。 谷口氏は日本SF新人賞出身です。つまり私のライバルです(言ってろ言ってろ)。 本の感想はね。まあどっちも面白かったけど、長さが200枚だけに話の引っ張り方が中途半端だな。 この内容なら200枚いらない。どばっと削るべし。あるいはもっといろいろ詰め込んで350枚にすべし。 えっそれで終わっちゃうの、もう終わっちゃうの、と思った。 あと185日ー! |
11月27日 昨日バイクを起こしたのがいけなかったのか、腰の痛みがぶり返してきた。ときどき針が刺さるように痛くなる。 今日はとくに書くようなことはなかった。しかしそれで終わったら面白くない。 「荒廃の歌」の「テキストサイトの現況」に興味をひかれた。ここは毒舌系だし高慢な文章だけど面白い。高慢なのは猫だからしょうがないっていう気もする。うわっ、うまい逃げだ。 そうか。アクセス数は手段であって目的じゃないのにそっちのほうが重要になっちゃうとおかしいよな。 私は、ヒット数の多いサイトがあるからってそこの真似しようと思ってはいない。 うらやましいけど、でも私がやりたいのはそれとは違うよなって思うから。 しかしそれはそれとして、久々に「うごうご榊くん」見に行って圧倒された。 掲示板がほんとに活気あるなー。 ファンサイトとしては理想に近い。管理人ぐりまさんの苦労が忍ばれる。 アクセス数10倍より掲示板の書き込み10倍の方がうれしいよな。 あと、同じく「荒廃の歌」でとりあげられていた「ネット上の発言で、その人の人格は判るか否か」という問題も面白いと思った。 私の意見はどうなのかというと。 わからないと思う。 ネット上での発言にもその人の人格とか感性は当然反映されてると思うけど、それはジグソーパズルの1ピースみたいなもんで、とてもそこから全体の絵を導き出すことはできない。 だから、掲示板の書き込みとか日記を見て「無責任だ」「甘えてる」とか人格非難するのは危険だと思う。 だから可能な限りやらないようにしてるし、掲示板で互いの人格を非難し合う形の喧嘩が起こったときには、止めに入る事が多い。 たったそれだけの発言で相手の人格はわからない、早計すぎると思うから。 でも、それは別にネットでの話だけじゃなくてさ。 じかに会ってつき合っても、わからない部分は常に残る。ネットより相手の心が把握できるという気はしない。 表情とか声がある分伝わるものもあるだろうけど、そのせいで隠れてしまうものも多いはずだから。 じかのつきあいだと心がわかるのではなく、わかった気になるための手段が多数用意されている、というだけじゃないか。そう思う。 だがそうは言っても、「ああ、この人とはネットだけでなく直に会いたい」と思ってしまうのが、私の限界というかなんとというか、旧世代の人間だという証拠なのかもしれないね。しょせんは肉体感覚から逃れられない。 まあ結論は。 人間の心に関しては不可知論の立場でありたい。 ああこの人はこういう人間なんだなって思っても、それがどんなに確実に思えても、常に「それとは全然違う面がある」「そもそも私の思い違いだった」可能性が残されているという立場。 サイテーの人が別の面では人格者かも知れないし逆もある、いくらでもひっくりかえるさ、という姿勢。 北方謙三・三国志の続きを読んでいる。 なんか呂布だけ扱いが違うというか、感情表現のリミッターが解除されてる感じです。 あと187日。 |
11月26日 仕事中、ウィリーしながら猛スピードで走り去っていくバイクを見かけた。 いや実際には60キロくらいしか出してなかったかもしれない。でも住宅地の狭い道路では危険な速度だ。 あぶないなあと思って見送った。 その直後に、そのバイクはすっころんだ。 一瞬目を離した隙の出来事だったので、直接の事故原因は知らない。単独事故だから、たぶんプレーキングを勢いよくやりすぎたとか、そういうことだと思う。予想よりスピードが出ていたことに驚いてプレーキング。しかし路面の状況が悪かった、とか。いや単にウィリーが原因かもしれないが。 私は駆けつけた。 怪我はない、大丈夫だと本人は言うが、やはり病院にいった方が良さそうだと思った。なにしろバイク(ホーネットのでかい奴だったと思う。とにかくCB系列のどれかだ)はタンクがへこみバックミラーはへし折れライトは割れ、ハンドルも微妙に変形しているほどだったのだ。おまけにオイルとガソリンを盛大にまき散らしている。腰を痛めることを承知で起こした。恥ずかしいことに一人では起こせなかったから近所の人に手伝ってもらった。大型バイクだからって理由もあるが、腰に力が入らないのだ。でも倒したままにするわけにいかない。 救急車を呼んで、あとは別の人につきそってもらうことにした。 その場にいる義務があったのかも知れないが、私は仕事中で、時間に追われていたのだ。 彼の怪我が大したことなければよいのだが、と思った。 その後、今日一日やたら安全運転になったことは言うまでもない。 さて。今日は「真・女神転生」の続きを少しやった。 ふむ。 このシリーズは何年か前に「デビルサマナー」をやったっきりだ。 うん、確かに演出は凝ってるかも。当時の人達はびっくりしただろうね。 それから、悪魔との会話は意外と楽しい。デビルサマナーやってた時はめんどくせーとか思ってたが。 この感覚がずっと続いてくれることを祈る。 「サイコドクターあばれ旅」の日記にすごいことが書いてあった。 11月24日あたりからよむべし。 ロシアに住むアニメ好きの娘さんがサイトを作ってる。「カワイイオタク」というURLの。おいおい。 あばれ旅の日記から転載。 英語ページの自己紹介によれば、ペンネームAkiba Itsuki、本名Jenya。1981年3月22日生まれ。夢は声優(か歌手)になること。趣味は食べること、寝ること、歌うこと。アニメなら、ゲートキーパーズ(特に浮矢くん)とアイドルプロジェクトとデ・ジ・キャラットとフリクリとカレカノが好き。ゲームも好きで、FF7をプレイ中。口ぐせは「にょ」。 かなり濃いらしい。一生懸命、アニメを見るために日本語勉強したんだろうなあ。 オタは国境を越えるのか。 ひとはわかりあえるかもしれない……(半分マジで感動してます) ジャンプの感想。 ひさびさにハンターハンターを読んだ。 あ、ちゃんとシズク出てる。もっとちゃんと読んでりゃよかった。 あと188日。 気を引き締めていきましょう。 |
11月25日 テーブルトークRPG「ビーストバインド」の追加ルールブック「ビーストバインド ミレニアム」に載っていたリプレイ「ひとひらの雪」を読んだ。 深く感動する。 これが、即興の結果として生み出されたというのはまさに奇蹟だ。 テーブルトークRPGにはこれだけの可能性があるのだ、そう思った。 いつかこういうのを私も、いや私たちもやりたい。 新しいプロバイダはどこにすべきか悩んでいる。 選択肢その1。 ぷらら。 CGIが使えるし安い。フレッツADSLと組み合わせても4000円だ。まあこんなもんでしょ。 三雲さんと同じプロバイダであるというのもポイント高い。 憧れている作家と同じってのは気持ちいいし、あと、あれだけ神経質な人が使ってるんだからサービスいいんだろうなと思う。(一言多い) 選択肢その2。 インターキュー。 あそこには3800円という高いコースがある。プロバイダ料金だけでそんなにとられるのは確かに高い。フレッツの料金とあわせて実に7000円! だがCGIはもちろん使えるしホームページの容量は100メガバイトだし、オリジナルドメインが取得できる。loop.comとかpennamec.comとか、そういうURLにできるのだ。 プラス2000円の価値があるか。難しいところだ。 選択肢その3。 AIRNET。 CGIフリーで容量が大きく、信頼できるらしい。友人のお薦め。 どうしたものか。 東野圭吾「天使の耳」今読んでる。 交通事故を扱ったミステリ短編の連作集。 面白いんだけど、ちょっと「溜め」が弱い。「えっ、そうだったの」「そうなっちゃうの」という驚きの前の、間違った真相を読者に植え付けたままひっぱり過程が足りない。だから驚きも弱い。 短編だからしょうがないのかもしれないけど。 まあ、でも面白いよ。私は「悪意」のほうがいいやと思ったけど。 「CHAIN」進みません。 いい加減自分に腹が立ってきました。 ってなわけで締め切りを決めます。 あと半年。 つまり来年の5月までに「CHAIN」を完成させます。 これは「楽園迷宮」を書くのにかかった時間と同じです。 やります。 交通事故か…… 非常に身近な死だよな。 日本だけでも、1年で1万人以上死んでるんだよな。話題にならないだけで、殺人よりも遙かに多くの死者を出してるんだよな。 ちょっとした戦争なみだよ。確か西南戦争なんかの死者数は1万人未満だよ。あと日清戦争でも日本側の死者は1万人未満。 アメリカなんかでは年に4万人が交通事故で死んでるが、ベトナム戦争で死んだ米兵の数は5万人だから、たいしてかわりゃしないのだ。 でも車をなくそうと言う人は滅多に見かけない。 これだけ社会を支えれば、たとえ1万人の死者を出しても存在を許容されてしまう。恐ろしいけどそういうものなのかも。 しかし許容はしても諦めず、私はできるだけ長く無事故ライディングを続けよう。いままで大した怪我をしなかっただけで、次は私か相手が死ぬかもしれないんだし。 さて、点数回復まであと189日。 |
11月24日 そろそろ今月も終わりである。っていうかあと一月で今年自体が終わりだ。ふうむ。 病院に行き、電気を流してもらう。あんまり変化がない。 なにか他の方法を試してもらおうと思って整体師のところに行く。 「足がパンパンですねー」とかいってグリグリグリグリ。 痛い痛い痛い! 「腰より足が悪いんですか」「でも腰もひどいですよ」グリグリグリグリ。 痛い痛い! ふう。とにかく足がカチカチに固くなっているらしい。 うう痛かった。 「CHAIN」を書き直している。 この世界そのものを描こうとする姿勢が足りなかった、と思っている。 実はね、「十分な実力を手に入れるまで、『永遠のシグナル』という世界を封印すべし」とも言われているんだ。 あれはあなたを縛る枷でしかないと。そこにこだわっていると新しいものが作れなくなると。 そういうこともあるかもしれないな。 実際、「果たして今の私に『異世界』が描けるのか」と疑問を感じてはいるのだ。 以前も書いたけど、世界や時代が変われば人の価値観や感性もちがうよね。 「すべての人は平等だ、血筋や性別で差別してはいけない」というのは現代の考えであって、古代にはそういう考えはなかったろう。あったとしてもごく一部の人間だけの、異常な考えであったろう。どうしてその人はそんなことを、世の中の常識とまるで違うことを信じるようになったのか。その過程を「とにかくそうに決まってるだろ」という思考停止でなく、説得力あるものとして描けるか。 「総統暦」もそうだし、「楽園迷宮」などで描かれる「地球人が支配する銀河帝国」も、古代の地球同様、歴然たる差別が存在し、それが当たり前とされている世界だ。 だったら主人公が「差別はよくない」という考えを最初っから持っているのはおかしいのだ。 その世界では差別こそが当たり前のことなんだと描き、その上で、主人公が違うものを真実としてリアルに、限りなくリアルに選択する姿を描き、読者に感情移入させる…… やってはみる。もう一度やってはみる。 だが…… ……。 うまくやらないと、「説教の押しつけ」になっちゃうよな。そんなに嫌なことはない。 あと190日。 |
11月22日 知らない間に、よく行く街にゲーマーズができていてびっくり。 これでアニメイトの混雑も少し和らぐか。いや無理か。 今日は異常に道が混んでいた。あと事故をよく見かけた。帰りなんて、50キロ走る間に3回も事故現場に出くわした。一体なんでだ。3連休の前ということで気分が高揚しちゃってるのが原因か。 今日は昨日書いた、三雲岳斗「ワイヤレスハートチャイルド」を読んだ。 うーん。 雰囲気はいい。すごくいい。文章もうまい。それがはっきりわかる。 でも、肩すかし。 え、それで終わっちゃうのでそれでいいの、って。 種明かしの部分も、主人公の心が変わっていく描写にしても、いろいろとしょぼい。 「青春ミステリーの傑作」とかいううたい文句だけど、「青春」も「ミステリー」も中途半端だ。 期待していただけに、読み終えた時には落胆した。 ただ…… この話は料理の仕方によっては大傑作に化けていた可能性があると思うんだ。 ロボット娘が出てくるんだけどね。その娘の描き方が普通のライトノベルと違うんだよ。 普通、ライトノベルに出てくるロボット少女は、人間のような心をもっている。あるいは、作中で獲得する。 ところがこの小説の「なつみさん」には心はない。彼女は「たった数百行のプログラムで動いている」。きわめて単純な数式なのだ。感情表現もその数式の結果にすぎない。 でも、それでも心があるように見えるのだ。そう見えるだけ? では、本当に心をもっているとはどういうことか、どうすれば心があることになるか、客観的な証拠をもって、他人にもわかるように説明できるか。 できない。だから、人間には間違いなく心があるということを証明できない。私に心があるということを証明できない。 そうだよな。人工知能の研究は何十年も前から行われてきて、いろいろな学派がある。 人間の心の根本は自由意志だと考えるもの、認識能力だと考えるもの。現在のフォン・ノイマン型コンピュータを高性能化すれば人間なみの知性が作れると考えるもの、まったく違う種類のコンピュータが必要だと考えるもの。 だが、人工知能の作り方はいろいろあっても、「ほんとうに、その人工知能は知能があるのか? あるいは心があるのか?」ということを判定する方法は一つしかない。 チューリング・テスト。人間がその人工知能とキーボード越しにしゃべって、そいつが機械なのか人間なのかあてる。あてられなかったら人工知能は人間なみの心があることになる。「あっ、これは機械だ」とばれたら失格。 つまり人の感覚が頼りなのだ。 これは恐ろしいことだ。そう思う。 私が人工知能にまじってチューリング・テストを受け、「あ、これは機械だ」と言われたらどうしよう。 私には心などない、ということがチューリング・テスト的に証明されてしまうのだ。 ただ逆にいえば、他者の存在こそが人を人たらしめる、ということでもあると思う。 これは三雲岳斗作品に共通する裏テーマなんだろうなあ。MGHも海底密室もそんな話だしなあ。たぶんレベリオンもそうなんだよ。 だからそのへんのことをもっともっと掘り下げて、主人公の心がほどけていくさまと結びつけて描ければ、きっと傑作になった。そう思う。 ああもったいない。それが正直な感想だ。 ただ、それをやるとミステリ部分は本当におまけになっちゃうけど。 三雲さんがやってくれないというんならその話は私が書く。いつになるかは判らないが。 こうして書きたいネタばかりがどんどん積もっていくのです。 あと192日。 |
11月21日 以前からお薦めされていた「北方謙三・三国志」をようやく読んだ。ひとまず1巻。 うん、最初はとっつきにくかったけど面白いよ。 キャラクターも、あれだけいるわりにちゃんと立ってる。 この小説を読んでいる限りでは、曹操はかなりかっこいいやつだな。作者も曹操びいきなんかな。 戦略的状況の解説などがすんなり頭に入った。うざくならない解説というのは難しいと思う。そういう意味で感服する。 キャラクターの立て方について。そうだね、私はハードボイルドというものはまだよくわからないが、この突き放した感じが、ある意味で平等主義とでも言うべきキャラクターの描き方がハードボイルドなのかも知れないね。主人公はいない、悪役も善玉もいない、ただ人間がいるだけ、という。 いや、この表現は受け売りだ。いかんいかん。 私の言葉で語ろう。 そうだね。私とは正反対のキャラ立てだね。 まだ1巻の段階だからなんともいえないんだけどね。 人物の心の中をもっと知りたいと思うが、これ以上はっきり書かないのが持ち味というか、この人のやり方なんだろうなあ。 東野圭吾「宿命」「天使の耳」買ってきた。制覇するぞ。 谷口裕貴「遺産の箱船」(徳間デュアル文庫)買ってきた。日本SF新人賞を獲った作家さんの本だ。つまり私に勝った人である。 「お前は論外」という声が聞こえてきたが無視させていただく。とにかく私が狙っている(私はまだ日本SF新人賞をとることをあきらめていない。ここ向けの話が書き上がりしだいまた出す)賞をとった作家さんなのだ、チェックしないわけにはいかない。 三雲岳斗「ワイヤレスハートチャイルド」(徳間デュアル文庫)買ってきた。 三雲さんは私の好きな作家の一人だ。本人はロボット物とか書きたいみたいだけど、この人の本質は「ミステリ的な味付け、つまり謎ときの面白さ」にあると思う。特に「海底密室」(徳間デュアル文庫)、あれは実に面白かったな。 この話はどうなんだろう。 ほうほう、ロボットの女の子が出てくるですか。 なんか表紙のイラストが思いっきりロリぷにで萌え系です。 片目をつぶっているあたりがなかなか通です。 せ、青春みすてり? で、帯の文句が「人の想いはミステリー。少女の胸(ハート)には重たくて……」 ……。 もしかして学園恋愛っぽい話? 新境地に挑戦したんか。 いや、そうでもないな、学園青春ドラマの要素はこれまでの作品にもあった。 とりあえず読んでみる。 うん、なんかすごくしんみり心に染みいりそうな予感。「ミステリとしては面白くない」とか2ちゃんねるに書かれていたのが気になるが、まあそれはそれとして。 ふと思ったんだけどね。 わたしは電撃文庫とかスニーカー文庫とか富士見ファンタジア文庫とか、いわゆるライトノベルというものをたくさん読んでる。 できれば、このへんで活躍する作家になりたいと思っている。 昔はSFマガジンを毎月買う、海外SF大好き人間だったはずなのになぜこうなったのか、それは自分でもよくわからない。わからないがしかし…… ライトノベルが好きだからこそ、ライトノベル以外のものをたくさん読まなきゃいけないよな。 仮にライトノベルしか読んでなかったら、「秋山瑞人が面白いって? 三雲岳斗がいいって? それはライトノベルしか読んでないからだろ。狭い世界の中しか知らないからだろ」と言われた時に反論できない。現に他を知らないんだから。 いろいろなジャンルのものを読んでいれば、「すべてを読んだ上で、それでも秋山瑞人がいちばん面白いという結論に達したのです」と胸を張って言える。そう言えるようになりたい。 こないだの東野圭吾もそうだし、今回の三国志もそうだが、いままで私が接しているのと違う種類の盛り上げ方、違う種類の人物描写法に触れてみるのはいい経験になった。「こんなやり方もあるのか」と思っている。 そういう目で「CHAIN」第1章をみると、実に不満である。 早くも大リテイクをかける予定です。だって納得いかんのだもの。 まだ1章しか書いてないのに? いや、1章しか書いてないから、まだ書き直せると思っているのだ。 これが8割書いてますってなことになるとちょっとね。 それでも駄目なら駄目と捨てられるようにならなければいけないんだが。 あと193日。 |
11月19日 流星群凄かったらしいね。 「バーチャロンフォース」を見かけたので遊んでみた。 バーチャロンシリーズは私が好きなゲームの一つだ。あのレバー二本の操作系がたまらなく快感なのだ。直感的にわかりやすいというかなんというか。動かしていて爽快感がある。 今回は二人ずつチームを組んで戦うゲームになった。戦績がカードに記録される。 まださっぱり勝てない。もっと練習してやる。 ジャンプの感想。 「マジシャンズ・スクエア」最終回。 打ち切りだけど、これはこれでいい終わり方じゃないかな。 ほのぼのしていて、希望もあって、ギャグもあって、まあ悪くないよ。 最終話で萌えキャラ出してももう遅いと思うが。 「ついにその道に」って、ホモ漫画ホモ漫画言われてるからって作者みずからそのネタをふらんでも。 藤崎竜の新連載はギャグ漫画なのか。まあ封神演義もギャグ多かったからね。怠惰スーツとか三分間クッキングとか。まあそこそこ期待。 封神はあれだけ大風呂敷広げて破綻させずにきちんと終わらせただけでも立派なもんだと思うし、実力ある漫画家さんだと思うよ。 いまジャンプでいちばん楽しみなのは「BLEACH」だったりする。 二番目は「ミスターフルスイング」だ。 いやヒカ碁もいいんだが。丁寧な描き方だよね。あれが許される今のジャンプっていい環境だよな。 ハンターハンターはシズクが出ないからいいや。(半分冗談だが残りは本気) 痛みが消えたはずの腰だが、今日はまた痛くなった。 くそう! 何故だ! やっぱり仕事に問題があるのか。バイクは駄目か。 体重は今日も84キロで、増えも減りもしていない。 あと195日ー! |
11月16日 タリバンって弱いのか強いのかさっぱりわからん。 まあ、大戦争に発展する可能性が少しさがった。よかったよかった。 アメリカが「また飛行機が落ちたのじゃよーこれもテロにちがいないのじゃよー反撃じゃよー報復じゃよー!」とか言わなかったのも安心した。 東野圭吾「悪意」を読み終えた。 うんなるほど、こういうタイプのミステリもありなんだねー。 詳しくは書けないけど、キャラクターに対するイメージを二転三転させるそのやり方は「うん、欲しいぞこの能力」とか思った。 面白かったよ。 あとね、これは書いてもいいかな。 ある人物が抱く「悪意」が、ちょっと他人事とは思えなくてね。 原因不明の悪意ってあるよな。 後にしてみれば怒ったり傷ついたりするようなことじゃないのになぜか錯乱するほど追い込まれたり。 まったくわけのわからん理由で、攻撃されてもいないのに「復讐してやる」みたいなことを思ったり。 ああ、そういう状態の人間ってはたからみるとこうなんだ…… ここまで極端じゃないけど身に覚えがあるぞ、ふんふん、と思った。 うん、この人の小説はもっと読んでみよう。 今日、コンビニでトイレを借りるとき 「トイレをお借りします」 と言うつもりで 「こちらが控えになります」 と言ってしまった。 仕事用の笑顔で。 バイク便の伝票の控えをお客さんに渡すとき、必ず言う台詞だ。今までに何千回言ったかわからない。 その台詞がでてしまった。 あまりのシュールな発言に、店員は硬直していた。 椎間板だけでなく、脳味噌もちょっとはみ出しちゃってるかも…… なあみんな、本屋で本を買ったとき「ごちそうさまでした」といっちゃったことはないか。 私はある。しかも過去に4回も。深々と頭を下げて。 学校で、先生に向かって「お母さん」と呼びかけてしまったことはないか。 私はある。しかもその先生は男。 「私は人間嫌いだ」と言うつもりで「人間魚雷だ」といってしまい、しばらく「回天」というあだ名で呼ばれたことはないか。 すいませんこれは創作です。 あと198日。 体重は84キロ。ああ、喰いたいものがいっぱいあって食事制限が苦しい。てんやー。てんやの天丼ー。かきあげ丼ー! びっくりドンキーのチーズハンバーグディッシュ! ああ、書いてるだけでよだれが出てきたのじゃよー。 |
11月14日 CHAINは例によってちょっといじっただけ。第1章を微妙にいじった。 第2章は時間のあるときにじっくり書こう。 お前はライトノベルばっかり読んでる。そして見るのはアニメばかり。 だから書くものがうすっぺらになるんだ。 仮にデビューしてもそれではすぐに何も書けなくなるぞ。 というのは前々から言われていたことだった。ほんっとーに何年も前から。実に多くの人々に。 無視したつもりはなかった。時々は、海外の冒険小説読んだり日本のミステリ読んだりもしていた。 だが、まだまだ、まるっきり足りなかったようだ。 もっといろいろなものを読もう。 ライトノベル以上に、それ以外のものも読もうじゃないか。SFとかミステリとかジャンル分けにこだわらずに。 ひとまずCHAINを書いてから、のつもりだったが、そのCHAINのためにも新しい刺激は必要なんだろう。 自分で気づいていなかっただけで、私は実に狭い場所を堂々巡りしていたのかも知れない。もう何年も。だからね。 ある人に「京極夏彦がいいんじゃないか?」とお薦めされたので買ってきた。 さらに「お前に足りないのはハードボイルドだ!」とか言われたことも思い出したので、原寮とスティーブン・ハンターも買ってきた。 よし、全部よむぞー。 東野圭吾のミステリもまだちょっとしか読んでないんだよな。うーむこれもよまなきゃ。 うん、そう言われてみればスティーブン・ハンターも原寮も前に読んだよ。 ハンターの「極大射程」は面白かったな。「魔弾」は……思っていたほどじゃなかった。ナチスの話だから期待してたのに。私がライトノベルの盛り上げ方に慣れているせいだと思うけど、「死の描き方」に強い違和感をおぼえたんだ。 とにかく実にあっさりとキャラを殺す。しかも主役級のキャラを、一行であの世に送る。「撃たれた。彼は死んだ」みたいな。おいおいそこは数ページにわたり回想シーンを使いまくって詩のようなモノローグを書くべきだろう? とか思うのだが、スティーブン・ハンターはそんなことしない。 そういう盛り上げない殺し方が肌に合わなかったんだ。 しかし、そういう面白さもあるんだろう。 逆に、私がかっこいいと思ってる表現方法は、ある読者にとってはサイテーかも知れない。 だったらできるだけ多くの表現方法を知ってるにこしたことはないだろう。 というわけで読みます。ハンターの「さらばカタロニア戦線」。スペイン内戦を扱っているというあたりで興味をもった。 はやや、もちろん三国志も読むですよー。 さて。 ひとつ漫画を紹介しよう。 私が小説の書き方について悩んだり、「自分はなぜ書くのか? なんのために書くのか?」とか思ったり「書くのが辛い。もういやだ」と思ったりしたときに、必ず読み返す漫画。 必ず迷いから抜け出すヒントがある漫画。 いや、それはヒントといえるほどはっきりしたものではないかも知れない。でも、「私はこのままじゃ駄目だ」と思い知らせてくれるのだ。そして再び立ち直るためのエネルギーをくれる。 山田貴敏「マッシュ 時代より熱く」(小学館)。 時は過去。おそらく19世紀だろう。舞台はヨーロッパ。主にフランス。 絵を描くのが大好きで、画家を目指す少年マッシュ。彼がいろいろな人物と出会いながら絵描きとして成長していく姿を描く作品だ。 あくまで一人の人間として対象を好きになって、その好きという気持ちを表す、それがマッシュの描き方だ。 ライバルたちは違う考えをもっている。 技術がすべてだ。 結果として人を感動させたどうかだけがすべてだ。 その絵をかくためにどれだけ苦しんだかが重要だ。マッシュは敵の考えに共感し、苦悩するが、結局は自分の考えにたちもどり、自分のやり方で描いた絵でライバルをも感動させる。 なにかを題材にするというのは、それを道具扱いしてないがしろにするということなのか? 人である以前に表現者であるべきなのか、表現者である以前に人であるべきなのか? そういった問いに、真摯に、身体を張って答えていくマッシュの姿が胸をうつ。 絵にかぎった話ではないと思う。小説でも歌でも、なにかを表現して他人の心に響かせよう、しかもそれで喰っていこうという人間なら、きっと感じるところがあると思う。 だから、これは素晴らしい作品だ。もうずいぶん前の漫画なんだが。 今日、またこれを読み返した。 大丈夫だ。私はまだこれを読んで「やるぞ」と思える。 ついにカウンタが20000ヒットを超えた。それはいいのだが誰も祝ってくれない。 仕方ないので自分で祝う。 おめでとー。 うわーありがとー。 さむっ。 現在の体重。 84.5キロ。 減ってるように見えるが、油断はできない。 あと200日。 |
11月13日 うわーんごめんよー。 3日もあいちゃってるよー。 土日はテーブルトークRPGをやってました。 「天羅万象・零」というゲームです。 日本の戦国時代……のように一見みえるが、実はサイボーグとか巨大ロボットとか超能力者とかがいる世界「天羅」で、戦う。 遊んだのは初めてだ。でも昔から一度はやってみたかった。天羅の旧バージョンがRPGマガジンで連載されていたころ……つまり1996年頃からずっと追いかけてきた。小説とかも読んだ。あまり面白くなかったが。 この天羅のイラストや基本コンセプトを担当している「井上純弌」という人の絵が好きなのだ。大好き。 評論家・エッセイストとしても好きだ。 いや、この人の書く文章はすごく感覚的で、強引で、しかもクサいんだよ。 でも感動する。 私は、する。なんでだろう、と思いながらもしてしまう。 で、まあゲーム自体なんだけど。 うん、面白かったよ。 昔、テーブルトークRPGが大好きだった時のことを少し思い出した。 私は主にゲームマスターをやっていた。 ただ純粋に、自分だけの物語を創るのが楽しくて楽しくてしょうがなかった。 ちょっと妄想が強すぎて、世界の設定をノート何冊も作ったりした。 既存のゲームシステムでは物足りなくなってシステムを自作した。「このゲームこそ究極のRPGだ」と本気で信じていた。 コンプティークにシステムを送りつけた。もちろん紹介などしてもらえなかった。 電波だ。 ……。 電波だったけど、はたからみれば滑稽だったかも知れないけど、楽しかったな、あの頃は。 あのへんの気分を私はずいぶん忘れてしまった気がする。 そのかわりに何かちゃんとしたものが身に付いたというならいいけど、ただ言い訳ばかり覚えた気がする。 そのことを指摘してくれた数人の読者たちに、心から感謝したい。 「CHAIN」の感想を二人ばかりからもらった。2ちゃんねるでももらった。 ありがとう。 たとえどんな酷評でも、もらえるのは嬉しいです。 批判されなくなったらおしまいだと思ってます。 「人は、誰にもほめてもらえなくても自分で自分を支えられるほどには強い。だが誰にも責められなかったとき自分で自分の間違いに気づけるほど強くはない。だから、賞賛より批判のほうが重要だ」 かつて私が、2ちゃんねるのどこかに書いた台詞だ。 なにを偉そうに。 しかし、嘘を書いたつもりはない。 よく言われる「キャラクターが薄っぺら」ということだけど。 結局、それは人間の心を知らないから書けないんだな、と思う。 経験至上主義とは言わないけど、今までの私は経験否定主義だったんだから、もうちょっとは経験を重視しなきゃ駄目だよな。あまりにも極端すぎるよな。 経験を補える想像力とか頭脳があるっていうんなら話は別だが、ないし。 だから今の私にはちゃんとした小説は書けないのかも知れないな、とすら思った。 でも、ひとまず「CHAIN」は最後まで書きます。 とにかく途中で投げ出すのはよくない、と思ってます。 他にも色々書きたい話はありますが、おいときます。 書き上がったら駄作でした、というんなら、それはそれで一つの経験だと思います。作者にとってはね。 ただ、「これを書き終えるまで勉強はしない。勉強はこのあと」というのは間違ってると思いしらされました。 どうすりゃいいんだと思ってます。 9日の日記についていろいろ言われました。 ええ、あの考えが間違ってることはよくわかってます。あれは何の根拠もない妄想です。 どうやってその妄想を退治しようかと頭を悩ませている最中です。 今週のジャンプ。 「マジシャンズ・スクエア」感想。 カミーユくん……その名にふさわしい末路だったね。 たぶん来週で打ち切りだと思うけど、「私はこの漫画を好きだった」ことは忘れないでいたいと思う。 「ミスターフルスイング」感想。 絵に迫力があり、ギャグが笑え、なんといってもヒロインの凪さんが爆萌え。 というわけで大プッシュの漫画です。 しかしなあ。あんなとんでもない、ほとんど超能力者みたいな選手がぞろぞろいて、どうして今まで試合に勝てなかったんだろう。 主人公なんかが出るまでもなく、あっさり甲子園に行けそうだが。 もしかして他の学校の連中はもっと強いのか。 超人野球だな。 昨日から仕事に復帰した。 腰の痛みはずいぶん薄れた。もちろん治ってはいないだろうが。ひとまず様子を見よう。 ぜんぜん関係ないが口の中が腫れ上がっている。痛くてしょうがない。おかけで飯を食うのが苦痛である。どうにもストレスがたまってしょうがない。 今日は電車で荷物を運ぶ仕事をしていた。 休み時間に横浜の同人ゲーム屋に立ち寄る。 おっ、知らないのがいっぱいあるぞ。 月姫のタイピングゲームだ。かっちゃおー。ローマ字入力まったくできないってのは問題だよな。おぼえなきゃ。 まずはシエル先輩だ。何をさしおいても先輩だ。 せんぱーい。 イージーの1面もクリアできませんでした。 ……。 まけるもんかー。必ずや先輩の×××な×××をハアハア(以下削除。なおこのゲームは18禁です) まとまりがないなー。 CHAINはまた明日。とんでもない時間だし。 あと201日。 |
11月9日 渡瀬草一郎「パラサイトムーン3 百年画廊」も面白かった。 キャラクターに癖はあるし、イラストは萌えオンリーだし、まあいろいろ問題はあるわけだが、私はウルウルしつつ読んでた。だから良し。 電撃の作品はこんなにもヒット率が高い。実に良い。 これも「異常な能力を持ってしまった人達の悲しい戦い」を描いているわけだが…… どうしてレベリオンとこんなに違うんでしょ。 ふと思ったんだが電撃文庫って超能力バトル物すごく多くない? ブギーポップもそうだしな。 2ちゃんねるで「総統暦111年はカテゴリーエラー。そもそも日本SF新人賞向きじゃない」みたいなことを言われる。 そうかな。 じゃあ改稿したら今度は電撃に送ります。 サイトを開設してから1年、私はレンタルでもなんの不自由も感じてなかった。 今のところ、自作したいものもない。 でも今、「CGIとか覚えてみるのもいいかも知れない」と思っている。 プロバイダ変えなきゃいけないけど。 なぜかって? 私の中には、新しい知識や経験を得ることに対する恐怖がある。 みんなはどうだろうか。新しい知識を学ぶのは楽しいか。嬉しいか。怖くはないか。 私は怖い。 なにか一つ覚えたら、そのかわりに一つのものが頭のなかからポンと押し出されてしまう気がするのだ。 知識をたくわえ、経験を積めば積むほど、大切な思い出が消えてしまう気がするのだ。 事実、「とても大切だったはずなのに、それが何だったのかすら思い出せない思いで」というものがいくつもある。 ある日突然、それを思い出せなくなる。何時間もうんうん唸るが、それでも出てこない。ただ、とても大切なものをなくしてしまったという悲しみが残るだけだ。 そういうことってないだろうか。私はひんぱんにある。 いまこうしている間にも、なにか頭の中から消えてしまうんじゃないかと気が気でない。もうこれ以上なにも覚えずにいたら忘れるのを防げるだろうか、気持ちが薄れるのを防げるだろうかと考えてしまう。 そういう意味で、私はもう守りに入ってしまっているのだ。 しかし。以前も書いたと思うけど…… 「小説を書くのには、人生経験が必要だ。 本ばかり読んで他のことを何もしない人間には、やっぱりいいものは書けない。 だからどのジャンルの知識も、どのジャンルの経験も、小説を書くためにプラスになるのだ。」 プロの作家たちは口をそろえてそう言う。疑うことは私にはできない。私はプロではないし、アマチュアの中ですら大した物書きじゃないが、それでもそう思う。 だから私の中ではずっと、「新しいジャンルの知識や経験を身につけなければいけない」という考えと、「いやだ。もう何も喪いたくない」という考えがぶつかりあっている。 そのいずれも間違ってはいないと思う。 だけど世の中には優先順位というものがある。私にとっていちばん優先すべきなのは小説を書くことだ。その目的のために、「新しい知識を身につけたくない」という恐怖が邪魔だというのなら、その思いは克服されなければいけない。 どうやって克服するかはこれから考える。 そのための方法の一つとして、今まで苦手だったことをやってみるというのは一つの手かな、と思う。 ただ、そういうことをやるにせよ、まだ先の話だ。 いまはどうしてもやりたいことがある。 「CHAIN」を書く。これをまず仕上げたい。これをどうにかしないと他のことに手をつける気がしない。頼む、今はこれをやらせてくれ、という感じだ。書きたいと思っているうちに書かないと頭の中から話が逃げてしまうんだよ。 腰のことも、そのための時間を与えてもらったと考えれば悪い気はしない。 あと205日。 体重は今日も86キロでした。 |
11月8日 今日はさぼりません。ちゃんと書きます。 腰はあまり変化ない感じです。良くも悪くもなっておらず、慢性的に軽い痛みがあり、風呂に入ったり寝たりすると一時的には痛みが消えますがまた戻ります。で、左足がやたらしびれます。常にしびれてます。今もそうです。怖いです。神経がどうにかなってるんでしょうか。 今日は病院が休みでした。明日医者に行って、これはよくなってるのか悪くなってるのか、もっと休むべきか、仕事を変えるべきか等々、いろいろ相談しようと思ってます。 さて、なんだかんだと今週は休んでいたわけですが。 その割にたいしたことはできませんでした。 「楽園迷宮」を手直しして、「白泉社My文庫」の原稿募集に送ったり。 さあ、いってくれー! 私は期待してるぞー! 1ヶ月以内には何らかの連絡があるそうです ボツでも連絡をくれるというのは新人賞では考えられないことです。親切だなあ。 あと、「CHAIN」の第1章をアップしたり。 アメリカのテロから約2ヶ月、ずっと書いてましたが、書き上がったのはたったこれだけです。 あーあ。 でも、めげずに書きます。 次は何を書くか。 宿題が山ほどあるんですよね。 今日は「プラネテス2」「ミスターフルスイング1」という二冊の漫画、それら三雲岳斗「レベリオン 炎を背負う少年たち」、秋山瑞人「イリヤの空、UFOの夏2」、渡瀬草一朗「パラサイトムーン3 百年画廊」以上3冊の小説を買ってきた。 さーて。どれから読むかなー。 まずプラネテスに食いついた。すでに雑誌で読んでいるのに、それでもまだ面白く読める。 次にレベリオンを読んだ。一気に読んだ。あーおもしろかった。すげえ良い。 こんな引き方はひどいよな、と思うが。 あと、あんなやり方が実現可能なんだろうか、と思う。 レベリオンをただの超能力バトル物でなくしているのは、キャラクターが持つ超能力が一応科学考証されていること。私はそこに魅力を感じる。それは戦闘の勝敗だけでなく、「あの事件を起こしたのは誰か」というミステリ部分の解決にも関わってくるのだ。三雲岳斗は理系トリックが好きなミステリ作家という顔も持っているわけだが、まさに「SF作家であり、ミステリ作家であり、ライトノベル作家でもある三雲岳斗」だからこそ書ける作品なのだ、レベリオンは。だから私はレベリオンを凄いと思う。 山本弘のように、ストーリーを阻害するほど科学に拘ったりはしない。だがそれでも三雲岳斗はSF作家だ。だからこそ、もうちょっとしっかりやってほしかったな。ランブルフィッシュの技の原理なんてほとんど意味不明だし。ランブルフィッシュの場合、単に雰囲気作りのために科学っぽい言葉を使ってるのか、本当に考証してるのか、実はけっこう微妙なんだよね。 だからレベリオン3は微妙に不満が残った。その理系トリックが弱いんだもん。 でもいい! なんだかんだいってもレベリオン3は面白かった! アクションしてたし、青春してたし、SFしてる! ふう。他のは明日以降のためにとっておこう。 これだけ素晴らしい作品に出会えて幸せだ。1週間分の疲れが吹き飛んだ。 あと、こないだ買ってきた「北方謙三・三国志」も読まなきゃいかんし。 それから。「真・女神転生」(プレステ版)をひっぱりだしてきて遊びはじめた。 私の周囲では人気のシリーズだが、以前やった「デビルサマナー」は途中で投げてしまったし、どうもとっつきにくく感じて、このゲームは買ったきり立ち上げてもいなかった。もともとコンピュータRPGというものの面白さが私にはよくわからない、というのもあるんだが。 でも、もうちょっとやってみよう。 きっとお前が小説を書く上でもプラスになるはずだ、みたいなことを複数の人から言われたし。 あと206日。 体重は86キロ。 |
11月7日 またさぼっちゃいました。 罰として2ちゃんねるの突っ込みを受けます。2ちゃんねる・ライトノベル板・「コテハン・名無しさん観測所2」より。
……。 手をつないでいるカップルなんかを見かけると、「うがあー! 嫉妬! 嫉妬! しっとぉぉぉぉ!」とか思っちゃうことは内緒です。
このサイトも公開から1年が経ちます。 その間にやりたいと思っていたことは、実はほとんどできませんでした。 悔しいです。 次の一年はもうちょっとマシになりましょう。 あんまりネットばっかりやってるのも腰に悪いようですが。座るときの姿勢が悪いんですかね。リハビリで電気流しても一時的にしか効いてないらしいんですよ。 今日は「ドラゴン・アームズ」というテーブルトークRPGを買った。 謎の生命体が攻めてきて、絶滅寸前の人類! 彼らに対抗する手段は、竜型の巨大空中戦艦バハムートと、それに搭載された巨大ロボット「ドラゴン・アームズ」のみ! プレイヤーはそのドラゴン・アームズ乗りとか、その戦闘を支援する役割の人達になって戦うことになる。 うーん。 映像的な設定……ロボットのデザインとかがすごく充実してるな。 っていうか大部分が設定とデータだ。ルールはほとんどない。 自由度は低そうだけど、これはこれで面白そうだ。 ゲームマスターとしての経験はきっと小説書きに活かせるはずじゃよー。 今日の体重。 87キロ。 また増えてるー!!!!!! なしてなしてー! あと207日。 よかったね、バイク乗れなくなったらもう免許の心配なんてする必要ない。あーよかったよかった。 ……嬉しくもなんともない! |
11月4日 しばらくさぼっちゃった。ごめん。 腰がよくならないので、1週間お休みをもらった。バイクに乗るという負担を取り除けば回復も早かろう。だが、それほど長く休むことはできない。そんなに金はない。もっと貯めておけばよかったと思うが、いまさらどうしようもない。 事実、バイクに乗りさえしなければ、あまり痛みを意識せずにすむ。夜になっても痛みが激しくならないのだ。刺激されてないというだけで、直ったわけじゃないに決まってるが。 3年ぶりにテーブルトークRPGにも挑戦しようと試みた。 「BEASTBIND 魔獣の絆」というゲームをやろうと思ったんだけどね。 どういうゲームかというとだな。現代社会の中に、吸血鬼とか人狼とか悪魔とか、命をもった人形とか、半魚人とか、とにかくいろんな魔物……まあ、「人間ではない種族」が人間のふりをしてまぎれこんでいる。プレイヤーたちはその「人間のふりをしてる魔物」になって、自分のなかの魔物的部分と戦いながら生きていく。魔物であることがばれたら人間の魔物狩り部隊みたいな連中に狩られるし、人間の友達や家族を失ってしまうだろう。だが魔物としての欲望みたいなものは完全にはコントロールできない。ちょっとしたきっかけで魔物としての自分が目覚めてしまう。 という、人間として生きるか魔物として生きるかという葛藤を主題にしたゲームだ。「人間としてやりたいこと」「魔物としてやりたいこと」の二つが設定されていて、ぶつかりあうようにルールが組まれているのだ。 テーブルトークRPGは無限の可能性を秘めたゲームだと思う。特に、感情面をルール化したテーブルトークRPGに興味がある。このゲームのシステムは実に意欲的な試みだと思う。だからぜひやってみたかったんだが、ちょっと今の我々には荷が重すぎるかなということで一時棚上げ。別のゲームにした。 ここんとこ、小川一水とか麻生俊平とか秋山瑞人とか、私の注目している作家たちの本が立て続けに出ている。申し合わせたように同じタイミングで本が出た。嬉しい。しかしうちの書評はちっとも更新されてない。いかんいかん。 今日の体重。 86キロ。 増えてるー(ガビーン)! なぜー! カロリー制限だけでなく、栄養バランスとか保存料を減らすとかいろいろやってるのに。 いや、食事に無頓着で、食えれば何でもいい、食べ物に金や手間をかけたくないと思っていた私にとって、かなり辛いことなんだけどねそういうのは。でも悪化する原因は減らさないと。 うーん。それにしてもなぜだ。すげえショック。 あと210日。 |
11月1日 腰は相変わらずよくない。痛みの種類が変わったのだ。これまでは突き刺さるような鋭い痛みが、たまに襲ってきた。今は重いような、しびれるような痛みが腰全体にべったりはりついている。しかも時刻によって痛みが変わるんだ。昼間は平気で、夜遅くなると悪化する。謎だ。 なあ、ほんとに大丈夫なのか仕事続けて。 現在の体重は83.7キロ。さっそく減り始めた。食事制限はきつい。 ちなみに身長172センチ。だから、どこに出しても恥ずかしくないでぶでぶである。やせていた時に買った革パンツは、いまではファスナーを上げることすらできない。あの時とくらべて15キロ増えてるからだ。 私が好きな食い物は豚カツとかハンバーグとか鳥の唐揚げとか、あとアイスクリームとか肉まんとかピザとか、フライドポテトとか、太りそうなものばっかりなのだ。カロリー制限を行うということはこれらを断つことを意味する。 くるしいー。 「CHAIN」うまく書けない…… 一体いつアップできるんだ。 とにかく 「回想シーンを使わない」 「ハッピーエンド」 この二つを念頭において書いてる。ところがこの二つだけでとんでもなく難しくなるんだなあ、私の場合。 恋愛障害者認定テストの次はこれだ。 ディメンジョン・チェッカー 私は2.12次元人であることが判明した。 もう社会復帰できない…… 挑戦者求む。 あ、これは完全に男性用。いや、「女の子」を「男の子」に置き換えれば女性向けにもなるかも知れないけど。ああ、男の子に変えても問題ないって書いてある。じゃあ両性対応だ。 でもさあ。女の子がアニメとか漫画とかに登場する男にひかれるのって、我々オタ男がアニメのキャラみて萌えーとかいってるのと同じなのかな。 同じだという話を女の子自身からきいたこともあったんだけど……今はちょっと違和感を感じている。 どう違うのかはまだ説明できない。 あ、そうだ。 男が二次元女で萌えーとかいってるのは、性別が逆の場合よりも痛いんだ。より手の施しようがない感じだ。 これは疑いようのないことだ。 つうか私が一番いたいっす。 「ペンネームCは腰が痛いのより言動が痛いのをなんとかすべき」とか2ちゃんねるでいわれているしー。 うーんでもさー。女の子はよく男の人同士でカップリングとかやってるけど、我々男のオタは好きなキャラたちをレズカップルに設定したりしないよ。皆無とは言わないけど、異性愛のほうが一般的だよな。 異性愛で思い出した。 ラブひな。ついに最終回を迎えた。 一言いっておきたい。 マエダエマ。上から読んでも下から読んでもマエダエマ。 なるよりお前のほうが、ぜーったいかわいい! いや、全キャラの中でいちばんいい! 一番重要な(私にとってな)キャラが最後の最後の最後でようやく出てくる。 変な漫画。 次回作・ラブひな2はマエダエマをぜひヒロインに。 ADSL化をにらんで、これからのブロードバンドについて色々調べた。 ふうーむ。私が入ってるTOKAIというプロバイダはけっこうすごいらしい。母体はガスを売ってる会社で、膨大な数のダークファイバー(よくわからんが、現在使われていない光ファイバーのことらしい)を保有しているからバックボーンがすごいとかなんとか。これからブロードバンドの環境が整っていく流れの中で重要な役割を果たす会社だとか。 そうかそうか。そんなすごいところに加入していたのか私は。えらいぞ私。 でもさあ、「ダークファイバー」ってなんだか必殺技の名前みたいだよね。 主人公の技じゃなくて、悪役の技。 想像してみてくれ。 長髪美形で、でかい肩アーマーとかつけた悪の戦士が、魔剣をかざして緑川光の声で 「ダークファイバーッ!」 ほら、それっぽい。 あと「ブラウザクラッシャー」。これも必殺技っぽいな。 熱血漢の主人公が、全身から黄金のオーラを立ちのぼらせて関智一(保志総一郎のほうがいいかも)の声で 「ブラウザァァァァァァァァクラッシャァァァァァァァァッッッ!!!!!」 うーむ。燃えるぜ。 などということを仕事中に考えていた。 真面目に働け。 あと213日。 |