国王に質問っ!!!


 最近某所でささやかれている噂。
 「ペンネームCの正体は眼鏡っ娘」
 「ペンネームCの正体はネットゲームのマスター」
 「ペンネームCの正体は三雲岳斗」
 「ペンネームCと草○ぐ○まは××で××」
 うむむむ。このような事実無根の噂が広がることを看過するわけにはいかん。真実の私を知ってもらわなければ!

 というわけで余は皆の質問に答えることにしたぞ。なんでも問うが良い。


 Q.1
 国王陛下は何歳なのですか?

 A.1
 余は王国暦前16年に生まれた。西暦に換算すると1975年じゃ。2001年現在は26歳ということになるな。それから性別は男じゃ。
 
 Q.2
 現在の職業は何ですか?

 A.2
 くだらん事を訊くな。国王の職業は国王に決まっておろう。
 と言いたいところではあるが、なにぶん国王ということが知れたらテロの対象になりかねんのでな、表向きにはバイク便ということになっておる。世界ひろしといえど王族を雇っておるのはあの会社だけじゃ。
 
 Q.3
 国王の好きな食べ物と嫌いな食べ物を教えて下さい。

 A.3
 好きな食べ物か。ハンハーグやカレー、フライドチキン、スパゲッティなどが好物じゃ。なにやら子供のようじゃな。別に洋食しか食わんというわけではないぞ。
 嫌いなものは……そうじゃな、柿などはあまり好きになれんのう。
 まあ余はもともと食べ物の味にはさしてこだわらんたちじゃ。庶民派の王族なのだぞ。
 
 Q.4
 眼鏡っ娘萌えだというのは本当ですか。
 
 A.4
 当たり前の事を訊くでない。眼鏡こそ究極の美、眼鏡の前に眼鏡なし、眼鏡の後にも眼鏡なし。ただし眼鏡とはただの視力補正器具ではないのじゃ。それは魂の内側からあふれ出す真実の光なのじゃ。わかるな? 我々が見ることの出来る眼鏡はその輝きが物質次元で具象化したものにすぎんのじゃ。そうでなくてはならん、そうでなくては。わかるな? わからんじゃと?  わからん奴は眼鏡反逆罪じゃ。
 
 Q.5
 実は偽装萌えではないか、と2ちゃんねるの人は言ってますが!?

 A.5
 無礼者! たとえ世界のすべてが崩れ去ろうと眼鏡っ娘に対する萌え心だけは不滅じゃ。

 Q.6
 アニメとか見ます?

 A.6
 たまに見ることもあるぞ。「もーっと! おじゃ魔女どれみ」 とか。はづきちゃんの脱力ボイスを聴かんことにはのう。眼鏡抜きで見るのはやはりSFもの、宇宙モノなどが多いのう。
 余は幼少の頃からアニメを見ていたわけでなく、90年頃になって見始めたため、知っている番組がかなり偏っておるのだがな。

 Q.7
 好きな音楽のジャンルは?

 A.7
 アニソンじゃ。
 女性声優さんの歌も好きじゃが、あれは何というのかの。ポップスか。

 Q.8
 好きな声優は?

 A.8
 岩男潤子と飯塚雅弓はファンクラブに入るくらい好きじゃ。それから今井由香などはとても演技が好ましくて好きじゃ。氷上恭子は声が眼鏡っぽいから好きじゃ。そうそう、宮村優子が好きだったこともあったのう。遠い昔の話じゃ。 男性声優には詳しくないじゃが、そうじゃのう、小野坂昌也さんなどは好きじゃのう。関智一さんも気に入っておるぞ。どうも、二枚目と三枚目のバランスがとれている、茶目っ気のある人が好きなようじゃ。 
 
 Q.9
 国王の「めがねっ娘萌え」というのは「眼鏡フェチ」とは違うのですか。

 A.9
 全く、何度説明させたら気が済むのじゃ! まるで違うものだと言っておろうが。眼鏡だけえんえんと映しているエロビデオやエロサイトというものが世の中には存在するのじゃが、私にはああいったものの何が性欲をそそるのかさっぱりわからん。反応しないことは実験済みじゃ。くれぐれも一緒にするでないぞ。

 Q.10
 ゲームは好きですか?

 A.10
 まあやるにはやるが、とても「やりこんでいる」とはいえんのう。自発的に買うのはビジュアルノベルとパズルゲームと、それからウォーシミュレーションくらいのものじゃ。ゲーセンのゲームはガンシューティングなどが好きじゃな。例外的には「バーチャロン」「サイキックフォース」に燃えていた時期もあった。実に懐かしいのう。

 Q.11
 泣き系エロゲーと鬼畜系エロゲーはどっちが好きですか。
 
 A.11
 泣き系じゃ。ただし余の泣きツボは少しばかり特殊らしいからのう。

 Q.12 
 現在のエロゲー界になにか異議はありますか。

 A.12
 どうしてKEY作品の女の子たちは眼鏡をかけておらんのじゃ? 少しはリーフやアリスソフトを見習って欲しいものじゃ。あそこのスタッフは眼鏡が嫌いなのかのう。麻枝さんは眼鏡っ娘に辛い思い出でもあるのかのう。
 
 Q.13
 セガが好きというのはどこに行ってしまったのですか?

 A.13
 今でもセガは嫌いではないし、アーケードでセガの新作を見かけたらとりあえずやってみることにしている。だがあそこほど前言をたやすく翻す会社はない。やることをころころ変える。矛盾したことをやる。もう信用ならんのじゃ。優れた技術とアイデアを持っているのにもったいない使い方をするのう、と思うことが多すぎるんじゃ。
 しかし今でも余はセガの発展を願っておるぞ。

 Q.14
 どうしてこのページだけ喋り方が変なんですか?

 A.14
 「国王らしくない」という意見を何度か耳にしたため、ひとつくらい王にふさわしい喋り方をするコンテンツがあってもよかろうと思ったまでじゃ。

 Q.15
 この世で一番嫌なものは何ですか?

 A.15
 現在のところは白バイじゃ。
 
 Q.16
 小説家をめざす上で影響を受けた作家さんはいますか?

 A.16
 山ほどおる。小学校の頃、アシモフやハインラインを子供向けに翻訳したものを読んだ。その時すでにこういうものを書きたいという思いはあったのだろうな、今にして思うと。その後はSFマガジンを読み始め、山田正紀や川又千秋を知り、憧れ、グレゴリー・ベンフォードやディヴィッド・ブリンといった海外SFを読み、そしてその後、ソノラマ文庫や富士見ファンタジアといったいわゆるライトノベルの世界に入った。
 そのすべてが余に影響を与えておるのじゃ。
 私が本気で作家を目指したのは15歳の時で、その頃はまっていたのは嵩峰龍二という人の作品だった。「最後のひと押し」をしたのが誰かというなら、やはり嵩峰氏以外に考えられまい。

 Q.17
 小説を読むとき、「読者としての読み方」「創作者としての読み方」を分けて考える、ということを行っていますか?
 
 A.17
 やろうやろうと思っているのじゃが、読んでる最中は結局できずにいる。読み終わって感想をどこかに書くだんになって、ようやく自分が作家志望者であることを思い出すていたらくじゃ。

 Q.18
 「小説書きに100の質問」に答えてください。

 A.18
 よかろう、答えるぞ、ここを見るがよい。

 おや、質問はこれで終わりか?
 余はまだまだいくらでも答えられるぞ。質問を大募集中じゃ。


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