アルシオーネメカサスコンバート
2000年6月11日更新
対象車:アルシオーネVR1988年式 AX−7
2000年3月購入後、フロント左がパンクのためハイトコントロール警告灯が
異常を示すアニメーションが点灯。
フロント左を、新品に交換したがまたもや点灯。
エアサスパンク独特の車高の上下が見られず、原因不明のためついにメカサスへ
コンバートする事にしました。
1:まず、献体車を探す。
献体車となりえるのは、レオーネセダン、ワゴンの一部、バンですが、なにしろ
最終型でも9年前の車のため、解体屋にあるのを探すのが一苦労!
ましてや、アルシオーネのVSなど静岡県ではまずない!
どうにか、沼津市の国道1号線沿いの小泉モータースさんで解体屋行きのレオーネを発見!
すぐさま電話をかけ、足回り一式を次の日ばらしにいきました。
献体車は、レオーネマイア1.6のため先にバネサス化したXAVIの八木沼氏のレポートどおり
かなりバネレートが低く、献体車をぷにぷに押してみるとへなへなとした感覚でした。
やはり、前後のバネは要交換といったところです。
交換品として、候補に上がるものは下記です。
八木沼式VX導入リヤサスランキング
1位 レオーネセダンサス+VSスプリング(新品) <新品だからか?
2位 レオーネバンサス <かためで良い。
3位 ノーマルエアサス <腐っても指定部品
4位 VSサス <ロール大。VXは重い。
5位 レオーネ1,6?サス <ボトム・ふらつき 装着不可。
以上、XAVI八木沼氏レポートより抜粋
これにより、リアバネはVSスプリングを取り付けることを決意。
VSバネ部品番号リア(21105GA060)@6190円×2です。
さっそく注文しました。
なお、献体レオーネのリアバンプストッパーが破壊していたためそれも注文。
レオーネ用ヘルパASSYリア(21023GA551)@1930円
でした。
リアは部品待ちとなり、次はフロントです。
当初、フロントバネはレオーネ用を使おうか、VS用を使おうか迷ったんですが、
4×4TEAM UMANAMIのさとしだ氏所有のマーチのお蔵の中に、
パルサーGTI−Rのバネが転がっているのを発見。
8本あるうち、もっとも細い物を拝借してきました。
左側2本がパルサーGTI−R用
右側2本がレオーネ用
左側がパルサー
右側がレオーネ1.6
なんと、びっくり!長さもほとんど一緒、直径はまったく同じ!
ただ線径がレオーネの10ミリに対して、パルサーが12ミリとちょっと太め。
巻き数はレオーネが5巻き、パルサーが6巻きと線径が一緒ならパルサーの方が
やわらかいが、パルサー用は12ミリのためちょっと期待できそう。
フロント固め、リアちょいマイルドなFF的セッティングになりそうです。
スプリングコンプレッサーを使い取り付けます。
完成写真です。ノーマルと見分けがつかないほどです。
XAVI八木沼氏からは<これはいけるかも!>とお声が!
いよいよ組み付け開始です。
その前に、上の写真の根元部分の左側へ出ている口の字型のブラケットですが、
ブレーキホースが通るための穴です。
この穴のおかげで、組み付けの際ブレーキホースをいちいち外さなければならないので、
ちょっと加工しましょう。
わかりにくいですが、口の字部分を鉄のこで切ってコの字にします。
段取りで、このようにしておくとかなり楽です。
上の写真のように取り付け後、ブレーキホースの始末がワンタッチで行えます。
さあいよいよと取り付けです。
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