1998年7月第5週 Windows98 発売!!
ついに Windows98
が発売になりました。
Windows95
と同様、発売日には秋葉原でイベントがあったようですね。
地方在住のものにとってはどうでもいいことです。第一、午前0時に購入したって、翌日購入したって大した違いじゃありません。
ボジョレー・ヌーボーじゃあるまいし、何が悲しくて、夜の夜中に
OS を買うために並ばなきゃいけないんだ。と、Windows95
発売当時、苦々しく思ったものです。
ところが、Windows98
では、うちの田舎の大手パソコンショップも、午前0時から
Windows98 の販売を始めるとのこと。
で、Windows98
を入手しに、車をとばしてパソコンショップにいってしまいました...。
いくら何でも、田舎のパソコンショップじゃ、Windows98
でそんなに盛り上がらないだろうと思っていたのですが、午前0時に店の前に行くと、とても車が止められるような状態じゃありません。路上駐車有りの無法地帯と化しています。
結局、午前0時半頃に出直してようやく車を置き、無事に
Windows98 を購入することができました。ついでに、Windows98
Plus! と IBM の音声認識ソフト ViaVoice98
も購入。音声認識をやってみたかったんですよね。ある程度使い込んだら、ハード/ソフトウェア使用感レポートに書こうと思っています。
さて、Windows98 のインストールですが、Windows98 β3
からのアップグレードパスは用意されていないので、新規インストールをするしかありません。
まあ、β3
の時にインストール用の起動ディスクも作ってあったので、あわてることはありません。
CD-ROM
ドライブが認識できなかったときのために、2台目のハードディスクに
Windows98 CD-ROM の内容をコピーし、FDISK
を使用して1台目のハードディスクを初期化した上でインストールを開始しました。
Windows98 のインストールはとっても簡単です。
Setup
を実行すると、ディスクのチェックを行った後、セットアッププログラムが起動し、インストール方法などのパラメータを入力した後は何もかも自動で処理してくれます。
でも、β版で気になっていたインストールの最後に地域と日付・時刻を設定する部分は変わっていませんでした。これって、インストール中に放っておくと出てるんですよね、忘れた頃に。
自作 DOS/V
マシンではトラブル続出という噂も耳にしましたが、あっけなくインストール終了。トラブルがないときは本当に簡単にインストールが終わります。ここでトラブルと、悪夢ですが。
早朝までかかりましたが、いつも使っている環境を無事に構築することができました。
β版で利用できたデバイスは、USB
スキャナも含めて問題なく動いているし、Windows95
用のドライバも問題なく動いているようです。
動作確認に普段使っているアプリケーション(一太郎、Excel、Micrografx
Windows Draw など)を動かした印象としては、β版に比べてきびきび動いているような気がします。
明らかに動作が変わったのは USB
スキャナ - NEC MultiReader 300U
の読み取りが劇的に速くなりました。それまでは
300dpi で A4
サイズを読み取ると、息切れしたように時々止まりながらスキャンしていたのですが、製品版では一気に最後まで読み取るようになりました。USB
周りのチューニングがされたのかも知れません。
今週はこれまで。