2000年11月第4週 今世紀最後のアップグレード ビデオカード編(前編)


なんか、日記の更新をさぼっているうちに、とうとう20世紀が終わろうとしています。
もうすぐ12月、ということは毎年恒例のPCのアップグレードだ!!
でもって、今回のアップグレードは久々のCPU、マザーボード、メモリ交換。この際だから思い切ってビデオカードも入れ替えてしまおう。

今世紀中にマジックナンバーの1GHzの壁を突破するのだ!!←チャック・イェーガーじゃないって...。

ということで、最近はアップグレード計画を立てて一人悦に入っている物欲の塊、BearCatでした。

CPUはPentiumIII 1000MHz(1GHz)で決めるとして、マザーボードはけっこう悩みの種(これが楽しいんだけどね)。これによってメモリの上限が決まってしまいます。
Intel815系は最大512MByteでちょっと少ないんじゃないって気がしなくもないが、Intel製のチップセットの安定性も捨てがたい。よくよく考えると512MByteのメモリを何に使うんだって自分でツッコンでみたり。

で、肝心のビデオカード。
候補は最近あまりぱっとしない3dfxのVoodoo5 6000と、最強のビデオチップメーカーnVIDIA製のフラグシップGeForce2 Ultra搭載カードかと悩んでいました(これもまた楽しいんだけどね)。
しかし、Voodoo5 6000発売のニュースはいつまでたっても入ってこない。

それもそのはず、Voodoo5 6000、国内販売の予定がなかったのだぁぁぁ!!

(注:DOS/V マガジンでは「発売中止」の記事が掲載されましたが、そもそも国内販売の予定はなかったようです。)

Voodoo5に何を期待してるといったって、画面のギザギザ(正しくはジャギーといいます)を目立たなくするアンチエイリアシング(アンチエイリアスともいいます)の機能が実用レベルになっているらしいこと
いかにゲームとはいえ、あのギザギザはかなり気になります。現在最速を誇るGeForce2 Ultraでも、この性能だけはVoodoo5にはかなわないようです。

結局悩んだあげくVoodoo5 5500を購入しました。
負け惜しみをあえていえば、5500は2万円台後半と非常にお買い得。なんたって、GeForce2 Ultraの半値です。
だいたい、30fps超えればゲームでストレスを感じることもないし。
うーん、やっぱり負け惜しみだ...。

特にトラブルもなく、あっという間に組み立て、ドライバのインストール、設定を完了。
Microsoft Combat Flight Simulator 2(英語版)の設定をもっとも詳細にし、解像度を1280×1024、32bitカラーに変更、さらにアンチエイリアシングの設定を2sample(周り2ドットからの補完らしい)にします。

「Voodoo5 5500のパワーを今こそ示すときだ!!」と気負って愛機、紫電改で飛び立ちました。
ついでに、FPSを表示してと...。
げげっ、カクカクじゃん(半分泣きが入ってる)。
FPSはなんと20を下回ったあたりでうろうろして、たまに30近辺まであがるという不甲斐なさ。

Voodoo3 の時もそうだったけど、CPU が弱いと3dfx系のビデオカードは性能を発揮しないようです。
本当の意味でVoodoo5の性能が引き出せるのは、CPU を交換してからでしょう。
それでも性能がでなければ、きっと貧乏くじを引いたことになります。

続きは CPU のパワーアップ後ということで。

DOS/V日記始まって以来の3部作、超巨編となります。乞うご期待(^^;


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