2001年2月第4週 ああ、もったいなぁ〜


こないだ2月26日に私が担当したシステムの本稼働立ち会いのため、お客さんの情報センターへ行ってきました。
今回はそこでのお話です。

システムの移行作業を午前0時(要するに深夜だぁ!!)に開始するとのことで、前日の23時に客先に入りました。
移行作業のチェックを行った後、本番に影響がないところから作業をはじめたところ午前0時には本番用のサーバに何本かプログラムをインストールするだけの状態。
で、午前0時になったところで、早速インストール作業を開始し、約10分後には作業が完了していました。

移行作業の確認は他のシステムの移行を終えないとできないため、思いっきり暇。
そこで、お客さんと1次受注したベンダの担当者さんとでマシンルームにおいてあるサーバの付属品の整理をすることにしました。

ハードウェアはPCサーバ7台を新たに納入していたため、付属品も半端な数ではなく、段ボール数箱分。
必要なものと不要なものをより分けていくのですが、7台のうち5台と2台の組み合わせで並列サーバとして使用するため、それぞれの構成は全く同じ。必然的に、不要なパーツも同じものになります。
でもって、不要になった主要なパーツは以下のようなものでした。
  ビデオケーブル
  SCSIケーブル
  キーボード
  電源ケーブル
  ラックマウント用パーツ
等々。
お客さんは「もったいないですよね〜」といいながら、捨てるものをどんどん決めていきます。というより予備の1セットを除いては後はゴミ。
ホントにもったいない(TT
曰く「こういうの好きな人には宝の山なんでしょうけど...」
そこで、思わず手を挙げて叫んでしまいました。
ここにいます、ここにっ!!
「あ、じゃあ好きなもの持っていっていいですよ」
「では、遠慮なく」
ということで、ビデオケーブルとSCSIケーブル、キーボードをGET。ケーブル類はシールドがしっかりしていてかなり高価なものです。ショップで購入すれば数千円のオーダーになりそうなもの。
キーボードはサーバー用ということもあってか、あまり高価なものではありません(メカニカルじゃないってことね)が、それでも作りはしっかりしています。
「こんなに部品が余るなら、全部オプションにしてハードウェアもっと安くしてくださいよ」とはお客さんの弁。私もそう思います。
これに対してベンダの担当者さんは申し訳なさそうに「そうはいってもサーバーとセットになっちゃってるんですよ」と答えておりました。

でも、これってリサイクル法が施行されるとさらに価格上昇の原因になりますよね。
価格が上昇するということは競争力の低下につながり、ひいては私の仕事も少なくなるってこと?
あ、でも、もう少し仕事が少なくなった方が楽か(^^;
それにおかげでパーツ長者になったし。

本日の教訓
今が良ければそれでいいじゃん。
無い時貧乏、有る時大名、ってか。

でも、やっぱりもったいない。


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