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苦手な子用、リコーダーの指導方法


静岡県裾野市立西小学校 芹沢晴信

リコーダーが苦手な子へのちょっとした工夫です。



リコーダーが苦手な子がいた。
個人レッスンを、給食のしたくの15分を使って、二週間おこなった。
曲目は、校歌である。

ここでのポイントは、二つだった。

1、一日一小節ずつ行う。 

いきなり全部毎日やっても達成感が得られない。
一日一小節と限定することで、確実にできるようになった。

 2、最後の小節から練習していく


最初の小節から練習してしまうと、授業で校歌をリコーダーで吹く際に、すぐに自分が吹ける場所が終わってしまい、だらけてしまう。
そこで、最後の小節から指導することで、自分の吹ける場所がくるまで、じっとタイミングを合わせようと、集中して待つ様子がみられた。
これで、38人全員の子が、校歌をふくことが出来た。
運動会の鼓笛行進でも立派に演奏できた。

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