■はじめに■
ヒーローは孤独である。
それと同じくらい、ヒーローソングを愛する者もまた孤独である。
特に女の子だったりすると、その孤独度はいや増すばかりである。
ヒーローソングをカラオケで熱唱出来る人もまたヒーローである。
歌ってしまった場合、物凄い歓待を受けるか、物凄い退かれ方をするかのいずれか片方なのだ。
デッドオアアライヴなのだ。トーゥビーオアノットトゥービーなのだ。
それでも私達は歌ってしまう。これはもはや何か、業だ。
という訳で、此処はヒーローソングをこよなく愛する私が、自らの独断と偏見とで構成した、
ヒーローソング解析(大袈裟な)コーナーである。
ヒーローソングは、ハッキリ言ってどれもこれもが素晴らしい。
どれを聴いても必ず激しく心に残り、ツボに入る名曲ばかりだ。ハズレなど存在しない。
素晴らしいのは重々承知なので、敢えて此処ではその曲達が、
いかにおもしろいか
という点にポイントを置くことを、まず承知して頂きたい。
どれだけ笑えるか
といってもいい。
■戦隊ものヒーローソング■
ヒーローソングにも色々種類があり、ウルトラマンや仮面ライダーの様にワンタイトルで多種類を持っているもの、
また宇宙刑事シリーズなどの様に同列シリーズを幾つか持っているもの、
「レッドマン」「ミラーマン」「トリプルファイター」「マイティジャック」等の円谷系単発もの、
そして、ゴレンジャーを始めとする、一般に「戦隊もの」と呼ばれる東映ヒーローもの。
まずはこの戦隊ものにスポットを当てたい。
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