第1回  がんばれ、エスパルス!
 私は、Jリーグ発足当時から、エスパルスのファンである。毎年、戦力的には上位にいるのにも関わらず、優勝が’96ナビスコカップだけと言うところに、清水らしい勝負弱さを感じイライラしたことのあるファンは、私だけではないと思う。また、一時経営難に陥りチームの存続が危ぶまれたにもかかわらず、戦力を落とさなかったところなどは、清水の本当の強さなのではないかと思っている。そんなエスパルスを愛しているし、一生愛し続けるんだろうなぁと思う。

 さて、今年の2ndステージは、またまた優勝のチャンスである。昨年よりFWを補強し、その2枚(安永、久保山)がレギュラーをとったあたりから、チームはいい方向に進んでいった。さらに、このステージはファビーニョがスーパーサブとして大当たりで、優勝の雰囲気を更に盛り上げている。中盤からDFにかけての守備力は、多くの代表選手を抱えていることからも、Jリーグの中でも上位だと思うし(その割に点を取られ過ぎだが・・・)、さらに今年は本当に真田がいい。代表に呼んでもいい活躍だと思うが、代表監督はどう思っているのだろうか。まあとにかく選手が揃い、ペリマンという素晴らしいまとめ役がいて、これで優勝しなけりゃいつするんだ?と言う気がしてならない。
 あとは、最初にも書いたが清水らしい勝負弱さが出ないことと、レギュラー(特に森岡、斉藤、伊東、澤登)に故障者が出ないこと、これさえなければ夢の『静岡ダービーチャンピオンシップ』が秋に見られるであろう。
 その一方のジュビロだが、さらにボランチの外国人を獲得したと聞く。名波、ドゥンガの穴を埋めきれない状態のチームに、的確な処置をしたと思う。こういった手が打てるかどうかも、優勝への大事なポイントだと思う。この部分も、清水は苦手(というより下手)なのが心配である。

 まぁ、1ファンとして出来る限りの応援をしていきたいと思う。私にはそれしかできないのだから・・・

(1999.9.17)