第7回 | S-PULSE2ndStage制覇 |
我らが清水エスパルスが、悲願の初制覇を達成した。おめでとう! この優勝は、『シルバーコレクター』、『経営危機を乗り越えて』、『万年2位を脱して』などの形容詞をつけられがちだが、そんな言葉を抜きに本当の実力があるチームがつかんだ優勝だと思う。今までのリーグチャンピオンもそうだったが、リーグ戦は力のあるチームが上位にくる。サッカーの善し悪しはやはりリーグ戦で測るものであり、そういった意味でも今回のエスパルスのステージ制覇は実力を示せた意味でも良かったと思う。 『このステージのエスパルスは何が良かったのか』という問いに答えは出しにくい。何もかもが素晴らしいとしか言いようがない。新加入の2人が支えた2トップ、リーグ屈指の”トライアングル”MF陣、将来性も”世界レベル”のウイングハーフ、トルシエカラーを忠実にこなす3バック、神懸かりセーブ連発のGK、苦しいときから支えになったベテラン(三羽烏)、そして何よりこれをまとめたペリマンを始めとするスタッフ陣。どこをとってもリーグNo.1だと思う。 来季の話も出てきてしまったが、実はまだ今季は終わっていない。『チャンピオンシップ』が残っている。相手は宿敵「ジュビロ磐田」静岡ダービーである。良い試合を期待したい。そして今度は正真正銘の「リーグチャンピオン」になって欲しい。 今シーズンのJリーグ総括を近いうちにしたいと思うので、このことはまたその時にしたいと思う。(最近こればっかり・・・) (1999.11.28) |