聖戦男キャラとトラナナ女キャラのカップリングの可能性を考えてみます。
 あくまで可能性なので、私の推奨カップリングとはちが……いや全く違うとは言わないけど、それほど関係ありません。因みにビジュアルや性格より、シチュエーションやゲーム中で推測される関連を重視しています。

 セリス
 
トラナナにも堂々と出ていたよーな。まあNPCはよしってのが自分ルールってことで。
 セリスは、ヘイムな血筋のリノアンとマンフロイの孫のサラのツートップかしらん。
 どっちともお似合いだし、ドラマあるよねー。まずリノアンは、ヘイムな血筋なのでセリスさまとは親戚です。この2人の子なら、ヘイムがぴかぴか光る子供が生まれることでしょう。もしセリスにこれといった相手がいなければ、ユリアも独身貫けば、いつの間にかそういう話が進んでいてもおかしくないね。……でもその場合ってセリユリ両想いな可能性高くないか? リノアンは複雑な立場です。ヘイムの血筋は祖父の代から遡ってバルド好きだから、リノちゃんがセリスに惹かれる可能性も高いかも。セリスはリノアンにユリアの面影見て……って、あんまり幸せな恋にはならなそうだな。 えーと、サラちゃんの場合は、やはりディアドラとゆーかユリア系というか儚げな雰囲気あるし、一目惚れする可能性が高そう。実際、マンフロイの孫娘ってのはかなり複雑ですよね。せ、正妻どころか愛妾でも、かなり無理っぽ……。ロプト教団の弾圧はしない、その証として……みたいに結婚の意味づければ可能かもしれない。いつまでも弾圧されたから弾圧しかえす、を繰り返すのでは歴史的に見ても不毛だし。ただ、サラ的にもセリス的にも苦労する組合わせだな。そこがよし(いいんか)。

ハンニバル
 あー、自分ルールからすると、彼を入れるべき……なんですよね。
 ゲーム中に恋愛可能なキャラとは言ってないもんな。彼、いくつだろう。とりあえず現在奥さまはいらっしゃらないようなので、若い奥さまをもらうのもありか。キャラにもよるけど歳半分以下の若い奥さん……果報者め!
 第一候補はやはり同じくトラキア王家に仕えるエダちゃんでしょうか。『お爺ちゃんになっちゃうっ』な組み合わせっすね。ハンニバルがオイフェくらいの年代なら、かなり推せる組み合わせだと思うのですが。共にアルテナさまに仕え、エダちゃんがコープルに懐かれたりして、そうこうしているうちに自然と親しくなるのね。勿論最初はお互い異性として意識してないんだけど、エダちゃんの信頼とか尊敬が次第に愛情に変わるのもありかなーと思います。もともとトラキアの盾たるハンニバルを武人として尊敬している可能性は高いよな。でも、異性としてはなかなか意識はしてくれなそうだな。ハンニバルから言い寄るのは分別ありそうな大人だし、息子もいるのでないだろう。てことは、奥手っぽいがエダちゃんのほうからアタックかまさないと成立しないのか。長い道のりになりそうだな……。つーかこの二人が成立した時のディーンの顔が見ものなんですけど!!
 あとは、昔話的な感じでセルフィナさんとか。
 確か彼女らはトラキアのハンニバルの山荘に潜伏していたはず。
 実はそれは美しき人妻セルフィナに惹かれてのことだった……? ハンニバルがレンスターの遺臣たちとのつながりを持った当時セルフィナはまだ結婚していなくて、実は密かに想っていた……とか、まあありかもしれない。犯罪というほどの歳の差でもないだろうし。レンスター遺臣の美女(想う人あり)と、トラキアの将軍(養子あり)。その間にドラマがあったら素敵かもね。
 あとは、もう歳だけで言ってますが、エーヴェル……。共に子持ちっす。
 血の繋がらない子を育てた者同士、色々と苦労話に花を咲かせたりして。終戦から二十年後くらいに、平穏な老後を二人で過ごすために一緒になるって感じでどうでしょうか。
 意外なことにハンニバルの項目が長いのですが、ここまで書いたのだから、リノちゃんとの可能性も考えてみます。つーか、設定だけなら大ありだよ。
 ハンニバルはトラキアの武人、しかも北トラキアと南トラキアの問題を平和的に解決したいと考えている第一人者。リノちゃんは南トラキアとも関係の深い北トラキアの国ターラの公女にして、トラキア王子の婚約者。面識はありそうだし、ハンニバルは何かとリノちゃんのこと気遣っていそう。トラナナ以前も、聖戦終結後もね。
『王子のことは気にせず、幸せになりなされ』
『お気遣いありがとうございます。でもわたしが独りでいるのは、ただアリオーンさまに気兼ねして、というだけではないのです……わたしは……』
『公女……?』
 こんな感じのやりとりが想像できます。
 リノちゃんはファザコンっぽいイメージがあるので、ハンニバルに惹かれるのもあるかもしれんなぁ。歳の差倍どころか、三倍くらいありそうですが。ああ、もう少し、もう少しハンニバルが若ければなぁ……っ。

ファバル
 そもそもファバルは北トラキアにいたのでトラキアキャラの誰と出会っていたとしてもさして不思議ではないんですが、やはり一押しはマリータ! ファバマリっす。らぶデス。詳しくはカップリングトークをどーぞなんですが。
 エーヴェルの本当の息子と、義理の娘。つながりはばっちりですよね。
 ファバルが再会したエーヴェルの許にきて、マリータも里帰りして、そこで出会うのもありなら(7年後か…)、その前に旅先で出会うのもよし。例えばファバルがヴェルダンを継いだとして、その地方で名剣士である彼女が力を貸す形で出会うとか。
 二人とも純朴そうで、性格的にもいいなーと思います。
 他ではエーヴェル(おーい)。いや、その、あの……まあ、母と知らずに、なんとなく母性を感じさせる彼女に惹かれるのは一応ありかと。そのうち母とわかるでしょうが、つかの間の恋とでもいうか。
 他では弓兵つながりでタニアなんていうのも可愛いと思います。ダグダがエーヴェル好き好きなので、その辺りから子供同士が仲良くなるのもあり。
 面倒見がいい素朴で明るい子同士で性格的にもいいかもね。二人で孤児院の子供の面倒を見るってその後もいいかも……といいつつ、タニアのEDではフィアナに住んで結婚しているのでちょっと無理があるか。ファバルがトラキアに戻ることはないもんなぁ。アサエロならあったかもしれんが……。
 それからラーラ。盗賊の妹を持つものとして職業に対する理解はありそう。その一方で足洗って欲しいって気持ちも持ったりしそう。もともとの職業である踊り子の時に見て心惹かれていた……なんてのもまたよし。
 サフィ、ティナのターラ姉妹ともあるかもね。
 ファバルが一時ターラまで出稼ぎに行ってたとして、そこで出逢ったとか。
 旅先で助けたことがあるとか。
 でもって、リノアン。その場合はやはり、ターラで傭兵していたってことで。リノアンを助けて働いていたことがあるってことで。……でも何で離れたんだ? いや、待て待て。逆のほうがありそうだ。ファバルはフリージに雇われていたじゃないか! ってことは、ターラを侵略する側にいた可能性がある。侵略している場で己のやっていることに迷うファバル、そこで出会う幼くも美しい公女……。ファバルは彼女を殺すこともフリージに差し出すことも物理的にはできたけど、精神的にできなくて見逃す。それがお互い何となく記憶に残っていて、数年後、ターラ公女とユングヴィ(仮)大公として再会し、そして一方ならぬ想いを抱くことに……おおお! ええやんか。お互い国があるから結婚できなくて、リノちゃんは未婚で通すことになったと。ファバルのように明るい子が相手なら、リノちゃんもとても幸せに過ごした気がします。

ヨハルヴァ
 ヨハはドズルの公子で、イザーク育ちなので……。
 マリータ?
 斧兵はいないし、ドズル人もいないし、そのくらいしか浮かばないにゃ。
 イザークとドズルの親睦を深めるために政略的に……ならまだいいんだけど、ラクチェの代わりっぽくなっちゃうのが難点だなぁ。政略にしても、マリータはあんまりイザークの血を引く人間として生きたイメージなかったりするし、そうする責任も特になさそうだし。イザーク王室の血を引くことを利用してのハッピーエンドなら歓迎なんだけどね。ヨハとどっかで知り合い、惹かれ合って、身分の壁にぶつかるけど、実はマリータも王族なのでそうでもないから普通に結婚もできて、歓迎もされて……みたいな感じならいいかな。ドズルはイザークをもっとも虐げた国なので、イザーク人としては複雑かもしれないけど、うん、マリータには溝が深そうな両国の橋渡しとして頑張って欲しいです。
 でも掴みはやっぱ、流星剣まで使っているマリータ見て、容姿的にも似ているラクチェを思って……って感じになっちゃうかな。勿論、ヨハは口には出さないだろうけど、なんとなくラクチェに似てるからほっとけなくて構っちゃって、そうしているうちにマリータのほうから惹かれていって……って展開でしょうか。ラクチェの存在を知ったマリータの苦悩とか、マリータを苦しめてしまったことに対するヨハの葛藤とか考えると……あ、結構萌えてきた(笑)。
 えーと、リノアンとは……う、浮かばね……。
 まあ、EDによるとリーフにくっついて聖戦には参戦したよーな感じなので戦時中に知り合うことはあったでしょう。体格とかはディーンに近いものがあるかしらん。リノちゃん、逞しい人好みかしらん。ヨハのほうがか細いリノちゃんをほっとけないってのはあるかもね。華奢なのに頑張るなーみたいな……って、それじゃファバラナだな。

ヨハン
 うー。シチュエーション重視なこの項目。
 つまり、ヨハンとヨハルヴァにそれほど差が出るはずもなく。
 やっぱマリータくらいしか。
 こちらはいきなりマリータ見て、ラクチェに似ているから……トークをかますかもしれません。
 彼なりの冗談というか、本気で口説いているワケではありませんが、純朴なマリータのほうがついうっかり本気になり好きになってしまうとか……。
「おおマリータ、君の瞳は月のきらめき。君の剣技は天女の舞……」
「な、何を言っているんですか! ヨハンさんが好きなのはラクチェさまなんでしょ?」
「うむ。ラクチェが好きだ」
「……そ、そう」
「どうした、浮かない顔をして。君は笑っているほうが愛らしい。影のある表情もまた魅力的だが」
「……」
 こんな感じでしょうか。
 リノアンとは、何だか楽しそうですね。 笑わないお姫さまを笑わせる公子ってイメージ。
 烈火でいうところのセインとプリシラみたいな感じ。本当はかなりヨハに惹かれ、もっとも暗くなりがちな時期に傍にいてくれたことにリノちゃんは感謝しているけど、彼もいつか去ってしまうと考えるとそれ以上近い関係になることは望めない。
 はっきり言って、まんまやなー。でも結構いいかもねー。

レスター
 ユングヴィなので、伯母さまつながりでマリータ。マリータ4連続やなぁ。
 ユングヴィにブリギッドを向かえ、そこで里帰り? したマリータと出会う。マリータは落ち着いたレスターに惹かれ、レスターもまた素直で可愛い義理の従姉に心ときめく。次第に彼女の里帰りを楽しみにするようになり、マリータもまた母の許に戻る回数が増える。そのお目当ては……。ん、よし(何がよしだ)。
 デルムッドつながりでナンナっていうのもありそうだけど、聖戦キャラだしな。
 弓騎士同士でセルフィナさんにちょっとだけ心ときめかせるレスターとか……。
 他には、弓兵と飛ぶ人ってことで、ミーシャとか、カリン、エダも有。
 その中ではミーシャがビジュアル的、性格的に、よさそう。両方とも立場に対する責任感とかありそうだし、落ち着いてるし、なんとなくトップを支える立場が似合うところもいいな。年齢的にもちょい上か同じくらいだよね。うんうん。セティかフィーとの繋がりで知り合って、嫁に欲しいと打診するとかな。
 リノちゃんとはどうかしら。ぴんとはこないけど、幸せになれる組み合わせではあると思う。
 レスターは落ち着いてるし、兄属性って感じするし、包み込んであげられそう。母も妹もシスターなので、シスターな娘に親身になってしまうレスターっていうのは想像できるな。

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