ラガルト　準一軍

　何故か(失礼だな)とっても好き。いや、だって普段私が好きになるタイプのキャラじゃないよ。魔法を使わなければ、少年でもない。どこぞの貴族でも特殊な血族でもない。勿論、女の子でもない。でも好きだ。
　多分、銀髪ってところと黒い牙にやったら愛なところがツボなんだと思う。何であんなに過去の牙が特別なんだー。世の中がよく見渡せて、自分のこともちゃんと把握している賢い人って気がします。会話も面白いし、頭の回転速そう。しかし彼の洒落は時々笑えないと思う〜。「ニノとどこまで……」とか「惚れたか?」とか。
　支援会話はどれも好きなんだけど、どーのこーのと仲間意識が芽生えてるっぽいジャファルや、過去や想いが垣間見えるマシューとの会話が特に好きかな。しかしイサドラもいいな。大人の会話って感じがして。EDは謎過ぎですが。戦場で敵って、一体なにしたんですか、ラガルトさん。とっても気になります〜。
　アイシャってどんな人だったんでしょうね。これも気になりポイント。何となくイサドラと似た人だったかなぁ、なんて思っています。個人的にエプロンが似合う大人しめ美人で、垂れ目で口元普通なイサドラさんって感じがいいんだけど、設定からしてまずありえないーーっ。垂れ目なイサドラくらいはいけるかもしれないけど、それはすでにイサドラとは似ていないという説あり。
　単体EDでは、行き場を失った黒い牙を導くらしいので、元黒い牙とリキア同盟もしくはフェレの間に何かあるのでしょうかね。その「何か」が後にニノやジャファルも賞金首に追われる主因になっているのかもね。
　ユニットとしても、結構いいと思う。貴重な盗賊だし。うちでは二回ともマシューより育ったな。一回目は闘技場育ちだったんだけど。彼は闘技場で、めちゃめちゃ活躍できた記憶がある。 　

ニニアン　一軍

　神の踊り子にして竜族(つか半竜?)。ヒロイン、でいいのかな。うーん、踊り子も様変わりしたものだ。色合いも顔立ちも綺麗だよねぇ。実は烈火のグラフィックではこの子が一番好き。イラストはフロリーナといい勝負。氷竜ってところがまたイメージにあっていていいなと思います。
　彼女は弱い子ですね。ニルスの言うとおり、心が弱い。 だけどそんなところが愛しい子かなと思います。長い寿命を生きて、辛い目にあって、それでも純粋さを失わない。私的には駄目っ子さんはじょじょに成長してくれるほうが好みなんですが、ニニアンに関しては強くならないほうがいい気がします。何でだろう。結局、人ではないからかなぁ。身体能力の高さの分、心は弱いくらいのほうがバランスいいかなぁって思うのかも。ただ利用されちゃうのは駄目だよね。信頼できる護り手を見つけるか、逃げることだけは巧みになるかしてくれないと。もし後者だったら、話が進まないねぇ。
　エリウッドのことを一途に想う彼女は、とても可愛いと思います。そして、エリウッドが彼女に特別な想いを抱いたのも何となくわかる気がします。ロイのママのことは忘れて本人たちだけ見ればかなりお似合い。でもニニアンには長く生きて欲しい気もするしー、ニルスと離れて欲しくない気もするー。
　できればエリニニEDは、自分から「残りたい」と言って欲しかった気はしないでもないな。ニルスに言わせちゃうのはなぁ。後でニルスが悔やむことになるかもしれないやん。エリウッドがあっさりと迎えちゃうのもなぁ。重大な問題をあっさりとクリアしちゃうと、後でツケがどどーんと回ってきそう。残る、残らないは、EDでいきなりじゃなくて、シナリオを進めるうちに自然に出して欲しかった問題なんだな。エリニニ最大の難関だと思うので、じっくりたっぷり葛藤して欲しかった。まあ、ニニアンは早死しても後悔しないと思うけどね……。十分生きましたから(にこ)って感じで散っていきそうだ。儚い……。

イサドラ　物置

　遅れて出てくる女騎士。FEの位置的に、紋章のミディアに近いよね。恋人付きだし、髪も青いし。なんなく、聖戦のマーニャにも近いかしら。王妃に仕えているあたりとか。封印のセシリアにも近いかな。お姉さま騎士なところと、登場する頃合いと、もともと主人公と懇意なところが。根っこの部分では、セシリアさんより危うい感じがしましたけどね。ちょっとした拍子に、堂々巡りの迷いに陥ってしまいそうな人。ハーケンとの会話ではかなりネガティブ思考な人に見えたし、レナートとの会話でも色々なものへの迷いが感じた。迷えって後押しされちゃったしねぇ。ずっと迷い続けそうだ。
　 ハーケンとは確定に見えて、実はそうでなかったりするの? ラガルトもびっくりですが、レナートとペアEDあるのにはさらにびっくり。内容にもさらにびっくり。僧門叩いちゃうんですかー。婚約者立場なし。まあシスターになったら結婚できないってワケでもなさそうだけどさ。騎士でラガルトと対峙する場合でもね。でもなんか、別の男性とペアEDを迎えた場合、彼女は独身通す気がしました。彼女は己に対して厳しいというか、潔癖そうなので迷いがあるまま(お互いにかすかな想いかぁ…)だと、ハーケンに申し訳ないって感じそうだし。そうでなくても、将来的なことや、考え方やらなんやらの相違やらのために、しばらく距離を置きたい……って申し出るとかしそうなイメージはある。それが単なるマリッジブルーに終わるか、そのまま決別するかは、ハーケン次第でしょう。騎士してる彼女も好きですが、寿で騎士を引退して、貴族の夫人として過ごすのも似合いそう。小動物の一匹も飼ったりしてね〜。ガイツとの会話ではなんとなく小さい生き物好きそうに見えたので、小動物。で、まあ平和に暮らしながらも有事の際には自ら剣を握って、そしたらかなり強くて、周囲を驚かせたりとかして欲しいなーなんて思います。

ヒース　物置

「嘘よー、迎えに来るって」「言ってたわー、でも行けやしないーー♪」
　……と、某ミュージカルのナンバーを思わず口ずさみたくなる。何故でしょう。(答え:私がハマってるから)まあ、それはさておき。
　彼は、ヘタレ系キャラなイメージがあります。不器用というか。そして竜騎士さんはそうでなければいけなーいっ。立派そうに見えても肝心な部分で甘かったりとか、そういう隙がなくてはいけないのですよー。伝統ですから!　シスター系相手に、悲恋に終ってしまうのも伝統か(ほろり)。
　彼を見ていると、ディーンが竜騎士の中でいかに出来すぎな部類だったのかを感じ入ってしまいます。突き離すほうが真の優しさだよぉ〜といいつつも、それが出来ないような人だからこそプリシラは好きになったような気はします。プリシラが承知していて頷いたなら無問題。未熟な2人が一歩大人に近づいたって感じがするEDです。
　支援では、何気にケントとのやりとりが好きだったりします。そのままキアランに仕官すればいいのに〜と思った。ほんと、私はとことん烈火ストーリーには平穏を求めてしまうらしい。もっともそう遠くないうちにキアランはなくなっちゃうけどさー。でもほら、ケントは残るわけだし。といいつつ、ヴァイダさんとの会話やEDも好きだなぁ。恋愛感情の見えない男女の強い絆って好きなのですよー。隊長に付いて壮絶な人生送るもまたよし!　あとはあれだ。ラガルトとの会話。笑えるような、笑えないような〜。突然の告白(違っ)に腰が引けているヒースは想像すると楽しいです。ラガルトはそこはかとなく洒落にならんもん持ってるもんなー。
　CMの「死んだ仲間にはもう会えない……」の画面で、死に台詞とともに登場。多くのエンブレマーに不幸系キャラの前印象を与えたに違いない……。

ホークアイ　二軍

　どーのこーの言って、ヘクトルの次くらいに使っていた斧キャラ。育てなくても、結構強いよねー。必殺率も武器レベルも高いし、かなり貴重なニニアンと支援のあるキャラだからエリ編でもヘク編でも出していた。娘のような、保護すべき対象のような、そんなニニアンとの関係は好きだ。竜と近しい人ってことと父性がある人ってことで孤独なニニアンとしては、誰と話をするより安らげたんじゃないかなーという気がします。吼えるところが、ずっと竜といた人って感じする。ルイーズとの会話は何だか不幸っぽい先を暗示してましたが、EDではとりあえずは無事っぽい。
　封印のイグレーヌのパパ。だと、知ったのはニニアンとの支援だったかな。容姿だけじゃ気がつかないよねぇ。武器も違うし。武器といえば、ルイーズがイグレーヌちゃんにと渡したお揃いの弓って銀の弓かなぁ、イグレーヌの初期装備は〜と調べたところキラーボウでした。使っちゃったのかな。ホークアイとアストールの会話なんて見てみたいと思ってしまった。「お父さん、お嬢さんをおれにくだせー」「……うぉ〜〜〜」「ひ、日をあらめまさー」(がしっ)「……娘を頼む」って感じ?

ガイツ　物置

　えーと。確か、ワレスと二択のキャラだっけか。封印のギースと兄弟ということは、プレイ後ネットで知りました。ED見ても気がつかなかったんじゃないっけか。
　ねえねえ、イサドラさんとの会話に出てくる彼が連れている鳥って、エルフィンの鳥と関係あるのー?　あったら面白いかもーなんてちょっと思う。ほら、エルフィンを助けたギース繋がりで、彼の手に渡ったとか。……としたら何年生きてるんだ、その鳥。子孫とかー。
　 結構いいやつみたいで、顔もパッと見怖いというかビジュアル系入っているけど、割といいよね。なのに恋愛とは縁がなさげ。フィオーラとはなかなかいい感じになるのに、EDはないし。個人的にカレルとの会話がお笑い入ってて好きかもしれん。語尾が時々敬語になっちゃうあたりとかね。カレルとの会話をお笑い系にできるとは大物だ!　ヴァイダさんあたりとの会話もあれば面白かったのに。尻ごんだり、パッと見の印象が近いもの同士、息投合したりね。

パント　一軍

　公爵さま。師匠。カッコいいよねぇ、フリージ系賢者。ていうか、青年になったアーサー。愛妻家にして、知識欲の塊。底も懐も深そうなのがいいよね。好きだ。印象に残った台詞は「ねぇ奥さん」。
　彼がこれだけ強いのは反則のような(NPCは経験値が…が…)、納得なような。FEで師匠といったら普通弟子に余裕で抜かれるもんじゃん?　仲間になった時にはすでに抜かれているのがお約束じゃん!?　武器ははがされて弟子に渡り(剥がせなくてちょっと残念ちょっと安心シャナンさま)、しばらくは回復やらお助けやらで使われるも、いずれは楽隠居するもんじゃん!?　そ、それがこのパントときたら、強い、使える、育つ!　と来る。あえて難点をいえば、最初からルイーズと支援Aなこと。ルイーズはルイーズでいいんだけど、会話だって条件満たせば見れちゃうし、この二人は好きなんだけど、弓は飽和状態なんだ! できればカナスやエルクともAにしてみたかったかも〜。
　エルクとの関係はとても好きだ。師弟を超えた、家族としての絆を感じる〜。エルクは師弟でありたそうだけど、パントは家族を望んでいそうなイメージ。家族といえば、クレイン、クラリーネ、あとディーク。……何故クラリーネはああなんだぁぁぁぁぁ。魔道の才能は微妙に継いだような、継がなかったような。クラリーネ、素早さやらなんやらユニットとしての基本能力はめちゃ高いけど、魔力だけは伸びなかった記憶があるんですけど。クレインは二人の子供らしいよね。能力的にはEDのこともあって戦士としてはぱっとしないイメージなんだけど、もしかしたら表面に出てこない魔力は案外高かったりして。
　パントは傭兵その他素性のしれない相手にも親切だけど、それは多分職業云々に対して色眼鏡がなくて、相手の本質を巧みに見抜いているんじゃないかなーと思います。誰にでも〜といいつつ、信用する相手は間違えなさそうなんだもん。だからこそ、人望が集まるんだよねぇ。それはルイーズにも言えることで、美男美女似たもの夫婦で本当にお似合いだなぁと思います。 　

ルイーズ　二軍

　金紫の貴婦人。なんかコバルトの某M先生あたりが好きそうな称号、という印象を持ったとか持たなかったとか。金と紫って組み合わせかなり好きだなー、神秘的。パントの銀の魔道将軍と対って感じもまたよい。エルクが黒だったら、金銀黒の３ネズミなのに惜しい(はい?)。心も見た目も綺麗な人ですよね。育ちがよく、何不自由なく育ったゆえに全く歪んだところがない人。男女問わず、いろんな人の憧れの対象になっていそうです。一番印象に残った台詞は「はい旦那さま」。いいなぁ、この２人。セットで好き。しっかし、子供いるって分かっているならもっと大事とらにゃー駄目なんじゃ(汗)。まあFEでは今更か……。
　レベッカとの会話で明かされるパントとの馴れ初め、すんごい好きなエピソード。弓でお守りします、か。可愛かったんだろうなぁ(ぽわん)。これぞ芸は身を助く!　ベルン王妃と親しいってことは、ルイーズ自身もかなりいい生まれだろうに、よく弓など習わせてもらえたな。この世界、魔法は貴婦人の教養っぽいイメージあるんだけど、ゆ、弓……?　どうしよう、小さな頃胸が極端になくて、胸襟を鍛え形をよくするために習わされたのが切欠だったりしたら(ないから、それは)。アトスさまに食事をすすめたりと家庭的な面もある。子供も自分の手で育てそう。公爵夫人にしてはきっと珍しい。そしてあまり前例がなかった。そしてそして、不慣れゆえにうっかりと娘は破天荒な子に育ってしまった……のか?　クレインがいい感じに成長したから、油断したとか?
　そーいやギィとかヒースとかエルクとかセインとか、何故かプリシラと男性支援が共通しているね。
　彼らは皆、エトルリアの貴婦人というものにほのかな憧れを抱いていたのではないだろうか。
　因みにエルクの好みは本来、ルイーズタイプだと信じて疑いません。あくまで本来はって話。一番近いのはプリシラだけど、一番遠いのもプリシラな気がするな……。