Kai's Story
1 バンジン 2 子供の日 3 はれてる 4 しりとり
5 救急車 6 アニメGIF 7 海の夢 8 壮絶な死闘
9 パジャマ 10仲直り 11第11部 12駿河平公園
13三津シーパラ 14忘れ物 15図書館 16夕涼み会
17夏だプールだ 18海in浜松 19虫取り物語 20夏だ花火だ


Kai's Old Story


バンジン('97.5.10)
 我が家は、パパ、ママ、海とバンジンの4人で生活している。
 彼(バンジン)は海に悪い事ばかり教えているので困っている。

 食事中。パパがスプーンを落とした「ガチャン」。
 海:「お前、うるさいんだよ」お前とはなんだ。「お前とはなんだ!」
 海:「だってバンジンがいってたも」

 車を運転中。片手で運転していた。
 海:「両手で運転しなさい。バンジンに怒られるよ。」いいことも教えているのか。

 海が一人で遊んでいた。ブツブツ言っている。
 パパ:「何ブツブツ言ってるの?」
 海:「バンジンに言ってるのさ」親が相手しないからバンジンが相手してくれてた。
 パパ:「バンジンは何処にいるの?」
 海:「あそこにいるじゃないか」部屋の隅を指さした、背中がス〜〜とした。
 本当にいるのかな?
 子供にしか見えないのかな?
 まっくろくろすけかな?

 海:「海君のイチゴがない。ウエ〜〜ン。」
 パパ:「バンジンが食べてたよ」

子供の日('97.5.13)

 左の写真は、子供の日に海とおもちゃ屋に行き買ってきたものです。
 実は午前中に一回おもちゃ屋に行き、何か買ってあげようとしました。
 そこで左のおもちゃを発見し、すっかり気に入ったらしく。
 海:「パパこれ買おうよ」
 パパ:「OK!」「あっ、お金が足りない。ごめんお金ないから、またこよう。約束。」

 午後からは、パパのデジカメを取りに行ったりしてて、海との約束を忘れていた。 頭の中は「デジカメ」オンリーになっていた。
 夕方になった4時ごろ、
 海:「パパ、おもちゃ屋行かないの?約束だろ。」
 海は忘れていなかった。子供の日なのに・・・反省。
 で海と買いに行ったのです。
 長い前置きになったが、このおもちゃがいけてるんですよ。
 写真で凄さが伝わるかな?

 説明すると、真ん中にある白い車が左右にある”ダンプ(緑)、ブルドーザー(黄色)” にもぐり込み、白い玉を無限に運搬し合うオモチャです。
 途中、バックあり、エレベータあり、たまに脱線ありと楽しいです。
 正式名称は、「TOMY/ビックローダー・ビル工事」で4、480円也でした。
 見て分かると思いますが、組み立てるのが大変なため、出しっぱなしです。
 ママにとってはジャマなオブジェが増えただけでした。
 説明不足ではあるが概要は理解していただけたかな?

 デジカメがなかったら説明も大変だよね。
 「海?これどうゆうおもちゃ?」海曰く、
 「白いブーブ(車)がね、トラックとシャベルカーになって、オリャ、トリャァって走るんだよ。」

はれてる('97.5.14)
 朝、海が足を気にしていた。
 パパ:「どうした、足痛いの?」
 海:「痛い。足がへんこんでる。」どうやら、”へっこんでいる(くぼんでいる)”と言いたかったらしい。
 どうしたんだと見てみると、蚊に刺されて腫れていた。
 大体に於いて会話になるのだが、たまに?である。

 最近、洋服も自分で着替えられるようになった。親としては少し楽になった。
 そんなある時、トイレから出て来た海がママに、
 「ひさびさに、パンツはかしてくれよ。」と言ったらしく、ママは壺にはまっていた。

 パパ:「海?ママのオッパイは、へんこんでる?」
 海:「へんこんでないよ。」んっ?てことは・・・

しりとり('97.5.17)
 最近「しりとり」が出来るようになった。
 海:「しりとりやろうぜ」望むところだ。
 パパ:「パパからね、”しりとり”」
 海:「”りんご”」パターン化している。
 パパ:「”ごみ”」
 海:「”みかん”」あ〜あ”ん”がついた。
 パパ:「”ん”がついたから海の負け」
 海:「パパ、”ん”だよ。わからないの?じゃ海君の番ね。”んんち”」
 パパ:「ガクッ。それは”うんち”だろ。”ん”と”う”は違うんだよ。」
 と口で説明しても、わかりずらいよな。

救急車('97.5.19)
 我が家の食料が底をついたと言うので、 買い出しに某鳩のマークの伊東ヨーカドーに向かっていた。
 国道246号線を西に向かいちょろちょろ走っている時、救急車の音が聞こえて来た。
 パパ:「パァープー、パァープーだ。救急車だ。」
 海:「パァープーは”むらさき”だよ。」
 ガクッ。それは”パープル”。
 しゃべり方といい、間といい、ボケのレベルが着実に進歩している。天然かな?
 その後ママからクレームがあった。
 ママ:「普通、救急車のサイレンって”ピィーポー、ピィーポー”じゃない。 ”パァープー”は表現としておかしいんじゃない。」
 パパ:「うっ・・・」おれがパープーか、やっぱり。

 食料のついでに海のパジャマを購入してきた。
 ウルトラマン・ティガのパジャマって分かる?
 海よりもパパがダダをこねて買ってもらった。
 こういうの買うから海もその気になって、親に「シュワッチ」って暴力を振るうのだな。
 あとウルトラマン・ティガの放送、関東圏より静岡は1週間遅れで放送してるんだよね。
 だから何ってこともないけど。

アニメGIF('97.5.24)
 既に、ご覧になっていると思いますが、先頭ページに海のアニメーションGIFを追加しました。
 144のモデム利用者等には、かなりのストレスになりご迷惑をおかけしております。
 だからって止めないけど。そもそも我が家も144なので迷惑していたりする。

 ポーズを取らせるのが、大変なのですよ。
 なかなか高ビーなモデルなもんで、「そのポーズ最高だよ〜」「ん〜ん、いいですよ〜」「もっと足、開いて」 ってアダルトビデオの監督気分ですよ。
 それでも「もう撮らない」「止める」だも、大変な思いをして作成してます。

 今の気に入ってないので次期作品に期待して下さい。
 構想5分、クランクイン中です。

海の夢('97.5.25)
 朝からうるさいな。海が起きたのだが機嫌が悪い。
 海:「エ〜ン、今見てたテレビつけてよ。」テレビなんてつけてなかった。夢を見てたらしい。
 パパ:「海君、何のテレビ見てたの?」
 海:「メガレンジャーとティガと海君が怪獣と戦うの。」きっとティガの後ろに隠れて、「シュワッチ」ってポーズだけは一人前なんだろう。
 「夢」を子供に説明するのって難しい、旨く説明できなかった。

 午後からテニスに出かけテニスの後、沼津の愛鷹運動公園に遊びに行った。
 実はJFLの試合の看板があったので見に行ったのだ。
 ジャトコvsデンソーの試合が行われていた。
 試合が有料なんだよね、千円。だけどスタンドの横から余裕で見れるので、そこから只見した。

 隣の愛鷹球場にも足を延ばすと草野球をやっていた。
 ユニホームからチーム名のスペルがよく見えなかったのだが、 ママは「Mentikatu」チームと「Soumen」チームだと言い張っていた。
 ヒットもエラーもない草野球なんて、逆転負け続きの巨人戦のようで楽しくない。
 海が野球を見ながら、「海君はね、やちゅうの選手になる。」初めてのことで驚いた。
 メガレンジャーとかティガとかに成りたいとは、聞いていたけど。
 野球の選手が夢とはね。テニスの選手になって欲しいのだがな。

壮絶な死闘('97.5.26)
 その日は海とパパの目が合うたび火花が散っていた。
 理由は三食ゼリー(3箇1セット)のイチゴ味ゼリーを誰が食べるかである。
 海はイチゴを諦めそうもない、パパとて毎度毎度海においしいとこ持っていかれる訳にはいかない。
 海の胸ぐらをつかみ「メロン味でいいじゃないか」と脅す。
 「やだ。パパなんて大ちらい。」嫌いで結構。

 結局、海の勝ちである。泣けばいいと思ってやがる。
 食べ終わり。海がニコニコしながら「けんかしようぜ」望む所だ、子供とはいえ食べ物の恨みは怖いのだぞ。

 パパ:「ゲップの味がメロン味爆弾”ゲップ”」
 海:「ゲップの味がイチゴ味爆弾”ゲップ”」

パジャマ('97.5.27)
 ディガのパジャマがお気に入りである。
 夜でもないのに、「ディガに変身する。」と言いパジャマに着替える。
 当然、「ケンカしようぜ。」となり、ティガに変身しているのだから強い。
 と言うか、決して反撃してはならない。ティガで負けると泣くのである。
 通常のケンカでは余程ひどい事をしない限り泣かないのだが。

 ケンカのしすぎで、さすがの海も疲れたのか。
 海:「もう寝る」
 海:「海君、バジャマに着替える」んっ?今着てるのは何?

仲直り('97.6.5)
 毎日毎日仲がいいわりには喧嘩する、海とパパである。
 その日も些細なことで喧嘩となった。
 パパ:「海どけよ、じゃまだよ」
 海:「お前がじゃまだよ」
 2才児の幼児の言葉とは思えない。
 パパ:「お仕置きだ〜。ドリャ〜。」
 海:「何すんだよ。パンチ。」って喧嘩になり、パパは容赦しないので海が泣いてママに助けを求める。

 しばらくして、泣き止んだ海がこっちに帰って来た。
 右手を差し出して来た。
 パパ:「仲直りの握手か?偉いな海は」と二人はガッシリと握手をして、友情を深めるのだった。
 海:「鼻くそ、だってば」
 ほじったら捨てろよ。

第11部('97.6.15)
 「おれが海だ!」の第11部が撮り終えた。
日時場所内容時間
3.08自宅スキーウエアを買って来たぞ。0:00
3.15日本ランドソリに乗って来たぞ。雪遊びだ。雪まみれだ。水びたしだ。0:03
3.16自宅ぬりえの特訓、きりえの特訓、やすえはママだ。0:16
3.23横浜横浜インターコンチネンタルから八景島シーパラダイスに行きたい。0:25
3.29自宅意味不明な発狂。どうにも止まらない。ウララ。0:28
4.01自宅亮太が来た。我が家大パニック。0:33
4.24自宅亮太リターン。亮太再来。亮太来襲。0:43
4.27TDL埼玉のジージとバーバと一緒にTDL、虫に刺されて耳がダンボ。0:48
5.01自宅埼玉に引き続き目の上を虫に刺され「お岩さん」になった。1:05
5.02姫の沢公園箱根に行ったが、機嫌が急に悪くなり帰宅した。1:10
6.01自宅メガレンジャー変身ポーズ。カーレンジャーかるたでパパと勝負。ティガのパジャマ。1:23
6.05自宅怪獣とティガで独り遊び。黙々と遊ぶ。1:36
6.08自宅食事の時間は戦いの時間。イライラする分親の負け。1:43
6.12自宅ティガの歌を唄う。桃太郎も唄う。少し音痴。1:56

駿河平自然公園('97.6.16)

 静岡の長泉にある駿河平自然公園(家から車で10分)に行った。
 ここは某駿河銀行のバビルの塔(情報計算集計要塞)と隠れ別荘地になっている、 とても静かで緑の多い快適な場所である。
 海が1歳強の時期に訪れた事があるのだが、写真にあるように吊り橋があり、あまり良い思い出がない。
 静岡の吊り橋と言えば、「城ヶ崎」「寸又峡」等が有名で両者とも経験したが、やはり良い思い出ではない。
 決して海と海パパが、高所恐怖症とか意気地なし症ではなくて同伴した人物に原因があると考察する。

 吊り橋を海と海パパは、無言で真っ直ぐ前を向いて黙々と揺らさないようゆっくり着実に歩いていく。
 パパ:「もう少しだ海ガンバレ」自分にも言い聞かせている。
 悪魔:「速いよ、ゆっくり景色を見て歩きなよ!」
 パパ:「海、ああ言う人には関わらないほうがいいぞ。」
 パパ:「おい。揺れてるぞ!」後ろを振り向くと悪魔が吊り橋を揺らしている。
 海・パパ:「揺らすなよ〜、ママなんて大嫌い。」

 吊り橋以外にも小川や池、美術館もある。この季節には蛍祭りも行われる。
 急勾配の階段や坂も多く、大人にも十分なハイキングになる。
 海も一生懸命に坂を登った。
 登り切って、あごに手を当てて。
 海:「まぁ、こんなもんかな。」
 登りきれた事を自慢しているようであるが泥だらけである。

三津シーパラ('97.6.22)

 朝に海とテレビを観ていた、シャチが登場して波打ち際のアザラシを食べた。
 海:「シャチっていい人?」
 難しいな?Killer whale'sなんていう名前だから巨人に入って欲しいけど・・・違うか。
 サメもシャチも生きる為の狩りだから悪物じゃないな。
 パパ:「いいものだよ」
 海:「そうか。シャチいたよ。」台所に走って行った。
 そして持って来たのが、三津シーパラダイスの割引券だった。
 パパ:「行くか?」てことで昼過ぎから出掛けた。沼津にあるのに海を連れていっていなかった。

 少し混んでいたので1時間程かかってしまった。
 入場料は割引券のため、1、700円(海はただ)。入場して一番最初が巨大セイウチ。
 パパ:「海凄い大きいぞ!なっ、あれいないぞ?」後ずさりしてやがる。根性なし野郎。
 一通り魚を観た後には、イルカのショーである。

 イルカのジャンプ、回転と調教師の爽やかギャグに親は満足。海は途中から飽きたらしく「あっちにいく」。
 引き続きアシカのレース、トドの?。
 トドがですね何もしないのですよ、調教師とにらめっこして唸ってるんですよ。
 雰囲気が険悪で、調教師が食べられるんじゃないかとドキドキした。海はまた飽きていた。
 海:「動かないね。お家に帰ろうか?」
 とどめはトドだった。お後がよろしいようで。

忘れ物('97.6.27)

 海:「パパ、海くん忘れ物した。」
 パパ:「何処に何を忘れたの?」
 海:「食べ物を水族館に忘れた。パパいこうよ。」
 パパには話がわからなかった為、ママに聞いてみた。
 ママ:「シーパラのお土産物売り場で海が、消しゴムのケーキセットを欲しがったのよ。 だけどそんなの買いたくなかったから、ごまかして買わなかったの。」

 ママが400円けちったため、海は1週間毎日「忘れ物を取りに行く」と言い続けた。
 再び三津シーパラダイスに忘れ物を取りに行った。
 駐車場代が500円で、忘れ物より高いとは。トホホ

 到着し、さすがに一直線に消しゴムに向かう。
 パパは忘れ物と初対面である、男のくせにこんな物が欲しかったのか。
 こんな物の為に1週間、文句を言っていたのか。
 こんな物をどうして水族館の土産物屋で売っているんだ。
 こんな物を普段「けんかしようぜ」しか言わない奴が、何して遊ぶのだ。
 こんな物どうせ「消しゴム」なんて言っても、ちゃんと消えないだぜ。
 こんな何処でも売っているような物の為に、私は会社まで休んだのか。

 入場料(1900円)+駐車場代(500円)+消しゴム代(400円)=2800円也。
 この請求書を大蔵省が認知してくれるかが気がかりである。

図書館('97.7.11)

 この写真は静岡県三島市立図書館の子供専用のトイレです。
 図書館は大きくて奇麗だけど、トイレは小さくて奇麗だ。
 海には悪いが撮影させてもらった、「何で海君がオシッコするのを撮るの?」
 「だってオシッコを撮ったことないだろ、かわいそうじゃないか」
 「そうか」納得するところが2才児だよな。

 パパも生理現象には勝てず用を済まそうとしたが、コントロールに今一つ自信がないため、 当然中腰のかっこわるい態勢となる、家族には見せられない。
 海:「パパ、失敗!」すごく奇麗な図書館ですから、コントロールに自信を付けてから行くよう。

夕涼み会('97.7.18)

 夕涼み会とは、亮太が通う保育園の夏祭りである。
 夕方から始まるので両親も出席できるし、従兄弟とその親まで遊びに行ける。(海パパは仕事だった)
 と言うことで写真右があの亮太です。(海ママ撮影)初登場だな。

 二人とも浴衣着てるけど、ボケた顔してるよな。
 話を戻して夕涼み会とは、お化け屋敷、バザー、模擬店、花火、生ギター、盆踊り等々である。

 お化け屋敷。
 保母さんがお化けになったり、コンニャクを子供につけたりする。
 亮太は暗い所がダメだそうで、入れない。
 海は大丈夫で、コンニャクを顔につけられても「止めてくれないかな」と言っていた。

 メインの盆踊りは、円になり踊るのであるが、不届きな子供らの為に台無しになった。
 「いくぜ、メガブルー。ドウリャ〜」
 「待ってよ、海く〜ん」円を無視して走り回る。
 不届きな子の親には、夕涼みどころか「冷や汗会」になるらしい。


夏だプールだ('97.7.20)

 梅雨明けだ、夏だ、蝉の声だ、暑いぞ、どうする?
 プール行くでしょう、普通。
 初泳ぎに行ってきました。

 沼津市にある厚生年金休暇センターにあるプール(流れるプールあり)。
 写真の左からフルチン亮太(2歳半)、ボクサー海(約3歳)、お兄ちゃん涼也(4歳)、甘えん坊瞬也(1歳)。
 大人は、我が家、亮太家、田村家の6人の親達。
 子供達はおおはしゃぎ、フルチンになる奴はいるし、プールで一回転する奴いるし、フルチンで走り回っている奴いるし、 あれ?全部亮太の事だ。
 とは言え子供はやはりプール好きだね。海も大喜びだった、唇が紫になっても「まだ、でない」って言ってたから。

 どうしても亮太はパンツをはかない。プールに入る時ははくんだけど、プールからでると先ず脱ぐ。
 そしてフルチンで走り回る。そして気が付くといなくなっている。
 一同:「何処だ」
 「あっ、休憩時間なのにプールに入っている子供がいる、しかもフルチン」奴しかいない。
 一同:「ああいう子供っているのよね〜、親の顔が見たいわね〜」
 一同:「叔父・叔母の顔もみたいわね〜」
 そうなのだ、人類学上、唯一、正真正銘の甥っ子が奴なのだ。困った。
 連れ戻しにいった亮パパも大きい声で「ぼくだめじゃないか、パパは何処にいるの?」

 その後、亮太家で夕飯を食べることになったが、元気なのは子供だけ。
 かつ、親は黄色人種から赤色人種になっていた。


海in浜松('97.7.28)
 沼津インターを10時半、100Kmをキープし西へ急ぐ。
 浜松インターに到着したのが約12時。130Kmであった。
 130Kmも走ってまだ静岡県とは、横に長すぎるぞ。

 浜松に来た目的は、「Walt Disney's WORLD ON ICE」を見るためなのだ。
 そもそも海の3歳の誕生日プレゼントなんだけど。
 早いもので3歳ですよ、3歳。
 この間、「歩いた」って喜んでたのに、最近じゃ「ひらがな」読めるようになったもんな。
 たまに読み間違えるとこなんて、楽しい。
 しかも、「かい」なら下手だけど書けるようになった。

 海パパも浜松(駅)に来たの初めてだった。
 アクトシティホテルの40階に泊まったんだけど、天気が悪くて景色がよく見えなかった。
 海なんて40階から景色を眺めて、「ここ2階?」なんて質問してくる。
 高い場所は2階だと思っているらしい。
 しかし、ホテルも駅周辺も綺麗な街だった。
 沼津だけ、どうして、こんなんだろ。

 「Walt Disney's WORLD ON ICE」は面白かったよ。
 どう面白いかは、海に聞いてくれ、パパは気絶してた。

虫取り物語('97.8.9)
 むかし、むかし、あるところに童思いのお父ちゃんが居たそうな。
 お父ちゃんは、童のために知り合いから、かぶと虫2匹(♂)を貰い受けた。
 童:「やったーカブタックだ。クワジーロは?」カブタックとはカブト虫型のロボット、クワジーロとはクワガタ型のロボット。
 これはロボットじゃないっちゅーねん。

 ♀とつがいにしてあげないと可哀想と思い。
 お父ちゃん:「童、朝早く起きて、♀のカブト虫捕まえに行こうぜ」
 童:「もう居るからいいよ」
 お母ちゃん:「お父ちゃん1人で行くしかないね」
 行って来ましたよ、普段7時半でもキツイのに、5時前に起きて。
 昔なら、♀などには目もくれなかったが、今日のターゲットは♀だ。
 1時間ほどナンパしたけど、収穫ゼロだった。
 家にとぼとぼ帰ったとさ。

 童:「お父ちゃん、カブタックは?」童とは残酷なものだ。
 釣りに行った父親が、帰りに魚屋で魚買う気持ちがよーくわかった。

夏だ花火だ('97.8.15)
 お盆だからといって必ずしも全ての人が休みではない。
 海ママは休みであったが海パパは連日の出勤である、ちきしょう。
 お盆の残業だけは止めようと思い帰宅した。
 ちょうど今日は三島の花火の日であった。場所は三島北高校、家から歩いて15分程度、1家3人自転車で出掛けた。

 近くになればなる程、上を見上げなければならなくなり首が痛くなる。
 しかし、三島の花火は見上げる時間が少なくてすむので助かる。
 きっと金をけちっているのでなく、見る人の立場になって考慮されているのだろう。

 海も興奮ぎみであるが、間隔が長いため「もう、終わり?」と何回聞かれたことか。
 そこそこ満足して帰宅したよ。

 帰って海と風呂に入って今日の出来事話をしてもらう。
 パパ:「今日は楽しかった?」
 海:「パパが居なくて、寂しかった」うーー、涙をシャワーでごまかすパパであった。

 風呂上がりに「そういえば明日も海とママでお出掛けじゃなかった?」ママの友達の集まりがあるのだ。
 海:「そうだよ、パパはきちゃだめなんだよ。パパは一人で留守番」た・た・態度が違うだろ。
 パパ:「さっき、パパ居なくて寂しかったって言ってたじゃないか」
 海:「なに?」とぼけんじゃねー