Kai's Story
1 98Disney 2 計算 3 体験入園 4 祝12巻
5 雪遊び 6 姿三四郎 7 イチゴ狩り 8 迷路
9 10祝!入園式 11入園その後 121週間経過
132週間経過 14下ネタ 15遠足 16五月病
17キンタマ 18父親参観日 19夕涼み会 20トイ話


Kai's Old Story


98Disney('98.2.17)
 2月の半ば、超温暖な静岡県でも寒い時期。
 ディズニーランドも年間で一番、入場者数が少ない月が2月と聞いたことがある。
 海パパの会社の催しで、ディズニーランドに遊びに行くことになった。
 が、会社がケチなため家族の負担はてめーでなんとかしろ。との事。

 早起きして8時台の新幹線に乗り込んだ、出発。
 2月にしては暖かい。風は強かったけど、寒くなかった。
 下のが乗ったアトラクションと海のリアクションとママのテンションの表です。
アトラクション海のリアクションママのテンション
カリブの海賊乗ってる間は静かだったが、外に出ると「恐かった」と怒ってしまったまあ最初と言うことで平常心
コーヒーカップ以前にも乗って楽しいのを知ってるため、大喜びで回す回す。子供の三半規管は壊れてる吐く寸前
メリーゴーランド子供はみんな好きだよね、海も好きさ、パパを発見するたび「オーイ」と叫んでるママも結構好きなんだ
グーフィーのはずむ家子供だけ入れるんだが、海だけ泣いて出てきた幼稚園に行けるのかと不安になってる
スターツアーズやっと乗れる歳になった。「こうゆうゲームみたいのが海君は好きなんだ」と言ってました。乗った後は恐かったらしく無口になった ママは恐い乗り物でも「キャー」とは騒がず、「ううーー」と唸るタイプなのだ
ピノキオ名前からは、楽しい乗り物のようでそうでない。やっぱり怒ってるママも楽しくないみたい
ジャングルクルーズこれは好きらしい、象とかカバなど動物が出てきて、恐くもないから船長のギャグにどうリアクションすればいいのか悩んでいる
ファンティリュージョンきっと1番好きだね、このショーのCD持ってるくらいだから大人にも楽しい。ママも一緒に歌ってる
白雪姫七人の小人は好きなんだけど、暗いとこは嫌いなんだとやっぱり、ママも楽しくないみたい
買い物夕方の6時を過ぎて、さすがに疲れたらしく抱っこばかり「ここからが」という感じで目つきが違う、どこからエネルギーが出てくるのだろう?

 あと、「ダンスフィバー」をやっていた、カーリーヘアーのお兄ちゃん、お姉ちゃんが’70〜’80年台のポップスで踊っていた。
 ビージーズとかジャニーなどなど、音楽を聴いてるだけで楽しくなる。(お姉さんはミニスカートだし)
 海は「うるさいな」なんて怒ってたけど。
 総評:暖かかったし、乗り物も割と空いてたし、2月のディズニーランドも悪くない。

計算('98.2.18)
 海:「引き算出して」決して「比企さん」に電話を代ってと言う訳ではない。
 海が算数の計算に夢中になっている。
 最初は当然、足し算だった「2+1は?」くらいから始まり、今では「25+8」くらいの指が足りない数でもOKである。
 そして引き算、最初は「引く」という概念が理解できなくて、5本指から2本「取る」と何本?と教えていった。
 今では21−9くらいならママより早く答えが帰ってくる。
 それに何と掛け算も多少できる(足し算の応用)2*4は程度なら、「2が4つのことだね、だから8」と答えられる。

 凄いよな、幼稚園も年少組からでなく年長組に飛び級できないかな?
 それだけではない、写真にあるように字も書ける(ひらがなは全部書ける、本は「ほ」と読むらしい)
 そんなに教えた覚えはないんですよね、パパもママも。
 平均の3歳児がどの程度の学力なのか、よく知らないだけど、同級生の亮太と比べると海は凄いと思う。
 亮太に掛け算出しても「2*9は?」
 亮太:「肉?は大好き」って答えそうだよな。

 なんか子供自慢の単なる親ばか状態になっているが、そういう事を伝えたいのではなく。
 こんなに凄い子の親はもっと凄いということが言いたいのだ。

体験入園('98.2.25)
 今日は待ちに待った幼稚園「体験入園」の日。
 海は平然としているが、親はドキドキ。みんなと仲良くできるだろうか?
 最初はママと海の2人で、お兄ちゃん・お姉ちゃんの歌の発表会を鑑賞。
 その後、お兄ちゃんに連れられて別室(子供のみ)で遊ぶ予定、80人の入園予定の中で1人だけママから離れない奴がいたそうだ。
 そいつの名は「海」。

 ママも何とかして、行かそうとしたのだが無理だったらしい、しまいには泣き疲れて寝てしまったらしい。
 ママと海を迎えにいっても、ママは疲れたらしく無口だった。多くを語ってくれない。
 パパ:「海、どうしてみんなと遊ばなかったの?」
 海:「眠かったんだよ」軽い答えだった。
 パパ:「今度行った時には、みんなと遊べる?」
 海:「遊べるさ」軽く答える、が説得力が全然ない。

 ママとパパはその日「緊急家族会議」を開いた、議題は「根性を叩き直す方法」だった。
 もうダッコしないとか、わがままを許さないとか、言っても分らん時はぶっとばす・・・
 2時間にも及ぶ白熱した会議での結論は、亮太の爪のあかを飲ますことだった。

 ちゃかして書いてるが、80人中の1人と言うのは正直ショックだった。
 そんな予想もしていたが、困ったな。

祝12巻('98.2.27)
 第12巻の撮影が完了しました。
 2時間分を撮影するのに8ヶ月の月日を要しました。
日時場所内容時間
7.28浜松海の3歳の誕生日。浜松アリーナ、Disney World on Ice。0:00
9.19千葉ジージ家、亮太家、我が家合同の千葉旅行。木更津・勝浦・鴨川0:08
10.10御殿場御殿場ファミリーランド。ティガ・ダイナショー。0:40
10.25山梨富士急ハイランド。亮太家とメガレンジャーショー。0:54
10.26自宅海ママの誕生日。ママの誕生日だけ自宅だと、海ママは怒ってる。1:03
12.28ジージ家恒例の餅つき。海パパの勇姿はない、撮影者だから。しかし、亮太ママの臼をつく決定的瞬間は捕らえてある。1:09
12.31埼玉海vsレディ(プードル)、世紀の対決。第1戦はレディの勝ち。1:16
01.04三島三島大社に初詣。ハトまみれ。1:25
01.17自宅海インフルエンザにやられる。そして薬地獄。1:34
02.08自宅また海インフルエンザにやられる。そして薬地獄2。進歩の兆しなし。1:47
02.22自宅海がすごろくに負けて発狂。日本一の負けず嫌い。と足し算、引き算。1:53

雪遊び('98.3.1)
 去年に引き続き「日本ランドHOW遊園地」に雪遊びに行ってきました。
 今年は亮太家、凌也&瞬也家、我が家の総勢10名(子供4名)です。
 亮太パパが名古屋から帰って来ていなかったが、朝の8時に三島に到着したらしい(かつ二日酔いで)。
 亮太家と凌也家の車2台で向かう、昨年は入場口に横付けだったのに、入り口からだいぶ離れた場所に止めざるを得ない。
 そう混んでいるのだ、雪遊び場にも大勢の人・人・人。
 滑るのにも人にぶつからないように、注意が必要だった。

 写真は左から、凌也、亮太、瞬也、海。
 子供は寒さにも負けず、転げまわる奴、雪を食べる奴など元気だ。

 散々遊んで今度は乗物。
 海とパパでゴーカートの乗った所で雨?雪だ。寒い・めちゃ寒い、海も固まってる。
 震えている男衆をよそに、「ジェットコースターに乗るから、子供達よろしく」って行ってしまった女衆。
 子供も寒さに強いが女衆はもっと強かった。

 帰ってからみんなで焼肉を食べに行った、美味かった。

 P.S.昨年の遊園地HOW

姿三四郎('98.3.20)
 その日も、家族3人で買い物に出かけた。
 海とパパはゲームコーナへ、ママは買い物へ。
 海の好きなゲームの一つに、シューティングゲームがある。
 ジェラシックパークのように恐竜を撃つもの、ギャングのような悪い人間を撃つもの・・・

 パパ:「2人でギャングをやっつけるぞ」「おー」
 海もがんばってやっつけてるが、それにも限界がある。
 逆に何発か銃弾を受けゲームオーバー。

 パパ:「負けちゃったね」
 海:「こいつら人間じゃねー」どこでそんな言葉を覚えたんだ。
 あまりいい言葉でないいので、笑えなかった。
 パパ:「誰がそんな事言ってた?」
 海:「がたんしろ」
 パパ:「?」

 それから数日たって、海とパパでテレビを見ていた。
 CMで柔道着を着た本郷猛、いや仮面ライダーがゾンビと闘っていた。
 しかし、いくら仮面ライダーでもゾンビにはかなわず、やられてしまう。
 そして最後に「こいつら人間じゃねー」

 ここ数日もやもやしていたものが、やっとすっきりした。
 よく聞き取れなかった名前は「せがさたーんしろう」だったのか。

イチゴ狩り('98.3.23)
 パパ:「ただいま」
 海:「ただいま」海は”おかえり”だろーが。
 海:「今日、海君は何処に行ったでしょう?」分かる訳ねーだろ。
 海:「海君、いっぱい食べたんだよ」ピーン、イチゴ狩りに行ったんだな。

 どうやら、おばさん(バーバの妹)と近所のおねーちゃん(5歳)と行ったらしい。
 行きの車中での会話。
 おばさん:「海君は何歳って聞かれたら、2歳って言うんだよ」
 海:「海君は3歳だよ」
 おばさん:「でも2歳って答えてね」

 イチゴ狩りのおばさん:「こんにちわ、君はいくつ?」
 おばさん:「海は2歳だよね、もう少しで3歳なんだよね」ねんにはねんを入れた。
 しかし
 海:「海君はもう3歳だぞ」そういう奴だよね。
 イチゴ狩りのおばさん:「この子は正直ね、将来きっと偉い人になるよ。はい、¥1,400下さい」
 正直ものが偉くなるとは限らない。

 パパ:「パパとママと3人で行く時には、2歳って言ってね」
 海:「やだよ、海君は3歳だも」
 催眠術をかけるしかないな。
 p.s.去年のイチゴ狩り

迷路('98.3.29)
 ある日、神様からのお告げがあった。
 神:「息子を迷路に連れていってあげろ」
 パパ:「迷路って?どこだ?あっ、清水市の三保にあったぞ。今度の日曜日に行こうママさん」
 ママ:「幼稚園入学の準備(かばんなどの作成)で忙しいんだけど」
 パパ:「徹夜してガンバレ、当日は寝てていいから」
 パパ:「海、迷路に行こうぜ」
 海:「迷路のゲーム?」そのゲームでしか遊べない根性を叩き直してやる、もっと外で遊べよ。

 当日の朝、ママは3時まで頑張っていた。海は早くに起きている。
 海:「ママ起きてよ、早く迷路屋に行こうよ」ママが可哀想なので、出発は遅らせることに。
 ママ:「清水の迷路って、まだやってるの?あの迷路って10年位前に流行ったんだよね」確かに気になる
 パパ:ダイヤル104に電話「清水市の三保に迷路あります?」さすがの104サービスも、「わかりません」だった。
 パパ:「いきゃーわかるよ」

 車で約1時間、渋滞もなく、暖かく、迷うことなく最高のドライブ日よりだ。迷路に行くのに迷ってちゃ、笑われるでしょ。
 パパ:「確かここを曲がるよ、そこにあるんだ、ほーら、あれっ?、ない・何もない・迷路の迷も字もない」
 海:「迷路屋ないの?お休みなの?じゃ、海行こうよ」すぐ隣にある三保海岸に、ママと2人で行ってしまった。落ち込むパパ
 神様のお告げが、うーーーー涙

 パパ:「じゃ清水に船越堤って言う公園があるんだけど、行かない?」名誉挽回
 海:「いくー」
 三保から車で15分くらいで到着。
 パパ:「あれっ渋滞?これって公園の駐車場への渋滞ってこと?」
 警備のおじさん:「ここからだと2時間位は無理だよ」おーまいごっと、神様、あなたは何故私にあんなお告げを出したのですか?
 私を苦しめるためですか?私の信用を家族から奪うためですか?私はあなたを許さない、うーーーー涙

 何しに清水まで行ったのだろ。
 作り物の迷路より、人生の迷路のほうが苦しくもあり、楽しくもある。
 海には、本物の迷路を楽しんでもらおう。

骨('98.4.5)
 海:「パパ、ほねがあるよ」頭を指している。
 パパ:「ほね?ほねって何?」
 海:「これだよ、これ」やはり頭を指している。「ほね」って骨かな?
 薄くはなってるので、「地肌」ならわかるが、「骨」となると生死に関わる。するとママが大笑いしている。
 ママ:「白髪のことだよ」なるほど、白だから骨なのね。

 海:「パパ、抜いてもいい?」貴重な髪だぞ、白くたって髪だぞ、いいわけないだろ。
 ママ:「いいよ、ママが手伝ってあげる」なんて奴等だ。
 ママ:「ママが持ってるから、ほらひっぱりな」痛いっちゅーの。
 パパ:「黒いの抜いたら死刑だぞ」
 ぶちっ
 海:「やったー、みっつも抜けたぞー」こいつー。
 パパ:「こらっ、大事な髪なんだぞ、減っちゃうだろ」
 海:「まだ、こんなにあるから大丈夫だよ」やさしい子だ。
 海:「こっちにも、骨あるよ」
 パパ:「かんべんしてくれー」

祝!入園式('98.4.7)
 とうとうやってきた。
 本人はどう思っているのか?だが、親は不安と期待が入り交じった複雑な心境で迎えた。
 そんな中、気合を入れて出発。
 途中、同じエンゼル幼稚園の入園式に向かって歩いている親子を発見。
 ママ:「あっ、忘れた!!」歩いている園児の肩にバッチがあったが、海の肩にはなかった。
 慣れてしまえば「いいよ、そんなの」なんだけど、最初なので戻ることにした。

 到着。そして入園式、君が代斉唱・職員紹介。
 海は「あひる組」で先生が「あきこ先生」経験が8年の年少組の主任を努めている、きれいな先生だ。
 園長・来賓・理事の方々のスピーチ。面白くも可笑しくもない。
 一人の落ち尽きない坊主頭の子供が壇上に乱入、走り回っている。気持ちは分かる。
 幼稚園でのスピーチなんだから、「ドラエモン」のお面でもかぶらないとだめだっちゅーの。

 寸劇。先生達の劇であった。前に座っていた海ママは、先生のパンツが見えたらしい。
 くそっ、なんてこった、海パパは後ろだったので見えなかった。

 入園式終了後、各自の教室へ。
 1クラス19名、先生の「座って下さい」の声のも、ほとんど反応なし。
 先生も「最初はこんなもんです」と余裕の発言。
 入園式で暴れていた坊主頭の子を発見、しかも海の隣の席だ。

 無事入園できた、よかった・よかった。
 しかし、しかし、問題は、明日からのバスなのだ。
 一人で乗って行ってくれるのか?

入園その後('98.4.11)
 火曜日に入園式を終えて、水・木・金の三日間、海には緊張と不安の連続であったろう。
 第1日目
 ママも初日ということで、入園式に引き続き休みを取った。
 朝起きて海もいつもと変わった様子はない。
 ママとバーバと3人で幼稚園バス乗り場まで行き乗車。
 乗車と共に大泣き状態だったらしい、帰りのバスでもママの姿を見た途端、大泣きしたそうだ。
 最初はそんなもんだろうと覚悟してたさ。
 帰って海に「ずーと泣いてたの?」
 海:「今日は5回泣いちゃった」
 以下は幼稚園の先生からの連絡帳から抜粋。
 ===
 バスから降りる時から泣いてた海くん、その後ブロック等で遊ぶにつれ落ち着きました。
 しかし、帰りが近づくと「お家に帰りたいよー」と泣いてしまいました。
 早く慣れて遊びましょうね。
 ===

 第2日目
 朝、パパと約束「昨日より泣かなかったら、お土産買ってくるからがんばれ」
 今日からは送り迎えはバーバと2人きりだガンバレ。
 バーバの話では、今日は泣かなかったらしい。
 2日目で慣れた?
 帰ってきた海に聞いても「海くん泣かなかったよ」偉いじゃないか。

 第3日目
 今日は海パパも朝遅くてよかった為、バーバと一緒に見送りに行った。
 バス乗り場で、一緒に通ってる友達に「海くん、昨日も泣いた」と言われ、「ちょっとだけだよ」と反撃していた。
 パパ:「いってらっしゃい」
 乗り込んですぐ、海が大泣き、泣きながら何度も何度も「バイバイ」と手を振ってる。
 朝から胸が詰まる。
 「がんばれ」飛遊馬を見送る一徹のようにVサインをするパパであった。

1週間経過('98.4.20)
 どうやら幼稚園では、泣かなくなった。らしい(本人談)
 しかし、先生からの連絡帳に海らしい行動が書いてあった。
 ===
 カバン・帽子を片づけると自分の椅子に座って、他のお友達が遊んでいるのを見たり、アンパンマンの本を読んだり・・・
 いつも座っている海くん。
 自分のお席が1番安心した、自分の場所なのでしょうね。
 ===
 泣かなくなったからと言って、慣れた訳じゃないんだよね。
 友達が出来て、先生の言うことなど聞きもしないで遊んでくれたほうが、子供らしいんだけどな。

 パパ:「海、友達できた?」
 海:「できたよ、”ひげまりん”ちゃんって言うんだよ」どんなお話をしてるの?と聞くと。
 海:「亮太みたいにモゴモゴして、何言ってるのか分かんないんだ」本当に友達なのか?
 でも「ひげまりん」って?「ひげ・まりん」「ひげま・りん」どっちかな?
 クラスの名簿を見たら「阿部まりん」ちゃんだった。

 そして今日から給食が開始になった。
 食わず嫌い王の海がちゃんと食べれるのだろうか?
 親の不安をよそに「全部食べたよ」だとよ(本人談)
 このからは本人談と先生の連絡帳が情報源なんだけど、この本人談は結構あやしい。

2週間経過('98.4.26)
 前回の続きで給食なんだけど、海は相変わらず「全部食べたよ」と言い続けている。
 しかし、ある筋から情報をゲットした、まっ先生からの連絡帳なんだけど。
 ===
 おにぎりはいただきました。おかずの方は、ほとんど手をつけていませんでした。
 ===
 食べてないのもガッカリしたけど、「全部食べたよ」なんて嘘をつかれたほうがガッカリだな。
 給食食べなくても、友達作るの下手でもいいけど「嘘」はダメだぞ、「嘘」は「嘘」を生むだけだから。
 なんてな、パパも嘘つくし、好き嫌い多いもんな。

 今日も3人で喫茶店に行き、パパはピザを頼んだ。
 しかし、ピーマンと玉ねぎの嫌いなパパは、それらをよけながら食べていた。
 海に発見され「何してる、食べないの?」
 パパ:「好きなものは、最後に食べるんだよ」この子にして、この親ありってもんだ。
 海:「食べないと、しょうちするぞ」がくっ、しょうちするなよ。

下ネタ('98.5.8)
 ママ:「あっ!じんましんがひどい」海の足とお腹にブツブツ。
 ママ:「何食べたっけ?」
 今日の朝は「ホットケーキ」だし、昨日の夜は「ざるそば」だし、危なそうな物は食べてない。
 危なそうな物は食べさせてないが、栄養がある物も食べさせてないな。
 ママ:「海?なんか内緒で食べてない?」海は「つまみ食い」はしないよな、食に関して淡白だから。
 海:「鼻くそ食べた、ハッハッハ」
 親:「・・・」じゃなにか、鼻くそアレルギーってことか?かっこわりー
 腹減ってたのかな?

 海がオシッコしたそうに、チンチンを押さえている。
 パパ:「オシッコしたいなら、トイレに行ってきな」
 海:「違うよ、チンチンで遊んでるんだよ」
 やっとチンチンで遊べるようになったか、それでこそパパの子だ。

遠足('98.5.14)
 朝の6時半に電話。ママが出る「もしもし、そうですか予定どうりですね、わかりました」
 ママ:「パパ、遠足あるって」昨日の天気予報では降水確率70%、ほとんど諦めて会社に行くつもりでいた。
 8時10分に幼稚園の側に集合、行き先は「まかいの牧場」富士インターから西富士道路で30分位かな。
 馬や牛やヤギがいて、触ったり、餌をあげたりできる。

 あまり大きい声では言えないが、バーバに3人分のお弁当を作ってもらい集合場所に向かった。
 バスに乗り込んでよーく見ると他にお父さんがいない。パパさんは海パパしかいない。
 どういう事?先生まで「みんなよかったね晴れて、お母さんと遠足に来れて」お父さんもいるんですけど。
 肩身が狭いぜ。

 到着してまず写真、海は前列の左から3番目。
 その後、自由行動なのでクラスもバラバラになるのだが、それでも同じクラスの子供と遊んでいる子が多い。
 そこで「海の一番仲のいい友達は誰?」と聞くと「みっちゃん」と返事。
 パパ:「教室で隣席の女の子だな、今日来てる?」
 ママ:「みっちゃんだけ休みだって」残念だ。
 パパ:「みっちゃんとどんな話するの?」
 海:「話なんてしないよ、海くんがいつも逮捕するんだよ」
 ママの話ではこの「みっちゃん」落ち着きがないらしく席に着かないため、海が逮捕する役目らしい。

 海は牛、馬、ウサギ、羊よりもアスレチックが楽しいらしくずうーっと遊んでた。
 13時10分には帰ってしまうので、そんなに遊べないんだよね。
 しかし、ママもパパもそれから仕事ってんだから、泣かせるよな。

五月病('98.5.25)
 最近様子が変だ。
 5月になって、5月病にやられたかな?
 症状としては、情緒不安定なんだよね。
 気が狂ったように笑ったかと思うと、シャツのバタンができなくて発狂したり。
 今まで1人で出来ていた事が突然できなくなる。
 「出来なくなる」だと誤解を生むかもしれないな、本当に出来ないのでなく、  やる意志がなくなっているのです。
 世間一般でいう「甘えてる」なんだけど、原因が深いところにありそうで困ってる。

 そんな時、下のような記事が新聞に掲載されていた。
 「最初はお母さんから離れて楽しく通園していたのが、二週間から一ヶ月くらいすると赤ちゃん返りをしたかのようにお母さんにべったりになり、 泣きわめいて通園するのを嫌がる。」
 これは、最初は新しい環境に慣れるのに精いっぱいで、自分の置かれている状況を冷静に見ることができなかったが、 しだいに周りを見ることが出来るようになりお母さんがいないことを実感し、急に不安になることが原因なんだって。

 対処としても「いつまで泣いてるの!!」なんて言うと逆効果なんだって、子供を安心させてあげて、幼稚園が楽しい場所であることを実感させることが大切なのです。
 また送り出す時も「大丈夫、泣かないんだよ」なんて言わずに「いってらっしゃい」と元気に送り出すこと。
 親が不安を助長してはいけないってことだね。

 泣き止まない海にママが「どうしたの?」と聞くと泣きながら海が
 海:「ママがお仕事に行くのが嫌だ、お家にいて欲しい」
 言いたいことを堪えて子供らしくない海が、やっとの思いで口にしたのが、この言葉だった。
 幼稚園の送り迎えも海以外のみんなは、ママが迎えにくるのに海だけバーバが迎えに来る。
 海もストレスがたまってるんだな。

キンタマ('98.6.5)
 海:「パパ、これキンタマって言うんでしょ?」いかにもキンタマである。
 子供とはいえ、りっぱにキンタマである、子供だから1つと言うことはない、二つある。
 触って確かめてみた。
 しかし、タマキンと呼ぶ人もいるな、昔タノキンってのもあったし。
 その辺調査してみました、Yahoo!JAPANで「たまきん」を検索すると該当が0件。
 「きんたま」で検索すると該当が3件だった、よって「きんたま」で用語統一します。
 しか〜し、その3件とも「なんきんたますだれ」でのヒットだった。

 海:「これがなくなると、どうなるの?」
 困った、子供が出来なくなるのはわかるが、その事を説明するのが大変だ。
 パパ:「オシッコが出来なくて大変なことになるんだよ」
 海:「ふーん」納得したみたいだ。
 海:「じゃ、ママみたいに髪の毛だけになっちゃうってこと?」
 最初意味がわからんかった、髪の毛って?
 2秒位してわかった、海には頭もアソコの毛も「髪の毛」なんだな。
 本当の毛の名前を教えようと思ったけど、場所をわきまえないで○○毛っていいそうなのでやめた。

 パパ:「あれっ、ママのチンチンはどうしてないんだろ、海知ってる?」
 海:「バスの窓から出してたんじゃないか?」幼稚園で窓から顔や手を出すと、無くなってしまうと教えられている。
 パパ:「あれっ、ママはどこからオシッコしてるんだ、海知ってる?」
 海:「毛からだよ」

父親参観日('98.6.21)
 前日には日本中「ニッポンチャチャチャ」で盛り上がったクロアチア戦、残念でしたね。
 日本中の人が応援していたのに、海パパは仕事してましたよ、帰った時には試合が終わっていた。トホホ

 サッカーも気になるが、それ以上に楽しみにしていた「父親参観日」改め「家庭参観日」(今年から父親から家庭に変更になったらしい)
 パパがいない・いかれない子供を考慮してだな。
 朝9時に海と共に登園、先生に挨拶「おはようございます」
 さすがにみんな席に座って先生の話を聞くようになった。(海の隣のみっちゃんと海の前のそうけん君を除いて)
 みんなで歌を何曲も歌う、家ではあまり歌ってくれないので、初めて聞く歌も多かった。
 中でも家に帰っても何回も海にリクエストした歌があった。
 タイトル「パパ素敵なパパ」
 ♪パパ・パパ偉い偉いパパ、世界の誰より偉いんだ。大きなお口で笑ったら、怪獣みたいに見えるけど、素敵な素敵なパパなんだ。♪
 ♪パパ・パパ強い強いパパ、世界の誰より強いんだ。怒った顔は恐いけど、本当はとってもやさしくて、素敵な素敵なパパなんだ。♪
 こんな歌を耳元で囁かれた時にゃ、コロッといってしまう、「あなたの好きなようにしてっ」GLAY、B’zも敵じゃねーな

 七夕間近ということで、短冊を二人で書くことになった。
 パパ:「急に言われても、かなえてほしい望みなんてな?」
 パパ:「海?望みって分かる?分かるんだ、じゃ何が望み?」
 海:「グリーンのまんじゅう、うなぎご飯」なんじゃそりゃ?
 パパ:「短冊のそれを書くの?」食べたい物でなく、大きくなりたいとかプロテニスプレーヤーになりたいとか書いてくれよ。
 海:「いいんだよ」
 自分で書き始めてしまった、みっちゃんのお母さんが「海君、字書けるの凄いね」誉められた。
 結局、短冊に大きく「グリーンのまんじゅう かい」「うなぎごはん かい」と自分で書いてしまった。
 先生も笑っている。

 パパ:「今日は楽しかったな、明日からも行きたいな」
 海:「駄目だよ、園服とかもってないでしょ」
 パパ:「園服とか買えば連れてってくれる?」
 海:「いいよ、道は海君が教えてやるよ」ありがと

夕涼み会('98.7.5)

 7月の初めなので梅雨真っ最中の筈なのだが、雨どころか夏真っ最中より暑いんじゃないか?
 夕方になっても夕涼みどころか、子供300人+親500人?が狭い運動場に集まると暑さ倍増だ。
 しかし、先生方の浴衣姿をみられるので文句はない。
 海をそっちのけで先生方の写真を撮りたかったが、そうもいかない。
 開始は17:30、露店でヨーヨー、綿菓子等を買って遊ぶ。
 左の写真は海がシャボン玉で遊んでいるものです。

 18:00を過ぎると先生が輪の中に入って歌、踊りが始まる。
 輪になってみんなで歌を歌う、「おもちゃのチャチャチャ」海も顔を真っ赤にして、首の血管も切れそう、シャウトしてる。
 「七夕の歌」でもシャウト、♪ささのはさらさら・・・お星さまキラキラ、金、銀、酢だこ♪ 酢だこじゃないだろ。
 パパとママで「馬鹿だな酢だこだってよ、ハッハッハ」、「でもさ本当は何だっけ?」
 パパ:「すだれ?じゃない」。ママ:「つなご?じゃない」と海を笑えなかった。
 少し調査した結果「すなご」が有力であることが発覚。
 歌の後は先生と一緒に盆踊りだ、「ドラエモン音頭」「オバQ音頭」普段から練習していたらしいんだが、  みんながみんなバラバラなので、どれがオリジナルなのかわからん。
 もう一つの写真は左が「ちあきちゃん」です、お互いにちょっかいを出しているのをスクープしました。
 海がちあきちゃんの頭をこちょこちょ、ちあきちゃんが海の頭をこちょこちょ。
 最近の若い者は、人前だっていうのに大胆になったもんだ。
 頭をこちょこちょしていたかと思うと、次は肩をこちょこちょしはじめた。
 しまいのはもっと下をこちょこちょしていた。
 夕涼み会が終わって、海に「ちあきちゃんのオッパイ、こちょこちょしてただろ?」
 海:「してないよ」してたくせに。
 パパ:「男として責任はとれよ」

トイ話('98.7.26)
 昨年の浜松アリーナでの「ワールド・オン・アイス」に引き続き、今年は静岡ツインメッセでのワールド・オン・アイスに行って来ました。
 今年のテーマは「トイ・ストーリー」です。オモチャの人形、保安官のウッデーとスペースレンジャーのバズの冒険物語です。

 写真に亮太も写っているように石井家と一緒に行きました。
 朝8:30分に家を出発して、静岡に到着したのが10:15分位、開演が10:30からなのでちょうどよかった。
 アニメの実写版なので、ウッデーもバズも多少不気味な顔ではあるが、20列目と多少離れているのでちょうどよかった。
 内容は映画のストーリを再現しているので、子供たちも理解しやすかったのではないかな。

 2時間と子供には長い時間だが、途中に休憩が入るのが子供にはちょうどよかった。
 写真にあるように光る刀を去年に引き続き購入。
 2400円もするんですよ、高いよな。
 ほかの子が持ってると欲しがるんですよね。

 午後は「日本平動物園」に行くという強行スケジュールだ。
 亮太パパは仕事が忙しく、仕事で出掛けてしまった。
 親の疲れをよそに、子供達はまだまだ元気。
 「なまけもの」の飼育小屋を掃除していた係りの人に向かって「あれ、なまけもの?」なんて聞こえるように言ってる奴もいた。

 その後、沼津の夏まつり(花火大会)に懲りずに向かった。
 狩野川っぺりでルクーサメンバがバーベキューしながら花火を見ている場所に合流しました。
 花火は奇麗だし、肉は美味かったけど疲れた。