雁坂奥多摩ツーリング

98年6月に奥多摩へ行きました。沼津から日帰りではきついが1泊すれば余裕をもって走れます。レポート形式でツーリングスポットを紹介します。

(1)ルート(参考)

1日目(走行距離)250km
沼津(自宅)→富士宮→精進湖→甲府→広瀬ダム→雁坂トンネル料金所→塩山→勝沼→大月→相模湖→八王子→立川(定宿で1泊)
2日目(走行距離)200km
立川→福生→五日市→桧原→奥多摩周遊道路→小菅→松姫峠→大月→富士吉田→山中湖→御殿場→沼津

○広瀬ダム
笛吹川に沿ってなだらかに上る。そしてゆるやかなカーブが続く。ロックフィルダムが見えてくる。ロックフィルダムはいつ見ても荒々しく迫力がある。ダム湖を左に、
秩父の山々を正面に見ながら快調に走る。

広瀬ダム
ダム湖側からダムを見る

○雁坂トンネル
西沢渓谷の入口をすぎると、上りながら大きく右に半周する橋がある。トンネルまであと少しである。本ツーリング最大の目的地である。料金所手前の駐車場は車、
バイクがいっぱいだった。 トンネルを越えるつもりはなく今回は下見である。今度来る時はトンネルを越えて秩父方面に抜けたいと思っている。
(追記:その後3年半の間、群馬に転勤となって、何度も利用しました。秩父も行きました)

雁坂トンネル
開かずの国道の汚名を返上

トンネルの手前に短いトンネル

○笹子トンネル
勝沼大月間にあるトンネル。長かった。一般国道にこんなに長いトンネル(3km)があるとは知らなかった。旧道(笹子峠)の入口があった。どんな道なのか。地図に載っているところみると私のバイクでも行けそうだ。

笹子方面
笹子トンネルに向かう20号線



○奥多摩周遊道路
五日市から桧原街道を走り周遊道路を目指す。杉林の中をぬうように走る快適な道である。目的地に着くまでに十分楽しむことができた。
奥多摩周遊道路の入口には料金所の跡がそのまま残っている。コーナーはセンタラインにポールが立っているので道が狭く見え恐かった。全体的に急坂、急カーブの連続で初めての人は慎重に走りたい。 月夜野第1駐車場で休んで奥多摩湖を見下ろした。小河内ダムもよく見えた。

小河内ダム
東京の水瓶。湖に沿って走る411号も快適

小菅側の奥多摩湖

○小菅〜松姫峠
小菅村から大月へ向かう国道139号線は松姫峠越えとなる。この峠を越えようか柳沢峠から塩山に向かうかずいぶん悩んだ。
やはり悩んだことだけのことはあった。道の状態はまずまずだったが峠までの間にすれ違った車両は1台もなかった。峠で休憩したが私以外に誰も来なかった。この先進んでいいものか不安になった。

峠の石碑
裏に名前の由来が書いてある。松姫とは武田信玄の娘のこと

○松姫峠〜大月
覚悟を決めて
急坂を下る。途中、宅配便の車に出会った。安心した。しかしここからが大変だった。道は狭いしダム工事の工事用車両と出会う。途中、トンネルが2ヶ所あったが一車線分の幅しかない。これが国道とは恐れいる。もともとは国道ではなかったはずである。国道に昇格させるにしても139号線を延長させるのではなく別の番号(恐怖の400番台?)にして欲しかった。

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