国道沿いなので夜でも車の音がうるさかった。ざーざーと音が聞こえてくるので雨かと思ったが波の音であった。6時に起きて風呂(温泉です)に入るとPonPonさんが入っていた。部屋の戻るとどらちんさんとしゃりばんさんがいない。やっぱり朝練か。バイクの音が聞こえてきたので窓から道路を見下ろすとバイクが2台見えた。朝食は8時である。皆さんぼつぼつと起きてきた。今日の予定などを話しながら朝食を待った。向かいの海岸ではサーファーがサーフィンを楽しんでいる。「朝練の二人は8時には戻ってこないだろう」、「そのまま帰ったんとちがうか」、「おい、それでは食い逃げや」、「そうか、そんなうまい手があったか」。特にしゃりばんさんは無一文で参加していたので現実味があった。我々の心配をよそに8時ぴったりに戻ってきた。この正確さには恐れ入った。
皆さん食欲旺盛でご飯がすぐなくなった。昼飯がどうなるか分からないので食いだめしておこうという腹である。朝食が一段落したので宿代の精算である。昨日はお酒を結構追加したのでいくらになったか不安であった。1人当たり13254円也、案内では15000円と書いたがそれに迫る金額である。宿に1泊となるとこれくらいは覚悟する必要があるということである。腹ごしらえもでき旅館代も払ったので出発である。ガレージの前で息子さんに記念写真を撮ってもらう。
(追記:息子さんは01年7月、伊豆スカで亡くなりました)
我々は西伊豆経由で帰ることにしたが、しゃりばんさんは東伊豆を戻って帰ることになったのでここで別れた。135号線を南下して下田から県道経由で松崎を目指す。この道は走りやすく好きな道であるが行く手を観光バス3台にはばまれてつまらない走りになってしまった。皆さんに高速コーナーを楽しんでもらいたかっただけに残念である。松崎で国道に戻り海岸線を走る。天気が良く、海が青かった。賀茂村に入って国道と別れ仁科峠を目指す。この道は急な上りが連続する狭い道である。 ここまで私が先導していたがあまりにとろい走りに皆さん切れてしまい追い越して行ってしまった。どこまで行ったか心配していたが西天城高原で休憩していた。
ここから本日のメインルートである西天城高原線と西伊豆スカイラインである。西スカは有料なので料金所で待ってもらうことにした。西天城高原線は99年3月下旬に開通したばかりの新しい道である。古い地図には載っていない。船原峠で西スカと直結している。入口まで先導して合図を送ると5台のバイクが一斉に飛び出した。すぐ視線から消えていく。私は自分のペースで走る。西スカ(250円)に入って土肥駐車場で休憩した。バイクでいっぱいである。休憩している間にも次から次ぎへとやってくる。長居するのも悪いのでそこそこに出発した。
戸田峠までまたフリー走行である。また自分のペースで走る。時折はるか向こう走るバイクが見える。もうあんな先に行ったのか。皆さんのライテクに驚く。戸田峠で待っていてもらった。3回も待たせてしまいすみませんでした。ここから狩野川記念公園を目指す。皆さんには内緒にしていたがATXさんと待ち合わせしている。ちょうど昼に到着した。予定よりだいぶ遅れたので長時間待たせてしまいました。アフリカツインを囲んでバイク談義である。何回見てもすごいバイクだ。
ここまでくれば沼津ICまであと少しだが渋滞が気になる。国道414号線を沼津へ向かう。気がつくとどらちんさんとATXさんがいない。PonPonさんと1号線で別れ、Tsuichiさん、Nakajiさん、ふくさんを沼津ICまで送った。皆さんはまだまだ先が長い。私は15分後には家に居た。 お土産は無事故と二次会用つまみの残り物(ほとんど残った)です。
○まとめ
参加者が集まらず苦労したがなんとか11人(泊まり7人)までこぎつきました。一応は成功と言えると思います。今回のオフ会はいっしょに走る距離(時間)が長かったので大変疲れました。伊豆で事故があっては伊豆スペシャリストライダーの名を返上しなければなりません。現地集合現地解散の方が幹事にとっては楽ですね。
遠方から来ていただいた皆さん、ありがとうございました。行き届かない面があったと思いますがご容赦願います。皆さんの無事帰宅を確認して安堵いたしました。
○参考データ
ルート 道の駅「箱根」−十国峠−熱海(みのる亭)−熱海新道−伊豆スカイライン−遠笠山道路−伊豆高原−河津−下田白浜(泊)−バサラ峠−松崎−宇久須−仁科峠−西天城高原線−西伊豆スカイライン−戸田峠−狩野川記念公園(修善寺)−沼津−沼津IC
宿代 舟盛りコース 10000円(1泊2食)
酒類 ビール大びん12本、お酒1合銚子22本
有料道路 伊豆スカ510円(全線560円)、西スカ250円