ZEPHYR750RS初乗り記

○はじめに
近くのカワサキに程度の良いゼファーがあった。しかもスポークホイールのRSである。 RSはほとんど出回らないと言われている。 それに新車かと思うくらいきれいである。前オーナーは磨き専門だったようである。当初の予算よりだいぶオーバーしたが山の神立ち会いの上、契約した。
契約の時、ちょっと面白いことがあった。店主「今日いくらか入れてもらえますか」、私「ちょっと持ち合わせがないです」、店主「じゃあ、この端数の200円だけ入れて下さい」。 私「200円とはずいぶん少ない手付金ですね」、店主「気持ちの問題です」。 でもその後「400円払うから契約は解消します」と言われたらどうしようかとちょっと不安だった。

○初乗り記
そして2000年12月9日、ほぼ5年乗ったGPZ400Rとお別れの日がやってきた。最後の走りを味わう一方、心浮き浮きでバイク屋へ向かった。
ゼファーに跨り、ギヤをローに入れ走り出す時はさすがに緊張した。GPZの前傾姿勢に体が慣れていたので直立姿勢にとまどった。 しかしそれも次第に馴染んできて違和感を感じなくなった。ギヤは5速。何回か6速に入れようとしてしまった(GPZは6st)。馬力もトルクも400よりあるのだが加速感はそれほどでもない。 このバイクはのんびりゆったり乗るバイクであると改めて感じた。今日は80までしか出さなかったが高速道路で100キロ出したらどんな感じなのだろう。
車重も心配したほどでもなかった。GPZより軽いではないか。取りまわしが楽である。それにしても乗りやすい。私のような ノーテクライダーにはもってこいである。約70km走って特に具合の悪いところは見当たらなかった。 山の神から「長く乗る」との条件が言い渡されているが言われなくでも長く大事に乗り続けたいバイクです。

○写真

GPZ400R
GPZ400Rの最後の勇姿。山の神といっしょの写真はこれが最初で最後。

前景
一通り説明を受けて出発する直前。

箱根峠
いつもの箱根峠で休憩。快調に上ってきました。
(注:このコンピニはその後廃業)

湯河原峠
湯河原峠のドライブインで記念撮影。わざわざ三脚を持参したのです。

熱函道路
熱函道路沿いの食堂で富士山を背景にパチリ。今日撮った中で一番気に入っている。

バイク
その時話しかけてきた年配の方のハーレー。バイクと言うよりほとんど車ですね。

娘
無事帰宅。天気が良かったのでもっと走りたかったが午後から用事(将棋の例会)があった。

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