イズラーのバイク歴

1台目と2台目の間に多少ブランクがありますがバイク歴は30年以上になろうとしています。この間ずっと無事故無違反です。センスが無いから今でもへっぽこライダーです。バイクの運転がうまいとは早く走れることではなく、事故を起こさないで走れることだと思います。
私は中古車党です。新車は贅沢品なので買えません。ですから乗っている(いた)バイクは、欲しいバイクではなく売っていたバイクです。
それから、カスタムは一切しません。安全に乗るために最低限必要なお金以外は使いません。しゃかりきになって乗る年代は過ぎましたので、これからは近場をマイペース(隔週程度)で楽しみます。

型 式
メーカ
所有期間
SL90
ホンダ
72年8月〜
75年3月
XL125
ホンダ
82年10月〜
93年3月
CRM80
ホンダ
93年4月〜
96年1月
GPZ400R
カワサキ
96年1月〜
00年12月
ZEPHYR750RS
カワサキ
00年12月〜
08年11月
ZR-7S
カワサキ
08年11月〜
10年3月〜
ER−6n
カワサキ
10年9月〜
?年?月
セニアカー(予定)
スズキ
?年?月〜

0.きっかけ
何事にもきっかけというものがある。バイクに興味を持つようになったのは学校の寮にいて友達のバイクをちょっと乗ったことであろう。ヤマハのAT125(オフロード)である。 ちょっと乗ったら面白くて○免許で町まで乗ってみた。発進もギヤチェンジもぎこちない運転である。見る人が見れば○免許ばればれであったと思う。
夏休みに免許を取りバイクを買った。そのバイクで夏休み明けに寮へ戻った。同級生は私がバイクに興味を持っていることを知らなかったので突然のバイクに驚いた。

1.ホンダSL90 
いわゆる新古車である。学生の身分ではこれでも贅沢だ。当時同級生がDT250やCB350に乗っていたが今にして思えばいい身分だ。アルバイト収入に不足分を援助してもらって買ったように記憶している。 SLとはいってもCLに近い形であった。プライマリーキック注)ではなかったのでエンストすると面倒だった。最高速度は90km/hだった。最近はバイクの免許を取って、いきなり大きなバイクに乗る人が多いようだが、90とは言わないまでも小さなバイクでバイトとは何ぞやをよく理解してからにしてほしいと思う。
この1台を得て行動半径が格段に広まった。それまで行けなかった所へ容易に行くことができるようになった。バイクの魅力の1つである。 1泊で能登へ行ったことがある(思い出話しをご覧下さい)。
就職して自宅を出た時そのまま置いてきた。その後、欲しい人がいたのでただで譲った(と姉が言っていた)。

注)プライマリーキックとは、今では当たり前でクラッチを切ればギアが何速であってもキック(エンジンをかける)できる機能のこと。 昔はギアをニュートラルに戻してしかもクラッチをつないだままでなければキックできないバイクがあった。

SL90
ネットで検索してやっと写真を見付けましたm(__)m。このバイクが私の原点です。

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ホンダXL125
就職してからは車に興味が移った。4〜5年経ち、また乗りたくなって中古車を捜した。手頃なものがなかったがやっと見つけたのがこのバイクである。最初どこを走ったか覚えていないが久しぶりの快感に感動したことだけは覚えている。少し練習してから仕事仲間と丸山林道(山梨県)へ行った。そして仲間を募ってツーリングクラブを結成した。 毎月出掛けた。宴会もやった。そのメンバーも家庭を持つようになってクラブは休眠状態になった(思い出話しをご覧下さい)。
このバイクで行った所で忘れられないのは南アルプス街道(当時は電源開発道路と野呂川林道)である。奈良田から入り広河原から夜叉神トンネルを通って52号線に戻った。特に奈良田から広河原までの悪路は思い出すだけで恐くなる。 二度と行きたくない。
10年乗ってぼろぼろになったので解体屋に引き取ってもらった。

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3.ホンダCRM80
XLを手放した時はバイクをやめようかと考えていた。しかしなくなってみると寂しい。雑誌を読んで調べているうちにCRMが気にいったので中古車をレッドバロンに申し込んでおいた。 2週間ぼどして連絡がきたのですぐ決めた。遠くへ行くようなバイクでもないのでちょい乗り専門である。それでも1日200km以上走ったこともある(給油2回)。初めて2サイクルに乗ったがオイルの給油には閉口した。 ガソリンとオイルの両方を気にしながら走るのは疲れる。やっぱり4サイクルがいいと思った。
GPZを買う時、下取りしてもらった。人気があったようで店頭に並べて1週間もしないうちに売れてなくなっていた。

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4.カワサキGPZ400R
会社にリフレッシュ休暇の制度ができた。それが行使できるようになり迷わずロングツーリングと決めた。しかしCRM80ではとても無理である。それなりのバイクに変える必要がある。 自宅近くのカワサキの販売店で見付けた。年式は古いが程度はよさそうである。 価格も予算内なので山の神にも見てもらい決めた(お金がかかるから)。リフレッシュ休暇までの3ヶ月間は冬にも拘わらず練習のために乗った。 そして、4泊5日で長野群馬方面へ出掛けた。ちょうど1000km走った。当時の私にとって1日200kmは長距離であった。宿は全て温泉のある公共の宿である。
不良中年友の会に参加してからは各地のオフ会に参加した。風防に友の会のステッカーを貼って宣伝活動に努めた。
そして2000年は念願の帰省ツーリングを実現した。3泊4日で約1300kmを走破した。大変思い出に残るツーリングとなった。
ほぼ5年で約25000km走った。結構頑張ったものである。ZEPを買う時、廃車した。転倒、立ちごけでキズだらけでは買い手がいない。

GPZ400R

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5.カワサキZEPHYR750RS
GPZは快調だったがそろそろ別のバイクに乗りたくなった。01年はまたリフレッシュ休暇が取得できる。カワサキの販売店を覗いてみると程度の良いゼファーのナナハンがあった。 初乗り記はこちらです。 そして、リフレッシュ休暇ツーリングも無事終了しました。快調に走ってまいりました。ちょい乗りにも良し、ロングツーにも良し。それから、02年は自己新記録のロングツーリングを実現した。 RS(スポークホイール仕様)は03年度で生産中止、となってしまった。不良中年友の会の3、5、7、10周年記念オフは全てこのバイクで参加した。走行距離が5万kmを越えた。思い出がいっぱい詰まっていて手放すのは惜しかったが、8年乗ったので乗り替えを決めた。

これまで乗ってきた感想は、車重が軽くコンパクトにまとまっているので取りまわしは容易、ポジションが楽、それなりにパワーがあるので運転しやすい、燃費が良いので満タンで350kmは楽勝に走れる(ツーリング時)、 カウルがないので高速走行はやや辛い、冬は寒い、と言ったところである。 ハイパワーハイスピードを求めない人にはお勧めですが、こんな良いバイクが07年1月の最終版をもって生産中止となってしまったのは残念至極です。

ZEPHYR750RS

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6.カワサキZR−7S
ゼファーは快調だったがやはり8年も乗ると別のバイクに乗りたくなる。ナナハンクラスの中古車を探すとタマが少ないうえに高い! 8年も経つと相場が予想以上に上がっていた。そしてやっと見付けたのが、カワサキ屈指の不人気車! もちろん中古! ゼファーと同じエンジンなので違和感なく走ることができた。このバイクでもう一花咲かせよう。
ところが、長く乗るつもりだったが、突然の青森転勤で手放した。だって、青森では半年しか乗れないからなあ。

ZR-7S

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7.ER−6n
引っ越して、青森にはバイクで楽しい所がたくさんあることがわかり、すぐ復活を検討した。 いざ買うとなると青森と沼津のどっちで買ったらいいものか悩んだ。ナナハンクラスは中古の数が少なく気にいったものがなかなか見付からなかった。やっとたどり着いたのがこのバイクだった。初めてのツインエンジンである。低回転は非力だが、中回転からの吹け上がりは十分である。車重も軽く、体力が落ちてきた中年には乗りやすい。このバイクで北東北を巡ろう。
たぶん次はセニアカーだろう。定年後は体力低下もさることながら、バイクを維持する資金が捻出できなくなっているに違いない。

ER-6n

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