ゲレンデ編 


どうせ行くなら極楽スキー。
ゲレンデ編のページですが単なるゲレンデガイドなら他の優れたサイトがありますので、ここでは私のスキーを取り巻く環境についてお話しします。

作者は静岡県西部に住んでいますので主に長野県、岐阜県方面へ出かけます。
ところがスキー場へのアクセスは最高に悪く、
北海道へは空港までが一苦労(名古屋か羽田)。 めったにしか行けませんので問題ありませんが。
東北方面、上越方面は東京を越えて行かなくてはなりませんので電車以外では行く気がしません。
長野エリアは富士山の麓を通って甲府まわりか西へ高速を120キロ走り、名古屋・小牧まわりのどちらかしかありません。
岐阜エリアは高速道路が年々延びているので今後が楽しみです。ただし混みます。

せっかく高い高速代金やガソリン代を払って出かけているのです。スキーだけで終わらせるのはもったいないと考えるようになりました。
日帰りスキーでも早朝現地について昼まで半日滑り、午後は別のお楽しみというのが最近のスタイルです。正直言って20代後半から丸1日滑るほど体力が続かなくなってきたのです。
私達のアフタースキーのお楽しみをキーワード別にご紹介します。

温泉
アフタースキーの王様といえばやはり温泉でしょう。
竹下元首相がバブルの最中に全国の自治体にばらまいたふるさと創生資金は温泉という形になって有効利用されているところが多くあります。特に寒く雪深い地方ほどその傾向が強くスキー場の近隣には必ずと言っていいほど温泉があります。
私達がよく行くのは普通の温泉ではなくクアハウスと呼ばれる施設です。大きな浴槽の他に、ジャグシー、打たせ湯、寝湯、サウナなどがありプールがある施設もあります。ほとんどが水着着用で入りますのでカップルで楽しめます。

ほうとう
ほうとうは山梨県に伝わる郷土料理で一言で言うと「白味噌仕立て煮込みきしめん」といったものです。カボチャを入れるのが本物で甲斐の国にはおいしいモノを「うまいもんだよカボチャのほうとう」という言葉(方言?)があるほどです。
本格的なほうとうを気軽に食べさせてくれる「小作」という店があります。チェーン店で山梨県内(長野県にも)に何店舗か有り、清里店(清里ライン沿い)と諏訪IC店(国20バイパス沿い)はスキー場へのアプローチルートにありますのでよく食べていきます。店構えが古い農家を移築したような作りで大変ユニークです。

文化施設
当然のことながらスキー場は山の中にあります。何も無いところのように思えますが、さにあらず。いろいろ見どころはあります。
まず水力発電所のダム。だいたい資料館なるものがあってほとんど無料です。
白馬エリアへの通り道、長野県大町市は別名博物館の街といわれ、山岳博物館と付属動物園、玩具博物館、酒の博物館、エネルギー博物館等々あり一日かけても周りきれません。
また長野県内では美術館も多いですね。冬季は休館というところもありますが、様々な芸術家の作品が鑑賞できます。

道の駅
高速道路が伸延してもやはり国道を長距離走らなくてはならないエリアはあります。国道沿いのオアシスが「道の駅」です。道の駅は地元の物産センターを兼ねていることが多く、地元産の珍しい食材などが安く手に入ります。

ショッピング
軽井沢ではスキーよりショッピング時間の方が長かったです。
広大な軽井沢プリンスホテルの敷地中にショッピングモールが東と西に2棟あってどちらもかなりの規模です。
ファッションならプラザイースト、生活グッツならプラザウエストがお勧めです。
駐車場はプリンス通りに面したウエスト側がいいと思います。イースト側は有料になっているようです。
長野新幹線の軽井沢駅南口からプラザイーストまではすぐです。
あと松本駅前のバスターミナル兼デパート「エスパ」の地下食料品売場も信州特産の珍しいものがあっておもしろかったです。

オリンピック施設めぐり
長野市を通るのでしたら是非スピードスケート会場だったエムウェーブへ行かれることをお勧めします。
スケート競技場の他、長野オリンピックのメインの記念館を兼ねるようでいろいろ整備が進んでいます。
そしてなんといっても白馬村のジャンプ競技場。選手も実際に使うリフトに乗ってスタート台に立つことが出ます。

エムウェーブ(長野市)
白馬ジャンプ競技場(白馬村)
オリンピック後は市民に解放されています。
<98/03/22撮影>
その大きさ、高さに圧倒されます。
<00/02/10撮影>