スキーアイテム編 私のファンスキー2


はっきり言いますがガウアースノーブレードは前ページの価値を認める方以外、絶対お勧めしません。
ガウアならではのデメリットをお教えします。

1997年3月 富士見パノラマスキー場にて
ガウアースノーブレードデビューの時です。春休み、日曜、快晴という条件もあり大変な混雑でしたがその重さゆえの洗礼をまず受けました。
ゴンドラのあるスキー場へはお勧めしません。ロング板と違い重くて短いガウアはゴンドラ待ちの時間、その重みを手で持っていなくてはなりません。足ではなく腕が筋肉痛になります。

1998年4月 北海道キロロスキー場にて
春先の雪が重い時期、たらたらの緩斜面が長く続くコースに入ってひどい目に遭いました。前に進まないのです。
1キロ近くスケーティングをしました。理由は滑走面のワックスが尽きてしまったからです。
ガウアはホットワックスはやめた方がいいです。滑走面がフラットではありませんからスクレイパーでワックスを均一に薄くはぎ取ることが出来ません。せいぜい液状ワックスを塗りコルクで塗り込む程度です。これでは水分の多い春雪ではあっという間にワックス効果はなくなります。


そんな苦難?にもめげず97-98シーズンには4回、ガウアーで滑りました。すっかり気に入ってしまったのですが、ここでガウアーの魅力を紹介します。(次シーズンには華麗な?写真を載せたいと思っています。)

360度ターン
360度ターンはロング板でも可能ですがストックでエッジ荷重のきっかけを作り回転を始めたらソールを雪面にフラットに当てるというハイテクが必要です。
ガウアー最大の特徴である舟形ソール(滑走面)により整備された緩斜面であれば誰でもちょっと練習すれば360度ターンが出来ます。

ウィリー
全長が短いですから後傾ぎみに滑ると先端が浮いてきます。2輪車のウイリーと同じです。ウイリーしたからどうなんだといわれそうですがロング板には無い感覚ですので結構おもしろいです。急斜面での制動(ブレーキ)にも使えます。ただしゲレンデを荒らしますのであまり目立たぬようにやりましょう。

ハイスピードターン&タッチ
全長が短いファンスキーは高速滑降には向いていません。でもガウアーはその重さゆえかっとんでも雪面に吸い付くように滑ることが出来ます。またカービングスキーのようにきついターンも難なくこなしますのでスピードが出ていれば楽に雪面タッチが出来ます。カービングで問題になる雪面とブーツとの接触もガウアーは板に厚みがあるため全く問題ありません。

ハンド&ハンド
いつも一緒というLOVE LOVEカップルにお勧め。要はお手手つないで滑りましょということ。
ゲレンデで目立つこと請け合い。バカップルと呼ばれないようほどほどに。

 


ガウアースノーブレードに関して興味のある方はメールを下さい。
mailto:t.ishihara@tokai.or.jp


  いずれ