2日目 フライングパンリバー
スーパーマーケットは朝7時から、フライショップは朝8時からだったので、7時45分出発しました。
(ショップまでほんの50メートルほどですけど。)
フライショップにはHさんから事前に連絡を入れてくださってあり、親切に対応してくれました。「朝は
PMDのニンフ、そのあとPMD,BWO、お昼頃からはグリーンドレイク、グリーンドレイクは速い流れ、
BWOは遅い流れ、PMDはどこも。
夕方はラスティースピナーだね。」「ここのグリーンドレイクはグリーンじゃないんだ、明るいグレーなんだ。
PMDは・・・」とフライを見せてくれましたので、おみやげも兼ねてお勧めフライを購入しました。
ガソリンスタンドでクーラーボックス(これがほんとに優れもの)と氷、隣の酒屋でフライがデザインされ
ているビールを、そのまた隣のバッキーズというお店でお昼のサンドウィッチを購入してからいよいよフライ
パンリバーへ。
宿の前の道を奥へ進むだけの一本道。川のあちこちに釣り人の姿が見られます。
モンタナに比べると、ものすごい、というほどの釣り人の数です。みなさんタンポポの花のようなインジ
ケーターを付けてニンフフィッシング。10時ちょっと前に釣りを始めましたが、まだライズは見られません
でした。
少し下流に移動して虫がちらほらと見られたので川を眺めていたら、いよいよライズが始まりました。
ピンクのボディのPMDが出てきたな、と思ったらでかいカゲロウも飛んでいます。これがグリーンドレイク
か、と思ってネットを振り回して捕まえると、なるほどオオマダラの大きさ。ボディの色はライトグレーに黒い
しましまという感じ。
そこから先はブラウン、ブラウン、ブラウン、ブラウン・・・もしかしたら途中でカットスロートが入って
いたかもしれませんが。
ライズも止まったので少し下流へ移動して昼食を取ることに。ところが、移動したところでは、未だにライズ
が続いているではありませんか。悲しい性ですね。竿を握りしめて川へ。ライズが終わったのは4時を過ぎてい
ました。
遅すぎる昼食を終えて一度宿に戻り、今度は一人でイブニングに舞い戻りました。
アメリカ人はイブニングをやらないようで、人がずいぶん減っていました。
19時20分、散発ながらライズが見えました。ラスティースピナーを流すも無視。沈めても無視。ミッジ
に換えても無視、ピューパも無視、カディスも無視・・・
負けました。