4日目 移動 Basalt ― Breckenridge

 気軽に楽しめたフライングパンリバーから、今回の主たる目的のサウスプラットリバーへ移るためにバサルトを
後にしてスキーリゾートの街ブレッケンリッジへ移動。宿へ行く前に隣町のシルバーソーンの町でブルーリバーを
見るとともにカットスロートアングラーで情報収集。ブルーリバーはちっちゃい川でした。まあコロラドはコロラ
ド川以外はみんなちっちゃいんですけど。サウスプラット(ドリーム区間)はトライコのライズが10時頃だろう、
ということ。

 ブレッケンリッジはさすがにリゾートの街で、バサルトよりもかなり大きくにぎやかです。宿泊はタンハウザー
というコンドミニアムで、メインストリートに面していました。クイーンサイズのベッドが入っているベッドルー
ムが2室とリビング、そしてキッチンという自分の家より豪華なところで、うれしいことにバスタブ付きでした。

 この日はブルーかサウスプラットに少しだけ行こうかと思っていましたが、休養も兼ねてオフということにして
街をぶらつきました。ブルーリバーの上流部が街の中に流れていてそこにはとんでもない数の鱒が放たれています。釣りもできちゃうのだそうです。短パンにサンダルでないと浮いちゃいそうですけどね。

 コンドミニアムにしたのは、気兼ねなく肉が食えるから。バサルトでは2夜とも肉を食べたのに、ここのスーパ
ーマーケットで購入したのもでっかいテンダーロインのかたまりと、4枚も入っているバーガーパティ。

 ということで今夜だけはすしレストランへ。

 ブレッケンリッジにはSUSHI WASABI という寿司屋があります。海のないコロラドで日本人がわざわざすしを
食べることはないのですが、ここのご主人(荒井さん)、栃木出身のフライフィッシャーなのです。加賀の常連
だったとか。そんな情報をHさんから伺っていたので、サウスプラットに行く前にぜひ寄っておこうと思っていた
のです。

 コロラドにはあまり日本人が釣りに来ることがないようで、大変親切にして頂きました。相方はフライまでも
らっちゃったりして。

 カリフォルニア産のウニがすばらしく美味だったのですが、アメリカ人はウニが好きなようで、ランチタイムに
みんな食っちまったようで、一カンしかありませんでした。残念。

 奥様から、体調は大丈夫か、と心配され、なんのことかと思っていたら標高が高かったらしいのです。なんとこ
の街、1万フィートくらいあるそうで、つまり標高2700メートルってことです。それを聞いてから急に息苦し
くなっちゃったりして。

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