5日目 サウスプラットリバー(ドリームストリーム)

 ブレッケンリッジから車で1時間30分ほどでスパイニーリザーバーの下流のテールウォーター区間、
通称ドリームストリームに着きます。(3000m級の峠越えをするのですけどね。)公園使用料5ドル
を払うとリザーバー直下から入ることができます。ヘンリーズフォークをイメージしていたのですが、昨
年行ったミレズニックのプライベート区間のような感じでした。

 9時少し過ぎに着いたのですが、ライズは何もなし。減水気味。大丈夫なんだろうか・・・・・不安が
よぎりました。少し下るとそこはざわざわとした流れになってしまったので、また元の位置に戻ると、川
の上空ではトライコのダンが飛んでいました。

よく見ると川の上でもスピナーが飛んでいます。10時20分過ぎ、大きい魚のものらしきライズも見ら
れるようになりました。注目したのは、岸際に沈んでいる石の直前で繰り返されるチュポチュポライズ。
これを待っていたのです。

 トライコのスピナーパターンは完全に無視されました。また、風も吹くので落としどころが難しく、
フェザーライトリーダー、ソフトティペット仕様のままになっていたので大変苦労しました。ミッジピュ
ーパを何とか食わせてセットフック。

 2秒後にティペットが切れました。バックキャストで草に引っかかった後そのまま続けていたからで
しょう。2つのうち一つのライズが消えました。

 残るは一つ。散々ばかにされながらも最後に22番ミッジアダルトを食わせてセットフック。ふひひ。
とほくそ笑んだ瞬間軽くなりました。外れたのです。そういえば合わせが早かったかも・・・・・。

 散発ライズに向けて流したミッジピューパに出るもすっぽ抜け。やられました。

時間は12時。すっかり水面は静かになってしまったのです。

 イブニングライズまで7時間。手作りのサンドウィッチを食べるもあまり美味くない。下流がどのよう
になっているか気になったので食後、ずっと下流側へ探検に出かけた。

 大きな魚はかなり確認できました。最大は見当で60オーバーというところ。噂では30インチ級も
いるらしいので、そんなには驚きませんでしたが、こちらが向こうを見つけたときは向こうもこちらを
見つけているようで、しらっくらと泳ぎながらも遠ざかっていきました。

 ニンフを付けるとァ ロット オブ タイニーフィッシュ。

 ということで イブニング。スタンダードリーダーに付け替え、背中からミスティティペットを取り
出しカディスアダルトを付けました。昼間に下見して、魚を確認したところへフライを流すと大きな頭
が上下しました。間を開けてセットフック。上流、下流といなしたところでジャンプ。黄色い魚体はブ
ラウンかな、と。余裕を持ちながら魚をロッドで制していたら次の動きでプッとラインブレイク。
??????
何が起きたのかわからず呆然自失。切れるわけない動きでのラインブレイク。ティペットチェックで愕
然。例の劣化です。ちょっと力を入れるとぶちぶちと。スプールの方も出せども出せどもぶちぶちと。
予備のスプールはジップロックに入れて背中に入れておいたのだけれどもだめだったようです。7メー
トルほど引き出したところでようやく本来の強さの部分が出てきました。うっかりしていました。アク

ロンリーダーは劣化が早かったのを忘れていました。これは販売会社へのもんくではなく、自分のミス
テイクです。劣化が早いことで、自然の中に残ってしまったときには都合がいいのですから。
でも、あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜あ。

 やはりこの川はフロロカーボンでしたね。いろいろな意味で。

 宿に戻ってから、テンダーロインのステーキのやけ食いでした。うまかったけど。

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