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原発事故処理費用40兆円越え
(民間試算)+
原子力規制と災害大国日本の未来

無謀とも思える原発の9基が再稼働され続く中
、早くも新規制基準のテロ対策施設の原子炉
遠隔操作設備設置期限5年に間に合わず原発
の基準不適合で運転停止命令が出るみ通しだ
しかし             
関西、九州、四国電力は、5年間で出来もし
ない施設を「出来ます」と申請し取りあえず
運転すれば後は期限見直しを特例として政府
が何とかしてくれる筈との目算のようだ。
 さて2020年3月川内原発1号機のなし崩し
特例は如何に。        


これから必ず起こる
東海,東南海,南海地震の3連動地震は3.11を超
える被害が出ると言う。     
原発周辺にある活断層や発見されていない活断
層はいつは動く、阿蘇や姶良カルデラに代表さ
れる破滅的噴火、直下型地震。災害大国日本の
原発の未来は?         

NO戦争    NO核災
 

おばあちゃん・おじいちゃん 大変だ〜〜〜 


3.11 福島第1原子力発電所し 
恐ろしい核災害

福島第一原子力発電所の事故関連死者数が5年
間を経て1千3百人を超えた。安全宣言後も事
故は未だに続いているのです。

私たちの電気代金の中に原発事故賠償費が5兆
5千億円上乗せされて2016年度は総額1413.6
億円、1世帯あたり1500円家計負担させられ
ている。            


 

もし 3.11 が 浜岡原発でおきたら・

 

もし 3.11 が 柏崎原発でおきたら・・・

もし 3.11 が 各原発でおきたら・・
 

31km圏内(UPZ)を超える汚染予測
(100mSv)       

画 原子力規制委員会より

      

日本で4022ガル

世界最大の地震による加速度ガル(Gal)は、
2008年6月14日午前8時43分岩手・宮城内陸
地震の岩手県一関市厳美町祭畤で観測した
4022ガルが史上最大でである。   
この記録は地球最大でギネス認定されている。

 

1000ガル迄耐えられる浜岡原発

中部電力は震度7に耐える原発を目標に1000ガ
ルの加速度まで耐震性を補強したと浜岡原発
は自信を示す。    
しかし浜岡は南海トラフ巨大地震の東海地震の
想定震源域直上に位置するこの地で三連動地震
ともなればM9.0以上になる。
本当にこの程度の想定で大丈夫なのか。

岩手では既に4022ガルが記録されている。 
鳥取ではある筈の無い活断層が動いた。
すべて想定外の災害だ地球の平均重力は980.7
ガル、地上のあらゆるモノ、施設の重さが無く
なり1000ガルは言わばモノが中に浮く状態なのだ。


     

そのときどうする

急性被爆は
100ミリシーベルトは0.10シーベルト。6シーベルトで人は
死亡。広島原爆爆心地は8シーベルト。放射能は
子供は特に影響大。

国連の下部組織のICRP(国際放射線防護 
委員会)勧告で一般の人で年間許容線量は1
ミリシーベルトです。      
職業としている人でも年間許容線量は50ミリ
シーベルト以下とされている。


国の災害対策本部が、全身へ予測線量が10
ミリシーベルト以上の時に自宅等建屋内に
退避指示、50ミリシ-ベルト以上は遠隔地への避
難指示。となっているが。あくまで予測線
量、福島浪江町の様に線量の高い地域に避
難した例もある。      
アメリカでは退避は80km以上を指示する。


そのとき。

できるだけコンクリート内に居る=ガンマ線予防




退避の時 

適時にヨード剤を服用

避難時は頭も皮膚も外気に触れない防御をする
目はゴーグルで覆う折り畳んだタオル・ハンカ
チで鼻口を覆う、風向きと風速に気を付け原発
を風上するな。     
雨に絶対濡れるな、風向きは常に変わる
避難先は80km以上にすべし

より早く!! より遠くへ退避!!すべし。
放射能に晒された水、食料は内部被爆の
元凶、食べたものは吐き出せ、着ていた衣類は
捨てる、体を水で洗浄する、これを速やかに行
うことこそ生き延びる道だ


放射線が体に与える影響

高レベルの放射線では、

@短期的には、造血器障害、肺障害、胃腸管
障害、中枢神経障害、生殖腺障害、皮膚障害

A長期的には、白血病、肺がん、乳がん、白
内障、慢性白血球減少症

B遺伝的には、子孫への突然変異。


内部被爆
WTO上級委員会は、福島第1原発周辺被災地
からの水産物の韓国の全面禁輸を支持し、
「安全、科学的安全」の文字も無くなり安全
基準を充分にクリアでは無くなった、と 
報道された。2019/4/20
 

エチオピアの猿人ルーシーは直立二足歩行
人類直系先祖でたった318万年前のこと、 
人類誕生19万5千年前


放射性物質の半減期間

ウラン238・・・・44億年
カリウム40・・・・14億年
ウラン235・・・・・7億年
プルトニウム239・・・・・2万4千年
コバルト605・・・・・・5200年
ラジウム226・・・・1600年
セシウム137・・・・・30年
ストロンチウム・・・・・29年
リン32・・・・・・・15日
ヨウ素131・・・・・・8日
放射能の力が無視出来るのは,上記の10倍の時間が必要。
セシウム137、セシウム134、ヨウ素131、スト
ロンチウム90、プルトニウムは、健康への
影響が最も大きい放射性同位体です。


原発ロボット作業域で放射能測定、
2号機650mSv。1号機6.3Sv

セシウム137・・30年で推測すると6.3Svでは
1mSvになるには一体何年掛かる?  
プルトニウム239・・2万4千年で推測すると
6.3Svでは1mSvになるには24万何千年掛か
る事になります。


人類の行く末 辿る道

人類はアフリカで生まれて20万年、7千人前後
の人口で13部族の内、1部族の中の80〜100人
がアフリカから新天地を求めて6万5千年前に
2度目の旅立ちを果たした。 
現生人類の女性たちが ネアンデルタール人
交わり3人の娘が生まれた。
その子孫が我々で

       

40万年前に出現したネアンデルタール人との
出会いはシリア南部地方、色が白くて金髪、
赤毛のがっちりタイプ。我ら現生人類はアフ
リカ生まれの黒人の容姿だ。


世界各地に散らばり1万2千年前には終に最
果ての南アメリカまで辿り着いた。これが
40万年生き抜いたネアンデルタール人の
DNAを持つ我々現生人類だ。
それが危険極まりない核廃棄物を向こう10
万年間管理しなくてはならない巨大地震、
巨大津波、破局的噴火、隕石落下などあと
何百回ともなく襲ってくる。ひっとすると
核災害を巻き込んで3万5千年前の彼らと
同じ絶滅の運命を辿るか。


10万年単位の放射能、一体何処へ

電気は人のためだが、しかし原子力発電には
想像を絶する巨大な危険と途方もない人類を
寄せ付けない膨大な時間が存在するのだ。
イギリスにある原子炉廃炉にかかる期間は90
年を越えると言う、そしてその核廃棄物や溢
れんばかりの使用済み核燃料は10万年後いっ
たい誰が管理しているのだろう。 

廃炉が進む先にあるものは、敦賀1号、玄海
1号、美浜1号、2号、島根1号機の4原発5基
の放射性物質は2万6820トン基準以下の放
射性物質廃材は4万300トン更に、美浜1号
機の場合、制御棒など放射能が比較的高いも
ので 110トンもあり他の4基も合せれば400
トンも超えるか。     
この処分先が決まらない核廃棄物は一体どこ
に置こうとするのか?   

もっと恐ろしい使用済み核燃料と日本には
880tの核燃料、未だリサイクルの目処も立た
ないし高レベル放射性廃棄物そう10万年!。
その処分地も全く決まっていないのにプルト
ニウム日本に40トン、人が近寄れば1分持た
ずに死ぬ。人が近寄れるまでに10数億年以上
かかると言う。その時人類は?     

 

災害大国日本と原発事故21兆円(2019年試算40兆円越)

福島はどうか今年8月経産省が試算を出した
総額11兆円だったのが軽く21兆円超えだ。
廃炉費用は6兆円から8兆円に膨らんだが、
溶け落ちた燃料デブリ除去になると更に膨張
し撤去のしようもなく限りなく一世紀も要す
るだろう。又、費用も年間数千億円に拡大し
た。これを30年間で東電に15兆5千億円負担さ
せ残りを電気料金(送電料金)への転嫁や税
金の投入も避けられない状況だ。
(ある研究機関では40兆円超え2019/3月報道)

人の生存を脅かす核災害それから得る電気を作
る為の危険な原子力発電所に公共性はあるのか
さらに核廃棄物の最終処分費用は一切含まれて
いないのだ。           
これがために原子力発電に掛かるkw/hは13
円を超えて火力水力のコストを軽くオーバー、
原子力が一番安い発電ベースロードは根拠の無
い作り話となった。危険際まりない核災害が発
生する原発。    
 

無くすには
 建築基準法に一言文言を入れれば済む  
「全ての建築物に太陽光発電を義務化」だ、
そう屋根の一部とする。   

太陽光発電設置 1戸建て義務化
都は、新築1戸建てと新築マンション
の屋根に太陽光発電設置義務化条例
の手続きに入る。
2021年10月18日新聞報道

勿論、蓄電装置にはリチュームイオン電池を
備え夜間に備える。     
 今でさえ電気は自分で作るのでプロパンガス
と同じ公共料金ではないと言えるのだ。





これだけ原発災害で人々を苦しめてきたのに
未だ私企業の利益だけを追求し原発を続け核
のゴミを排出するヒトは自身の飯の種のだけ
の為に未来の人類に対してなんと過酷で罪作
りなんだろう。  


破局的噴火と原子力発電

ユーラシアプレート、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン
海プレート、日本はこれら巨大プレートに押され引込
まれ隆起沈降し、トラフや海溝、47の活火山や過
去に破滅的噴火を起こした火山も多数ある。
巨大地震は巨大な被害をもたらすがそれより恐
ろしいのは、巨大津波や山体崩壊だ。
 
しかしこれさえ凌駕するものがある噴火による
火砕流である、約2万9千年前に姶良カルデラ
から噴出した入戸火砕流の到達範囲は鹿児島県
から九州本土のすべてや海を渡り山口県、
愛媛県の一部を覆っている、これらによって九
州では縄文文化が破滅したことも考古学では明
らかになっているが、是でもせいぜい半径数百
キロkmの範囲。

是よりも地球規模で人類絶滅の危機がある、
それは火山灰を全地球にまき散らす破滅的噴火
である火山灰が6cmもたまれば電気ガス水道は
働きが無くなり食料生産、交通手段も無く人間
生活も破壊される。       
それだけではないそこに大雨が降ればもう地獄
だ、地上物はラハールで津波より重く火山砕屑
物が水により流動性を持ち重力に引かれ流れ破
壊力が半端ではない日本は平野部のすぐ近くに
山がある水と共に山の斜面を流れ下れば人の姿
は皆無となる。 また、乾けばコンクリート以
上の硬さとなるしかしこれは日本だけのエリヤ
では終わらないのだ。その火山灰や火山ガスは
大気圏に注入される、偏西風に乗りに北半球に
広がり太陽光線を遮り気候変動により突然の冬
をもたらし北半球に3〜10年の冬をもたらす。
事実スマトラのトバ火山噴火では全球凍結での冬は
6千年続いた。当時の人類は絶滅寸前の1万人を
切ってしまったのである。

日本では今複数の原発が再稼働し全国の原発
54基には使用済み核燃料プールで冷却保存さ
れているが、たとえ発電できても送電線は火山
灰で碍子が侵され送電は不可能となる。 

原発の非常時の唯一の冷却手段である非常用
電源(発電機)は化石燃料で動くが大量に取
り入れる空気が灰交じりではフィルターが即壊れて
しまい核燃料プールや原子炉の冷却は途切れて
しまい冷却し制御不能となるのは明らかです。
そうなれば福島第一原発の比ではなく53基で
起こるのです。 噴火や地震の予知は不可能と
言われています、いつ起きても当り前のです。
 核燃料プールでや原子炉冷却が不可能になれ
ば日本国と人の破滅なのです。
いや人類の生存の危機です。 


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浜岡原発による 防潮堤見学会

新聞チラシに応募し浜岡原発防潮堤見学ツア
ーに参加した。          
朝9:30駅前の45人乗りバスが停まっていて、
座席はほぼ満席、50代後半から70才前後の
シニアが殆んどで、しかも女性が半分以上を
占め若者は見られない。動き出して暫くする
と、40代位の男性添乗員が早速、この県内
エリアでは浜岡原発が電気を全電力を供給して
きた。今後も続けるために、津波対策の防潮
堤を2,500億円掛けなければならないと、
正当性を2分間マイクで説明。
(その2,500億円は電気料金?)以後は原発
施設に入るまで2人とも無言。 
 
浜岡原子力館前には、既に先客がいた。私の
乗ったバスも、館前に停め原発施設内に入る
ための警備上の説明を受ける。  
バスから降り専用ロッカー室に携帯電話、
カメラ、危険物を収めた、写真は内部情報を
テロに利用されない為でもあるとの説明だった
(別段身体検査はされず)。 再びバスに乗
り所内の入口へ。 脇に警察の警備用バスが
停めてあったがまるで人気無しとても警察官
が詰めているようにも思えない。

通路の侵入を邪魔するコンクリートブロックが
並べてありバスは左右にジグザグ走行。 
途中棒ゲートで停止し初老の警備員1人が出
て来てバスの車体底を、鏡が付いたキャス
ター台車で危険物検査(テロ対策にしては
お粗末)を30秒位行って所内を移動した。


防潮堤から30m手前の工事用に作られたとお
ぼしき古い2Fプレハブ小屋へ、見学者が何処
かに行かぬよう係員が囲む中、左右を単管パイ
プの手摺りに挟まれた通路伝いに2階へ上がる
窓越しに高さ14メートルの防潮堤が目の前に
圧迫感のある高い壁だ、右手側は河口で、左手
側は壁が延々と続いている。作業員らしき人は
見る範囲ではポツンと2〜3人がいただけ所員
と思われた。プレハブ小屋内は20人も入れば
満員の大きさで、何回かに分けての入室だ。
部屋内には工事以前の姿や工事中の写真が並べ
られ津波対策の防潮堤の説明をしたが質疑応答
はなかった。
 
福島原発災害事故で炉心冷却用の非常電源が
水没し発電できず、メルトダウンを起こした事
から、浜岡原発のちょっと高台にある非常電
源棟と電源ケーブルをバスから見せられて所
外へ。 個人ロッカーで所持品を出し浜岡原
子力館に入る。50代くらいの見学女性係員に
原発のリスクを訴ったえているが一切答えず
相手にもされず。最上階の展望台から原発所
内を見渡し防潮堤も見直した。 
(これ以上の津波が来たらどうするんだ ろうと思いながら) 
帰途はバス内でアンケートを書いた。内容は
津波対策や防潮堤についてどう思うか等であ
った。 私の意見は、事故災害は人知を超え
るものによって引き起こされる、想定される
津波の高さは13mだから14mにした後、防潮
堤は海抜21.1mの高さまでとし工事完成し
だが規制委員会は3連動地震で津波高さ  
22.5mとなることを明らかにした。   
しかも原発直下でM9の発生や活断層がズレ
動く可能性があり、原発建屋が壊れるかもし
れないし、防潮堤が破壊されたり倒れるかも
しれない。 
何しろ岩手県で4022ガルを記録した国、
1000ガル対応の施設では 太刀打ち出来ない
だろうと思う。地震で壊れて津波が来たら!
 又、他にも自然災害はあるしテロに合うか
もしれない。 
それによって被害を被るのは我々市民だよ、
良いよね中電は東電の様に生き残るれるよ生
き死・健康被害に関係するのは我々市民だよ
、だったら、電気など二の次で命が大事、
原発などやめた方がいいよって書きました。
地球温暖化対策に原発は代替えエネルギーで
充分行けますよ。           
      12:30過ぎ駅着。