チェロキーのミッションマウント交換(左側 ) 

チェロキー君のエンジンマウント。

ミッションマウントから始まり、エンジンマウント(右側)、そして今回のエンジンマウント(左側)でマウント交換もこれで最後!!やっと終る〜。

夏の日差しを避ける為、朝5時半から作業スタート。(−−;;


右側のエンジンマウントと違って、左側は作業スペースがありません。エアクリーナーのボックスがあるからです。そこで、作業はエアクリーナーを外すところから始まります。


右側よりも作業工程が増えてはおりますが、固いネジも無く、無理な作業も無かったのでスムーズに作業は進むと思います。







交換の仕方

まず始めにエアクリーナーを外します。このページこのページを参照。5枚目の写真のようになると思います。

そこまできたら、やっとこエンジンマウントの交換作業になります。まずはエンジンの下部のオイルパン付近にフロアジャッキをかませます。今回は、右側交換時の反省を踏まえ、厚めの雑誌をジャッキとフロアパンの間にかませる事により、フロアパンの変形を防ぐようにしてみました。安定感は減るはずなので作業時には注意が必要です。

まずはフロアパンを軽めにジャッキアップした後、エンジン本体とエンジンマウントを止めているボルトのナットを外します。ボルトさえ抜かなければエンジンを支えてくれるのでOKです。

エアフィルターボックスさえ外してしまえば、作業スペースは確保できます。

次に、エンジンマウントと車両本体を固定しているボルトとナットを外します。ボルトとナットが1本ずつ、2本で固定されているのですが、先に車両の下にもぐり、ナットを外します。

下にもぐると、丁度デフギアの上辺りにエンジンマウントを固定しているナットがあるのですが、 普通にエクステンションバーさえ使えばナットを回せる位置にあります。

ナットを外してから、微妙にジャッキを少々あげて、エンジンルーム内にある、エンジンマウントを固定しているボルトを緩める程度に外します。あくまでも緩める程度です。


次に、エンジンマウントとエンジンを止めているシャフトを抜きにかかります。ジャッキを更に上げ、エンジン本体を上げた状態にします。

※この加減が難しいです。上げ過ぎればフロアパンを変形させてしまいます。

今回は、右側交換時の反省を踏まえ、少し上げては、エンジン本体を持ち上げ、少しあげては持ち上げ、という感じでやってみました。

結果的には、フロアパンに雑誌をかませ、力を一点集中させなかった事もあり、かなり上げてもよかったように感じました。

最終的には、バンパー部分と元エアクリーナーが在ったあたりに足を置き、エンジン本体を持ち上げながらシャフトを抜きました。マウントがヘタって下がっていた為、ある程度エンジンを上げなければシャフトが抜けない状態でした。

新しいマウントを置いてみると、やはりジャッキアップが足りない状態でした。

先に、エンジンマウントを固定するボルトで軽く固定し、そこでまた、ジャッキを上げてはエンジンを持ち上げ、ジャッキを上げてはエンジンを持ち上げ、最終的にはシャフトを抜く時と同様にエンジンを持ち上げながらシャフトを押し込むと言う方法でシャフトを貫通させました。

貫通させてから、エンジンマウントを固定するボルトを止め、更に車両下にもぐり、ナットでエンジンマウントを固定。

最後にエンジン本体と、エンジンマウントを止めているボルトのナットを締めました。

あとはエアフィルターを取り付けて終了。

7枚目の写真の通り、左側のエンジンマウントはゴムが割れている上、ヘタっていたのでエンジンの位置も1cm程度は下がっていたのでクッション性も無くなっていたと思います。

右側より、左側の方が負担がかかるのでしょうか。


 










交換後(^^)v

このマウントだけだとどうなのかはわかりませんが、ミッションマウントから始まり、エンジンマウントの左右を交換する事により、乗り心地は改善されたと思います。また、シフトの切り替え時に「がこっ」とどこかが当たっていた音も解消されました。

ここのマウントが、いちばん劣化していたので交換はお奨めです。

'97マイナーチェンジ後のチェロキーは、割とゴム部品の耐久性が増しているような気がするのですが、マウント類に関しては普通に劣化しているんだな〜。と言うのが印象でした。

戻る