車中泊の旅 Vol.8:目指せ本州最西端!ついでに九州突入!

 

前回から数ヶ月での登板。

2005年のGWは本州最北端と言う事で、北に向かったと言う事で、今度は西。旅行に出かける3人とも中国地方は弱いと言う事で、とりあえず「本州最西端を目指そう!」をスローガンに、2005年9月23日の深夜から25日夜中にかけての2日間で行って来ました。

で、今回も割りと無計画。22日の夜のメール。

「明日仕事だから夜6時〜7時くらいに終ると思う。その頃に来てね」

「了解です。」

ってな感じ。しかも、おいらは全く支度をしていない。事前に「まっぷる」買ってきたけど読んでない。いつもの事だ。

当日は最悪。仕事が終らん。夜6時頃には終る予定が、実際に終ったのは夜8時半。「ゴメンよ〜」と連絡を入れると、彼らの方がノンビリとしていた。いや、していてくれたのか?その時点で彼らは隣の隣の隣の市にいて、そこから来てくれるそうだ。で、結局出発したのは夜11時過ぎ。(^^;;

今回も前回同様、日程の関係もあり、「高速道路での移動」がメイン。最近は豪華だ〜!

ま、これもETCの
ETCマイレージサービス
深夜割引制度
ETC前払い割引制度
ETC早朝深夜割引制度
ETC通勤割引

など、各種割引制度がもたらす恩恵にあやかろうという訳もあります。



高速道路をひた走り、米原辺りまでおいらが運転。さすがに疲れてSAで運転交代。この先のルートを話し合い、鳥取から西に向かい山口県まで行き、帰り道は広島方面を戻ってくる事に決定。後部座席に横になり、自然と眠りに着く。次に目が覚めたときには、鳥取砂丘の目前。ガソリンを補給してしばらく走ると、鳥取砂丘に到着。朝7時頃。

鳥取砂丘はサハラ的な広さを持っているかと思いきや、思ったほどの広さはなかった。「あれ、狭い」ってのが第一印象。しかしながら、砂丘と言うだけに砂で出来た高い丘があった。上ったら体力が削られた。

上る前の砂浜に字が書いてあったので、上ってから見てみると、

「結婚3時間おめでとう」

とメッセージがあった。鳥取では新婚さんが砂丘に登る風習があるのか!?



その後、島根県へ。温泉に入ろうと言う事で、玉造温泉に向かった。「まっぷる」で見つけた日帰り露天風呂へ向かう。600円という料金に惹かれたのですが、行ってみたら1,000円だった。でも、タオルもあったからいいか。

時間が中途半端だったからか、おいら達以外の客は誰も居ないという感じで、宿の人も「あれ?入りに来たの?」みたいな。(^^;;
おかげで男湯も女湯も貸しきり状態。露天風呂で泳がせて頂きました。(^^



で、今度は出雲大社に向かった。おいらはちなみに、出雲大社は広島にあるものだと思っていたのだが、実は島根県にあった。(^^;;しかも、縁結びの神様だと言う事も初めて知った。

「縁結びで有名だから、名物の”縁結ばれ餅”を買ってあげる!」

と 嬉しいような悲しいようなお言葉を頂戴いたしました。いいんだけどさ。(;_;
折角だからと言う事で、縁結びのお守りを買ってきました。チェロキー君に置いておこう。これで助手席に座った女子はおいらのものさ。ふっふっふ。

出雲大社は巨大なしめ縄で有名なのですが、この縄にお金を投げ込んで、刺さればいい事があるらしい。ってことでチャレンジしたのですが、一生懸命やったあとで知ったのですが、しめ縄は2個あって、←の写真のしめ縄じゃないほうに差し込まなければならなかったらしく、やり直してきた。(^^;;



昼飯がまだだったので、出雲そばにするか、島根和牛かなど話をしながら行き当たりバッタリに近くの出雲そば屋に入った。割り子そば5段+親子丼+ビールのフルセットを頼んだ。写真を撮ろうと思ってカメラを持っていったのですが、「お待たせしました〜」と、届いた瞬間に食べてしまい、半分ほど食べたところで、

おいら「あ・・・・。」
もう一人「あ・・・・。」

おいら「ずずず〜。」

写真を撮るのを忘れていたのに気が付いたのですが、もう、食うしかない。(^^;;
そばは美味かった。しかし、親子丼は腹的にいらなかったかも。

飯が終ると、夕方が程近い。

次の目的地は、山口県の小京都と言われている萩。萩にチョッこり寄って、そのまま下関で夕飯がフグというのが計画だったのですが、時間的に厳しい。急げ〜〜〜!!とノンストップで萩まで向かう途中に立ち寄ったのがここ。

島根県浜田市にある「夕日パーク浜田」lこの辺りは夕日スポットらしく、夕方に着いちゃった以上は見るしかないよね。ってことで、ここで休憩しながら夕日を見た。


萩に着いたときにはすっかり夜。午後8時頃。

夕飯を食おうということで、萩の名物ウニが食べられる店に向かった。

うに丼を3人前と刺身を頼み、おいらはビール。毎食呑んでいるようですが、呑んだ後はおいらは後部座席で寝る係りだからいいのだ。ちなみに呑むのはおいらだけ。いい環境だ。(^^

ビールを飲みつつ、今後のルート確認。今日中に下関に入りたいというと言うのは変わらないので、夜だけど、萩の見所を少し見てから行こうという話になった。

そんな話をしていると、うに丼登場!!!
さっそくがっつく3人。おいらが半分食べ終わった時に、

おいら「あ・・・・。」
もう一人「あ・・・・。」

進歩のない人たちである。で、刺身の写真だけがあるのだ。(^^)v


お店の仲居さんに夜でもやっているような温泉の場所を聞くと、丁度、松蔭神社の近く。

10分ほど車を走らせると温泉に到着。1時間ほどノンビリと湯を楽しみました。さっぱりしたところで、夜の10時頃から萩の観光。


松下村塾→松蔭神社→伊藤博文別宅→木戸孝允旧宅を見て周った。

松下村塾は、明治維新の志士達が学んだ場所。他にも明治維新を感じさせる場所が多くある。深夜に関わらず、これらを見て回れたのは、萩という土地柄と見所だったということだろう。

ちなみにこの時間に観光をしているのはおいら達だけでした。(^^;;



で、観光も終わり、ビールを呑んだおいらは、再び後部座席で深い眠りについた。

気が付くと下関市のセブンイレブン。夜中の内に本州最西端をクリアする為に壇ノ浦に向かったおいら達であったのだが、ここで問題発生。

本州最西端ってどこ??(^^;;

どこかに記念碑があるはずだ、と、まっぷるを探したのですが、そんなものは載っていない。更にまっぷるの地図を見ると、下関だけではなく、本州って、西に出っ張ったところが3箇所もある。どこだ〜〜〜???

とりあえず、地元の人に聞けって事で、コンビニに立ち寄った人に聞いてみる。

「うーん、どこだったかな〜。この近くじゃない事は確かですよ。

ぐはっ!

しかし、彼は詳しい場所までは知らないということで、コンビニの前を通りかかった大学生風の二人組みに声をかけてみた。

「(地図を指しながら)確か、この辺りですよ。この道を走ってけば、”こっち”って看板が出ているはずですよ。でも、この時間は閉まっているはずですから、明日じゃないと・・・。」

「いや、とりあえず本州最西端の土地に立って「わーい」ってやりたいだけなんですよ。だから夜中でもいいかなって思ってきたんですけど」

「あ〜、気持ちはわかります・・・。」

詳しい情報に御礼をして、今夜は諦める事にして、高速で九州に向かい、その大地を踏み締めた後、今夜の宿として壇ノ浦SAに車を泊めることにした。

が、九州に向かう途中で下見にと壇ノ浦SAに着いたら、「水曜どうでしょう」FANの血が騒ぎ、決死のレポート写真を二人で携帯に撮って、更に会社のどうでしょうファンの人にメールしてみた。

「意外な場所から・・・。何考えているんですか!(^^;;」

って返事が来た。写真を撮ってたら疲れたので、皆でそのまま寝た。
朝7時起床。

8時には下関の魚市場が開くということで、速攻で九州に乗り込んだ。門司港ICで高速を降り、しばらく走ると、いい感じの撮影スポットに到着。海沿いで一休みし、その後、ちょっと丘に登ったところでもいい景色が見れた。

九州にいるんだ〜。と言うのが新鮮な気持ちだった。遠くに来た実感が、ホントここに来て沸いたね。

この辺りは壇ノ浦の合戦があったらしく、説明を書いた碑や看板(?)みたいのがいたるところにあってちょいと勉強になった。


で、楽しみにしていた朝食。

昨日の夜のうちに、「まっぷる」で見つけた唐津市場という魚市場。
着くと、結構な数の人がいて、海沿いの堤防みたいなところに買ってきた食べ物を広げ、思い思いに食べていた。こういう雰囲気いいよ〜。

で、おいら達も中に入ると、寿司やら刺身やら、その場で食べてね〜!って感じでとにかくたくさんの店で魚介類をたくさん売っていた。

下関といえば、フグってことで、刺身、寿司、フグ汁、フグのから揚げなど、食いまくってきた。ビールも美味しい!!(^^
写真のが3人分で5,000〜6,000円位だったかな。3人とも腹いっぱいになるほどの量だったから、夜に料亭みたいなところでフグを食うよりは全然安いし、雰囲気も楽しくて良かったかも。


朝食を済ませると、いよいよ本州最西端を目指す!

目的地に向かっていると、昨日の彼らが言ったとおり、看板が出ていて迷わずにたどり着くことが出来た。
が、誰も居なかった・・・・・。マイナーなのかな。最西端って。

とりあえず、記念碑と一緒に記念撮影をしてきた。あと、本州4端の場所が示してある地図があった。おーし、これで残りも制覇するぞ!


次なる目的地は、山口県の秋芳洞。なんでも、日本最大級の洞窟だって言う事だ。

地下100mに広がる、高さ30m、幅50mの巨大な洞窟。想像していたよりもすげー広い。行ってよかった。洞窟マニアにはたまらないスポットだね。

ここも時間がなく、洞内を往復したかったのですが、片道はタクシーで戻ってきた。が、帰り道にカルスト台地って、ここも名所らしく、見られて良かった。




んで、その後は山陽自動車道を走って広島へ向かう。広島焼きと宮島が目的。

が、今年の台風のおかげで山陽自動車道は玖珂IC〜岩国ICが道路崩落の為に通行止め。国道に下りると、丁度、有名な錦帯橋があったので寄ってしまった。
「時間がないから!」ってことで、10分ほどの滞在かな。

それから広島に向かう。着いた時には更に時間がない。ちなみに宮島ってフェリーで渡るしかないってことを、3人とも知らなかった。(^^;;で、時間の都合上、仕方なく、広島から遠くに見える宮島を見て、次回の旅にリベンジを誓った。

そして、最後は広島焼き。なんかチェーン店ちっくだったのですが、普通に広島焼きで美味しかった。本場で食べる広島焼きはいいものだ。

で、その後、高速道路をひた走り、深夜に無事に到着。全行程2,200km程でした。

家で高速代+ガス代などの清算をして今回の旅も終了。

今回はとにかく、距離が長い割には日程が短いということで、本当に時間に追われるような旅行になったのが悔やまれるが、色々なところを見て周れたのは、すげーよかった。

やっぱり、こういう旅じゃなければ出来ない事だと思う。疲れるし、あほみたいな事ばっかりやっているけど、いいよね。次回も楽しむぞ〜〜〜!!

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