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感動的な鎮火の儀式の演出


静岡県三島市立錦田小学校 渡辺憲治

炎色反応を使ってファイヤーを締めくくります



盛り上がったキャンプファイヤーを締めくくるための演出です。
理科で学習した炎色反応を生かして、3色の炎がともると歓声が上がります。
静かに火を見つめ、1日の活動を心静かに振り返らせたいものです。

 準備  炎色反応のカラーキャンドル(赤・青・緑)      火の神の衣装      
      トーチ1本   祭壇らしきもの 

   炎色反応のカラーキャンドルの作り方
     メタノール(各100cc)  
     ステアリン酸(各5g) 
     色を出す物質・・・赤=ストロンチウム(5g)
                青=(塩化カルシウム5g)
                緑=ホウ酸(5g)
     アルミ缶(大きい缶の方が盛り上がるそうです)・・・3つ
     お湯
   作成の手順
     1 アルミ缶をはさみで切る。
     2 メタノール100ccにステアリン酸を5g入れる。
     3 それぞれの発色剤を入れ、お湯で温めながら完全に溶かす。
     4 水で冷やしながら固める。  
      これで完成。マッチで火をつけて確認を! 
      濡れた雑巾をかければ火は消えます。何度でも再使用可能です。
 

鎮火の儀式のシナリオ

 火の神が登場→消えかかったファイヤーから採火
   台詞 「今日の火の祭りは大変盛り上がった。
        これもひとえに皆の心がこの火の元に1つにまとまったからじゃ。
        この火はやがて消えていく。
        しかし、皆の心の中にはいつまでも燃やし続けて欲しい。」

 祭壇に向かい、カラーキャンドルに火をつける。
   台詞「友情の火」(赤)
      「健康の火」(青)    点火の儀式で使った火
      「感謝の火」(緑)  
       
 
静かに退場していく → 退場を盛り上げる「ファイヤーロード」

一つ一つの台詞をききながら、静かに1日を振り返ることができます。
また、予想外の3色の火にどよめきが挙がります。
火の神のゆったりとした静かな話し方が演出のポイントです。
    

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