入場チケット:大人用


'02/08/26 3日目〜出港・南国土佐を後にして

 昨夜は部屋に帰ってくるなり、そのまま寝てしまったようだ。現在時刻午前6時。

 部屋に入る前に"朝食は7時に部屋の前集合"と約束を交わしていたので、取り敢
 えずシャワーを浴びて身支度を整える。ホントはゆっくりと湯船に浸かってノンビリし
 たいけど、シングルルームのユニットバスでそれは無理な話かと。

 普段の勤務体系の御陰で寝起きは良い方なので助かってますが、両刃&きゃびの
 両氏はお疲れの様子らしくモーニングコールを数回して、ホテル併設のレストランへ。

 バイキング料理を洋食メニュー中心で平らげた後、荷物をまとめチェックアウト。

 目的地は再び"四国自動車博物館"。天気も良いし道は先日往復しているので迷う
 事も無いのですが両刃さんのデジカメメモリーバックアップを取る為、国道沿いにあ
 る"カメラのキタムラ"へ寄る事に。

 ですので両刃さんが手続きをしている間、私は店内散策。今思えばココで一脚を買
 って置けばよかったと痛烈に後悔。博物館内は照明が落とされているので、必然的
 にスローシャッターとなり、ピンボケ等の眠い写真を大量に作ってしまう結果に。
 

 博物館到着。受付で"…昨日も、来られましたよね?"と聞かれ"…はい"と返事す
 る3人。世間は平日の午前中なので他に来館者は無く、言わば我々の貸切状態。

 昨日に引き続きカメラ小僧モード炸裂。被写体は昨日と全く同じ、アングルや光源
 を変えて撮っているウチに、中央のテーブル席を陣取っていた3人。

 集まるべく集まったとも言えるこの3人、言うなれば昨晩のひろめ市場の続きとも
 言えるヨタ話(ヲタ話?)炸裂。周りの貴重な車達を肴に話は白熱してました。
 

 博物館を後にし途中で遅い昼食を取った後、きゃびさんが帰路の時間を考えて離脱
 する事に。25時間足らずの逢瀬でしたが、昨年の夏は箱根で逢っている事を考える
 と不思議な出会いをしているような。

 途中の南国ICへむかう交差点でビートが視界から消え、こちらも帰宅モードとしてお
 土産を買うために、はりまや橋近辺の土産物屋で職場用に適当に揃えて買う。
 …2種類買いましたが、共に"龍馬の〜"と付いているのが何とも。
 

 フェリー出港まで約5時間。"桂浜にでも行きますか"と両刃さんの提案を受けて、
 観光案内の簡略な地図を頼りに、横浜を抜けて桂浜の駐車場に到着。

 本日運転中はずっと地元のFM局を受信していましたが、番組の供給元はJ-WAVE
 らしい。番組中に交通情報が流れてきたので聞いていると"3号渋谷線は谷町JCT
 を頭に〜"やら"首都高外回りは〜"とか。御丁寧にJ-WAVEのサウンドロゴも流れ
 る始末。

 …なんだか異国の地でNHK-RADIO JAPANを聞くのと似たような感慨深さでした。

桂浜の風景

 さて桂浜。入場料と言うか駐車料金を取るのは観光地として整備されており、その
 維持管理を行なう為にも当然とは言えちょっと割高。その分駐車場はしっかり整備
 されてましたので個人的には、まぁ相殺かな?

 浜に出る前に土産物店を覗く。先程、はりまや橋付近で駐車場に苦労しつつ、買い
 に走らなくてもココで買えばよかったと後悔。品揃えも豊富だし。

 併設で土佐犬闘犬センターもありましたが既に公開時間は終えていたので、諦めて
 龍頭岬を登り、龍馬の銅像を見上げた後に桂浜の遊歩道を♂二人で歩く。

 時間は6時になろうとしているので、そろそろ出発。名残惜しいけど両刃さんには
 道中の安全を伝え、週末に再会することを約束し高知港フェリー埠頭へ。
 

 一昨日の川崎港FTはそれらしい雰囲気と車達で溢れていましたが、高知港のソレ
 はただの事務所。"ホントにココで良いのか?"と疑心暗鬼になりつつ入ってみると
 窓口があるのでそうらしい。しかし"受付は19時〜"との貼り紙。

 …仕方無いので、近くのコンビニへ移動して雑誌コーナーで暫し立ち読みモード。

 再び事務所に戻り、窓口が開くと同時に乗船手続完了。航行時間の関係もあり船
 内では食事は出来そうもないので、港近くの喫茶店で夕食。

ニューかつら

 乗船開始時間が間近なので車に戻ってみると、携帯に両刃さんからの着信履歴が。
 掛け直してみると"豪雨にやられた〜"との事。高知港は夕焼けに一部雲が掛かっ
 ていた程度ですが、あの雲がもしかして雨雲だったのかも。
 

 21時過ぎ、定刻通りに高知港を出港。行きと同じ"2等C寝台"ですが、マリンエキ
 スプレスと比べて少々狭い寝台。座ると頭頂部が天井につかえます。

 食堂は無い代わりにバーが併設されていましたが、特に飲む気にならなかったので
 上甲板に出る事に。艦尾の遙か彼方に高知市街の夜景を眺めつつ、ふと気づくと
 右舷側には先ほどまでいた桂浜が月に照らされていました。

 そして船は外洋に出て、左舷側に遠く陸地の灯を眺めつつ東進。私も寝台に戻り、
 明日の大阪→自宅・長距離ドライブに備えて寝る事に。

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