夏休みは、勉強する絶好のチャンスです。体が溶けてしまうかと思えるような暑い教室ではなく、エアコンのバッチリ効いた家の涼しい部屋で勉強できるし、うるさい先生はいないし、最高のコンディションで勉強ができます。
だから、宿題をたっぷり出します。
・鉛筆を正しく持てるようになる。(箸も正しく持てるようになる。)
・国語、社会、算数、理科の教科書(1学期に勉強した部分)がすらすら読めるようになる。
・1学期の漢字ドリルの新出漢字が全部書けるようになる。
・日本全国すべての県の名前と場所を言えるようになる。
・世界の国々の名前と場所を10カ国以上言えるようになる。
・社会科資料集の右側の年表(1学期に勉強したページだけ)の太い字で書いてある言葉をすらすら読めるようにしてくる。
・算数ドリルを限りなく6年生に近づける。
・テスト直しを全部終わる。
・宿題の残りを全部終わる。
・腹式呼吸で声が出せるようになる。(歌えなくてもよい。)
・壁を使った逆立ちができるようになる。
・8ストローク以内で、12.5m以上泳げるようになる。
・ぞうきんを自分一人の力で縫う。
・自由研究
・その他、コンテストねらいの作品作り
たくさん書きましたが、1学期の間、まじめにこつこつとやってきた子にとっては、ほとんど何もないのと同様でしょう。1学期に気を抜いた子は、1日30時間くらい勉強しなければいけないかもしれません。
若い脳はやり直しがききます。その気になれば、遅れた分をすぐに取り戻せるのが若さの特権です。ただし、第2次性徴完了前の夏休みは、これが最後でしょう。6年生の夏休みというのは、遅れを取り戻す絶好のチャンスであると同時に、最後のチャンスでもあるのです。