Q7   勉強ができるようになりたい。

A7   自転車に乗れますか。

     乗る練習を始めた時のことを覚えていますか。

     自転車に乗る練習をはじめた頃、自転車に乗りながら考えたことは何ですか。

     きっと、バランスを取ること、とか、ブレーキのことが頭の中にいっぱいだったでしょう。

     でも、今はどうでしょう。

     友達と話したり、目的地のことでわくわくしたり・・・。

     乗り始めて何年もたっているのに、「自転車はどうすれば倒れないか」 なんて考えながら乗っている人はいません。

     勉強もこれと同じです。

     乗り方がわかればどこまでもいけて楽しいし、最初の乗り方がしっかりできていないと、いつまでも苦労するのです。

     では、勉強での「最初の乗り方」って何でしょう。

     今の日本の学校の勉強の「最初の乗り方」は、文字を読むことです。

     いろいろな文がすらすら読める人は、どんどん勉強ができるようになるし、読めない人は、いつまでたっても勉強はできません。

     教科書はすらすら読めますか。

     興味のある新聞記事は、習っていない漢字が出てきても、平気で読めますか。

     漢字は結構知っているのに、ひらがなの部分がすらすら読めないという人もたくさんいます。

     君は大丈夫ですか。

     本気で勉強ができるようになりたければ、まず、声を出して教科書を読みましょう。

     次に新聞を読みましょう。

     内容がわからなくても、とにかく声を出して読みまくりましょう。

     毎日15分、3ヶ月我慢すれば、君は、勉強ができる人に変身します。

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