Q10 パソコンやインターネットがあるから、本を読むなんて時代遅れ。
A10 お父さんやお母さんの中にも意外にこう思っている人が多くて、
・これからはパソコンの時代だから,本を買うよりパソコンを買ってやろう、とか
・うちの子はゲームならすぐに覚えるから、パソコンも大丈夫だろう
なんて、言ってる人がいたりします。
でも、これはとっても危険です。
インターネットからどんな形で情報が来るか考えてみてください。
大事な情報は全部,言葉です。
いつか、テレパシーなど、言葉以外の形で情報をやりとりする人類もあらわれるでしょうが、ここ100年は無理でしょう。
というわけで、この情報社会を生き残り、成功するのは、言葉と文字に精通した人なのです。
ユーチューブでお金を稼いでいる人を見て、言葉や文字がなくても映像があればいい、と勘違いする人がいますが、本当に儲かっている人は、契約書がちゃんと読める人です。
授業でパソコンを使えば、その能力の差は一目瞭然です。
同じ時間、パソコンを使って作業しているのに、情報をたくさん得る子と、情報をゲットするどころか、一度も有益なサイトを見つけられない子が出てきます。
この差は,パソコン体験の差ではありません。
読書量の差です。
読書量の多い子は、画面のたくさんの文字の中から、簡単に目指す文字を見つけます。
読書を日頃していない子は、読む速さが遅いばかりか、読み終えても何が書いてあるかわからないのです。
パソコンやスマホを触る暇があったら,紙の活字を読みましょう。
本だけでなく、新聞も読みまくってください。
読書量を増やし、読まなかった子に大きく差をつけて、ITの最前線を走る人になってください。
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