Q11  子育てに自信がありません。

A11  教育に無関心な親は当然子育てに失敗しますが、「教育論」に熱心な親も子育てに失敗します。

     子供を育てることは初めてでしょうが、あなたは子育てや教育の現場を経験しています。そうです。育てられる      子供として。
     長年その現場にいたのですから、その経験を生かせばいいんですよ。

     まず、親をはじめとして、周りの大人から、自分がしてもらってうれしかったことを思い出してください。
     そして、思い出したすべてを自分のこどもにしてやればいいでしょう。

     次に自分がされていやだったことを思い出してください。
     そして、その思い出したすべてを、ひとつたりとも子供にしないようにしましょう。

     最後に、こうしてもらえればよかったのにな、と思うことを、一つだけ思い出してください。
     人生を振り返るといくつも出てくるでしょうが、ここはぐっと我慢して、一つだけにしてください。
     (欲張ると、子供に無理がかかります。だって、あなたのお子さんなんですからそんなにたくさんは無理です。
     もちろん、親自身にも無理がかかります。)
     そして、その一つを子供に全力をあげてしてやってください。

     あなたの人生にどんな悲しみが隠れているかは、僕にはわかりません。
     でも、あなたの人生は幸せです。
     だって、この年まで無事に生きて、
     今、(たとえ、態度は小憎らしくても) 宝物のような子供といっしょにいられるのですから。
     だから、あなたの人生を子供に伝えてください。

     子育てって、それだけでいいんですよ。

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