Q14 子供の担任の先生が変です。
A14 お子さんの学校・学級で起こっていることって、なかなかわからないと思います。
情報源が,お子さんだけだと余計混乱するでしょう。
ですから、大事なのは、真実を知ることです。
学校,学級の様子がおかしいと思った場合、お父さん,お母さんにはぜひ次の2つのことをしてほしいと思います。
一つ目は、お子さんの前で担任の悪口を言わないことです。
高学年になるとお子さんも,大人のようにも振舞えますが、その価値観の土台は、お父さんとお母さんの言葉です。
お父さんとお母さんの言葉がどんどんお子さんの心に染み込んでお子さんの価値基準を決定します。
お子さんは自分で知らないうちに,その価値基準から担任の価値を判断するので、話は余計ややこしくなります。
担任の悪いところについて語るときは、お子さんが寝てから、夫婦の寝室でしたほうがいいと思います。
二つ目は、事実をしっかりと確認することです。
事実というのは,この世に一つしかありませんが、見る方向、見る感情、それを語る言葉のニュアンスによっていろんなふうに見えるものです。
ですから、教室で起こっている事実に関して、まるで全国の人がいっせいにテレビ画面を見るように誰から見ても同じ事実が見られるような確証を集めてください。
そのために一番の手がかりになるのは、お子さんの学級のお父さん,お母さんのネットワークです。
お子さんの学級のお父さんお母さん方の交流の具合はどうですか。
まず、とにかくできるだけ多くの人で集まって、教室の中で何が行われているのかをそれぞれの情報を集めて事実の真の形を見極めてください。
真実は一つしかありません。
それを多くの情報と言葉で語ることで、本当の姿が浮かび上がってきます。
明らかになった真実がとてもお子さんのためにならないことのようなら、どんどんいろいろなところに訴えでたほうがいいと思います。
感情の起伏に押し流されたままだと、誰も訴えを聞いてくれません。
冷静に事実を集めてください。
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