Q20  ノートを書くのが苦手です。  

A20     ノートの役目は、二つあります。それが本当に分かってくると、ノートも自然にきれいになってくるでしょう。

 ノートの役目の一つ目は、頭の中を整理することです。多くの知識は、言葉や文字で入ってきます。それを受け入れさえすれば、頭がよくなるかというと、そうでもありません。それだけでは、脳の半分の力しか引き出せないからです。
 大脳は、左と右の二つに分かれており、それぞれの特性が違うそうです。文字、言葉を扱う左と、音や図、絵を扱う右。こんなふうにイメージするとわかりやすいと思います。

 脳は、この両方をバランスよく使わなければなりません。そこで、ノートの登場です。

 分かったことを、ただ、文で書くだけでは、左の脳しか使いません。ところが、わかったこと、考えたことを、図式や色で上手にまとめると、右の脳も働きだします。

 ひらめき、発明、感性と右の脳が密接にかかわっているらしいことが、ここ15年くらいの間に随分分かってきました。ノートを見やすくまとめることは、とても重要なことです。どのようなノートが脳に上手に刺激を与えるかは、また、少しずつお伝えしたいと思います。

 ノートの二つ目の役目は、脳の部屋のドアを何度もノックする道具になる、ということです。ノートには、自分が理解したことが、最も自分にわかりやすくまとめられています。ですから、他の何を見るよりも、自分のノートが、脳のドアをノックしやすいのです。

 ただ、それを生かすためには、自分で何度も見たくなるようなノートでなくてはいけません。

 そのために、必要なのは、まず、読みやすいきれいな字で書いてあることです。いくら自分の字でも、汚い字のノートは、読み返したくならないでしょう。

 もう一つ必要なのは、自分が楽しめるノートを作ることです。ノートの持ち主を上手にほめて、頑張らせようとキャラクターなら、やる気にもなるし、また、前のページもめくってみることでしょう。

 キャラクター作りには、一つだけ気をつけなければいけないことがあります。それは、シンプルで数秒で描けるものであることです。それ以上描くのに時間がかかると、“本業”がおろそかになります。

 パッと見て分かる、何度も見たくなるノート作りは、これから一層重要になるでしょう。   

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