Q26  国語が苦手です。   

A26  言葉は学習の大本です。

    言葉が弱ければ、すべての学習ができません。

    逆に言えば、日本では国語ができる人は、他の分野の勉強もできるようになります。

    ですから、言葉の学習はとても大事です。

    苦手だと言い切ってしまわずに、国語の力をつけてください。

    まず、とにかく漢字を読めるようにしましょう。

    これは○年生の教科書に出てくるから、まだ読めません、などとけちなことを言ってはいけません。

    何年生の字だろうが、大人の字だろうが、全部読めるようにしましょう。

    漢字が読めるようになると、書いてある内容が予想できるようになります。

    意味もわからずに読んでいるより、読むことが楽しくなります。

    また、言葉をたくさん覚えます。

    漢字でできている字は読み方の同じ字が多いので、人の話を聞く時に、感じをしらないと意味がわからないことが多いのですが、漢字を知っていると、その人の言う言葉を頭の中で漢字に変換できるので、意味がわかってきます。

    難しい漢字をすらすら読めたり、相手の話の意味がわかったりすると、まわりの人からほめられるようになります。

    そうすると勉強をもっとしたくなります。

    では、読めるようにするためにはどうすればいいかというと、新聞を声を出して読む、という方法がいちばん早く効果が出ます。

    毎日違うページを1ページずつ読めば効果抜群です。

    あらゆるジャンルの言葉が身につくでしょう。

    最初は、ただ大きな声で音読するだけでいいです。

    意味なんていちいち調べる人必要はありません。

    とにかくひたすら毎日声を出して新聞を1ページ読みましょう。

    そのうち、気になる記事と気になる言葉がでてきます。

    そうしたら、その言葉を調べましょう。

    まわりにいる大人そのものが、最高の辞書、百科事典ですから、遠慮なくききましょう。

    ネットで調べようとしてはいけません。

    大人は、声で教えてくれるので、脳の箱に入りやすいのです。

    まわりの大人でもわからないことは、本やネットで調べる価値があります。

    さあ、とにかく、新聞を音読しましょう。

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