===========================================================
         ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
       真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
          子どもをよい子にする方法。
      
      vol.741     2020/7/10  発行部数 969
   ===========================================================
       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
   ===========================================================
   ホームページ「季節の小箱」  http://www2.tokai.or.jp/kisetu/
   ブログ「大好きだよ」   http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
   フェイスブック https://www.facebook.com/koji.kisetunokobako
   ツイッター https://twitter.com/kisetunokobako
   =========================================================== 
   
    こんにちは。
   
    先日、静岡では火事の現場で、消防士と警察官が殉職されました。   
   
    大雨の被害は大きいし、コロナは続いていきます。
   
    人間は、自然と闘うだけで精一杯です。
   
    人と人が戦う余裕なんて、ありません。
   
    先週、読者の方からいただいたメールを読んでいて思い出したこ
   とがあります。
   
          (^-^) 再現ドラマ
   
    教室で子どもたちが喧嘩をするのはよくあることで、それ自体は
   悪いことではありません。
   
    上手に解決できれば、喧嘩も子どもたちの栄養になります。
   
    厄介なのは、喧嘩の原因などの真実がどこにあるかを探ることで
   す。
   
    どうしたのか、と尋ねると、子どもたちは、それぞれに自分の正
   義を訴えてきます。
   
    それをそのまま鵜呑みにすると、どちらも正しくて、喧嘩の原因
   さえもわからなくなります。
   
    以前は、子どもたちの訴えから、真偽を紐解いて裁定を下す方法
   が良いと思っていましたが、子どもの訴えにまんまと騙された(^-^)
   ことがあります。
   
    子どもも騙すつもりはないのですが、自分を守ろうとするうちに
   フィクションが紛れ込んでいくのです。
   
    それで、ある時から、子どもの主張を聴くのはやめて、「再現ド
   ラマ」方式に変えました。
   
    一切の「主張」は排除して、起こった通りに行動と台詞を再現さ
   せるのです。
   
    これは、とても効果がありました。
   
    再現していくうちに、「これ、僕が悪いよね」と言った子がいま
   す。
   
    目撃者が多い時は、みんなでやっているうちに、再現ドラマ自体
   が楽しくなって、喧嘩したことなどどうでもよくなってしまうとい
   うこともありました。
   
    すべての場合に当てはまるわけではありませんが、一度試してみ
   ませんか。
   
    親や先生が、自分の「裁定」に後悔することも少なくなると思い
   ます。
      
   ご意見、感想は、電子メールでお寄せ下さい。
   
   メールアドレス  kojimasuda@tokai.or.jp
   
   「よかった」と書いていただけるだけで、うれしいです。
   
   無記名、匿名でかまいません。
   
   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   
   言える話もありますよね。                ☆★

 『速効よい子』へ戻る   ホームページ『季節の小箱』へ戻る