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         ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
       真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
          子どもをよい子にする方法。
      
      vol.742     2020/7/24  発行部数 967
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    『速効よい子〜
    10歳までにしたいこと、10歳からでもできること〜』
   
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    こんにちは。
   
    例年なら、夏休みを間近にして、子ども達がウキウキしている時
   期ですね。
   
    梅雨明けまで、あと少し、今年は、もう一押し、背中に優しい手
   をそえてやってください。
   
        (^-^) 心の近視、眼鏡を替える
   
    基本的に、10歳までは、毎日が楽しいです。
   
    日々、子どもなりに悩みはありますが、目の前に、少しでも集中
   できることがあれば、他のことは忘れられます。
   
    10歳までは、何かをすることで自分がどんどん変わり、その楽
   しさは、悩みを上回るからです。
   
    ところが、10歳を越えると、少しの集中では、自分の進歩を感
   じられなくなります。
   
    そうなると、進歩の喜びよりも、揺れる心の不安の方が上回る時
   間も出てきます。
   
    これが、イライラする思春期です。
   
    また、学校生活では、受験というモンスターの姿が見え始めます。
   
    勉強そのものが楽しくて仕方がない子はよいのですが、そうでな
   い子は、「このモンスターを倒さなければ、扉を開けて外(未来)に
   出られない」ような気がしてきます。
   
    心の近視が始まって、受験が人生のすべてのように感じられ、も
   っと先の自分の将来に目の焦点が合わなくなってきます。
   
    さらに心の近視が進むと、子どもは、未来を見ない無気力な人間
   になるか、小さな部屋の中で暴れる人間になっていきます。
   
    以前から、顕微鏡と望遠鏡の両方を持って子育てをしてほしいと
   言ってきました。
   
    これは、「子どもへの眼差し」の話でしたが、心の近視が始まっ
   た子には、親の持っている望遠鏡を覗かせてやることも重要です。
   
    受験は、倒さなければならないモンスターではなく、楽しい未来
   へのドアを通るための幸運のチケットである。
   
    今日やっている宿題は、未来を切り開いて自分の好きな場所に行
   くためのアイテムである。
   
    こうしたことがわかってくると、勉強や周りの人への態度が変わ
   ってくる場合があります。
   
    11歳から14歳までの間は、時として、心の近視を矯正して、
   少し遠くを見られるようにしてやることが必要です。
   
    お父さんか、お母さんか、わかりませんが、望遠鏡を持っている
   人が、その望遠鏡を覗かせてやってください。
   
    とは言うものの、「今、勉強を頑張れば、良い未来が待っている」
   と言うだけで、子どもの近視が矯正されることは稀です。
   
    人の未来を予見することは、誰でも難しいものですから、いくら
   親といえども、子どもに確実な未来を語ることはできないからです。
   
    自信のない親の言動は、10歳を越えると見透かされます。
   
    そこで、一番いいのは、お父さん、お母さんが実際に体験したこ
   とを話すことです。
   
    親の体験に耳を傾けてくれる子なら、すぐに心の近視は強制され
   ます。
   
    それが難しければ、お父さん、お母さんのお友達の力を借りてく
   ださい。
   
    10歳を越えると、親の話を正面から聞けなくなることも増えま
   すが、同時に、他人の話は姿勢を正して聞けるようになります。
   
    内と外を意識できるようになるからです。
   
    とにかく、お子さんが心の近視になっているのを見つけたら、ちょ
   っと心の眼鏡をかけ替えてやり、11歳から14歳の揺れる心を、
   躍動というバイブレーションに変える手伝いをしてやってください。
   
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