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         ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
       真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
          子どもをよい子にする方法。
      
      vol.746     2020/12/25  発行部数 948
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    『速効よい子〜
    10歳までにしたいこと、10歳からでもできること〜』
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    こんにちは。
   
    大雪のニュースを見て、大変だなあと思いますが、雪の降らない
   町で生まれ育ったので、きっと、本当の大変さは、ほんの少しもわ
   かっていないのだと思います。
   
    自分が経験したことのないことで、相手の気持ちを理解するのは
   難しいことだとわかっていますが、理解できるよう努力することは、
   続けたいと思います。
   
        (^-^) 思いやりの言葉が力を伸ばす
   
    イナゴをアナゴと思い込んでも、子どもに責任はありません。
   
    知らなかったのですから、仕方のないことです。
   
    どんなに素晴らしいプログラムで学習しても、10歳までの脳の
   思考ベースを作る材料は、生活の言葉です。
   
    親と生活している限り、生活の言葉の中心にあるのは、親の使っ
   ている言葉です。
   
    子どもの脳は、親の言葉を材料にして作られているのです。
   
    などと言うと、子育てに真面目なお父さん、お母さんほど、困っ
   てしまうでしょう。
   
    毎日、おしゃべりに気をつけなくては、などとあせったりしてし
   まうかもれません。
   
    でも、そんな心配は、逆に子どもの力を止めてしまいます。
   
    親がのびのびと自分の生活を楽しんでいることが、子どもを伸ば
   す一番の方法だからです。
   
    それでも、言葉について、少し気にしたくなったら、一つだけ、
   こんなことを試してください。
   
    それは、相手を思いやる言葉を使うよう心掛けることです。
   
    相手を思いやるには、自分の立場と同時に、相手の立場も考える
   必要があります。
   
    自分の視点から考えたり、相手の視点に立ったり、また、全体を
   俯瞰したりという「広い視野」が必要だということです。
   
    この広い視野を持つことが、子どもの力を伸ばすことになります。
   
    視野が広ければ広いほど、いろいろな考え方を知り、その中から
   最良のもの選んだり、新たな考えを創り出したりする能力を持つこ
   とができるからです。
   
    広い視野を持つことが能力を伸ばすことになる、という事を、子
   どもに説明する方法は色々あります。
   
    例えば、サッカーで言うと、どんなにボールコントロールの練習
   を一人で行っても、ドリブルで相手を抜く力は身に付きません。
   
    ドリブルで相手を抜き去るには、相手の動きを読む力が必要だか
   らです。
   
    相手の動きを読めるようになったということは、視野が広がった
   と言えます。
   
    さらに、ピッチ全体を俯瞰できるくらいの視野の広さがあれば、
   有効なドリブルができるようになります。
   
    優しい人に育って欲しいと願うお父さん、お母さんは、多いと思
   います。
   
    そう思うお父さん、お母さんは、いつでも、思いやりのある言葉
   を使うよう、意識していると思います。

    そんな家庭で育った子は、自然に広い視野を持てる人間に育って
   いるでしょう。
   
    優しい人になるための言葉は、能力を上げる言葉でもあるのです。
   
    AさんとBさんが、七夕飾りの短冊に、願い事を書いていました。
   
    「お金が欲しい」と書いたAさんが、Bさんの短冊を見て、自分
   が恥ずかしくなったと言っていました。
   
    Bさんの短冊には「世界が平和でありますように」と書いてあっ
   たからです。
   
    「世界平和」を書いたBさんの視野はもちろん広いと言えますが、
   それを見て、少し恥ずかしくなったAさんも、視野が広い人に育っ
   ているのだと思います。
      
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