「しなくちゃ」じゃ、できないかも
読者の方からのお便り**********
今週のよい子に書かれていた、先生を褒めちぎるという、お話がとても好きです。
私なりにいろいろ考えて少しでも学校が楽しいところだと、子供が感じられるような話を沢山しています。
その中で、担任の先生のことも褒めちぎって、お母さんは先生のことが大好きだということを、子供が感じられるようにしています。
また、友達のこともいっぱい褒めて、自分がいい先生やいい仲間に囲まれている幸せに気付いてくれることを願っているからです。
自分は、とってもマイナス思考な人間ですが子供には、前向きにプラス思考で生きて欲しいと勝手なことを思ってしまいます。
まず、自分が変わらなくては駄目ですよね。
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差し上げたお返事**********************
子供は親の鏡です。
だから、親とはまったく違う人にはなりません。
子供のために親が変わらなくちゃって思うと、ぜったいうまくいかないと思います。
こんなふうに自分が変わったら楽しいなって、親自身が自分のことを考えるなら、うまくいくと思います。
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再度いただいたお便り******************
そうですよね!子供のために変わろうと思うのは、どこかで無理がでてきますよね。
それに、子供にも負担をかけることにもなりそうです。
温かい人達に囲まれてお仕事をさせてもらえる幸せを毎日、感謝しています。
無理に自分を変えるのでは無く、今の私を子供に見てもらおうと思います。
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このお母さんは、自分をマイナス思考だとおっしゃっていますが、けしてそんなことはありません。
お子さんを愛しているお母さんは、マイナス思考にはなりません。
子どもを本気で守るために、どんなこともできてしまうからです。
子どものことを思い、がんばっているお母さんは、みんなプラス思考だといえます。
「しなくちゃ」って思った時は、それができなかった時に、心のどこかで、それを誰かのせいにしてしまうかもしれません。
「したい」と思ったことをすると、自分でどんどんエネルギーがわいてくるし、もし、うまくできない部分があっても、全部自分の責任だと思えます。
がんばってきた人生です。
全部お子さんに見せてください。そして、自分が変わることを楽しみましょう。